無料のキャンプ場には、有料のキャンプ場にはない魅力があります。
チェックインやチェックアウトの時間を気にしなくてよかったり、自由にサイト設営ができたりと、心ゆくまでキャンプを楽しむことができます。
しかし、無料のキャンプ場は自ら宣伝をしないため、なかなか見つけにくいです。
そこで、私が実際に行った無料キャンプ場を少しずつ追加して行きます!
もしお時間あれば、無料キャンプ場の魅力はこちらで語っていますので読んでみてください。
リンク : 無料キャンプ場の魅力を語ろうと思う
関東の無料キャンプ場を紹介
実際に筆者が行った無料キャンプ場をご紹介します。
私は東京都内に住んでいるので、そこから車で行ける圏内のキャンプ場を紹介していきます。
ここで紹介するのは、東京近郊から簡単に行ける、「関東甲信越の無料キャンプ場」です。
自宅は埼玉県寄りの東京にあるので、どちらかと言うと千葉県方面よりも埼玉県方面の無料キャンプ場が多いと思います。
無料キャンプ場は予約不要な場合が多く、手軽に行けるのが魅力です。
また、かかるのは交通費くらいのもので、旅行に行くのと比較すると圧倒的にコスパが良いです。
もちろん加えて食事代もかかってきますが、食事代は家にいてもかかってきます。
キャンプの方が贅沢したくなりますが、それは微々たるものです。
不確定要素があって先の予定が立てられない時や、夕方からしか行けないような場合は、無料キャンプ場を検討してみてはいかがでしょうか。
東京近郊の無料キャンプ場一覧!
それでは早速、私が行った無料キャンプ場をご紹介していきます。
行ったけど記事を書けてないところ、近々行く予定のところ等もどんどん追記して行きますので、ご参考にしてください。
なお、貸切のイベントが行われたり、キャンプ場が閉鎖される可能性もありますので、行く前に公式HP等で確認してから行くようにしてください。
長野県 : 千代田湖キャンプ場
長野県にある、綺麗な湖が特徴のキャンプ場です。
湖のほとりにテントを張ることができます。
「静寂」という言葉が似合う静かな湖畔のキャンプ場で、ゆっくりとした時間を過ごせます。
コンビニまではかなり距離があるので、食べ物等はある程度買っていく必要があります。
リンク : 【無料キャンプ場】湖畔が綺麗な千代田湖キャンプ場に行ってみた
※管理・有料化されました。
長野県 : 陣馬形山キャンプ場
ゆるキャン△の聖地にもなった、夜景が美しい無料キャンプ場。
サイトから夜景を見ながらキャンプを楽しめるので、人気の高いキャンプ場です。
また、サイトから少し歩くと展望台に登ることができますが、特にそこからの景色が絶景ですので、訪れた際はぜひ景色を堪能してください。
施設も綺麗で総合的に素晴らしい無料キャンプ場ですが、それ故に混雑するのが一番の欠点と言えるかもしれません。
リンク : 【無料キャンプ場】ゆるキャンの聖地にもなった陣馬形山キャンプ場の感想
※管理・有料化されました。
群馬県 : 県営赤城山キャンプ場
頭文字Dでも有名な赤城山の山頂に位置するキャンプ場。
赤城湖(大沼)の周りは有名なドライブ・ツーリングコースで、キャンプ場までのドライブも楽しめます。
天気が良ければ本当に綺麗で美しい湖が見れます。
なお、冬は氷に穴を空けてワカサギが釣れるスポットとなります。
(キャンプもできます。)
リンク : 【無料キャンプ場】群馬県にある県営赤城山キャンプ場に行ってみた
リンク : 冬の赤城湖キャンプ場(赤城大沼)でワカサギ釣りと雪中キャンプ【ブログ】
静岡県 : 野田山緑地健康公園
駿河湾が一望できる美しいキャンプ場。
展望スポットから見る夜景は本当に美しく、忘れられない景色になることでしょう。
天気が良ければ富士山も見えます。
施設も綺麗で非の打ち所がない無料キャンプ場ですが、行くまでの道幅が非常に狭いので運転技術が必要です。
特に大型の車だとかなり大変です。
リンク : 【無料キャンプ場】絶景!静岡県の野田山健康緑地公園に行った感想
※管理・有料化されました。
山梨県 : 大柳川渓流公園キャンプ場
紅葉がとても綺麗な山梨県のキャンプ場。
星空も美しいので、天気が良ければ流れ星も見えます。
少し降りるとスーパーがありますが、徒歩圏内には何もありません。
携帯の電波も一部なくなるので、少し不便を感じるかもしれません。
リンク : 【無料キャンプ場】 山梨県の大柳川渓流公園に行ってみた
山梨県 : 佐野川キャンプ場
山梨県にある「佐野川」のほとりのキャンプ場。
設備は小さな小屋のようなトイレ一つのみで、炊事場も自動販売機もありません。
施設も綺麗とは言えず、また飲み物も含めて全てを自分で準備しなければならないため、中〜上級者向けのキャンプ場と言えるでしょう。
大自然が気持ち良いキャンプ場です。
山梨県 : 白鳳荘 さわら池キャンプ場
山梨県韮崎市にある無料キャンプ場。
さわら池という綺麗な池があり、その周りにテントを張ることができます。
美しい自然の景色を楽しみたい人におすすめできるキャンプ場です。
ただし、利用者も少なく、スマホの電波も入らないので、上級者向けの無料キャンプ場と言えます。
リンク : 【無料キャンプ場】山梨県韮崎市の白鳳荘 さわら池キャンプ場の感想
埼玉県 : 神川ゆ〜ゆ〜ランド(かんなの湯裏キャンプ場)
埼玉県児玉郡にある無料キャンプ場。
温泉施設「かんなの湯」の裏にあり、無料キャンプ場でありながら温泉に入れます。
かんなの湯は岩盤浴(有料)もある大型温泉施設で、気持ち良い温泉です。
無料キャンプ場にいながら、本格的な温泉に入れるのは嬉しいですね。
なお、17:00に閉門してしまい、その後は出入りが出来なくなるので注意が必要です。
リンク : 【無料キャンプ場】かんなの湯の裏、神川ゆ〜ゆ〜ランドの様子と感想
埼玉県 : かわせみ河原キャンプ場
埼玉県にある無料キャンプ場。(環境美化料として500円かかります)
河原にテントを張ることができ、ゴミ捨て場や炊事場もあるため、バーベキュー場としても人気です。
キャンプ場から大型家電量販店やゴルフ場の光が見えてしまうので、少し都会感があります。
それでも、気軽に簡単に使えるのは魅力です。
リンク : 【無料キャンプ場】埼玉県寄居町のかわせみ河原に行ってみた感想
画像出典 : 寄居町
埼玉県 : 巾着田
巾着田は、川沿いに長くキャンプサイトが広がるキャンプ場です。
駐車料金が1日500円かかりますが、キャンプ場自体の利用料は無料です。
一泊二日だと駐車料金は1,000円になりますが、それでも格安です。
近くにコンビニもあるので、無料キャンプ場デビューに向いている初心者向け無料キャンプ場だと思います。
個人的には冬の静かな時期に、また澄んだ川を見ながらゆっくりキャンプをしたいと思っています。
リンク : 【無料キャンプ場】巾着田はバーベキューも川遊びもできる!
※宿泊キャンプはできなくなりました。
埼玉県:学校橋河原キャンプ場
都会からアクセスが良く、車を乗り入れたオートキャンプができるため、人気の高いキャンプ場、学校橋河原。
トイレや炊事場が比較的綺麗なので、女性でも安心して利用できます。
私のイメージ的な部分もありますが、他の無料キャンプ場と比べて、ソロキャンプを楽しんでいる人が多い印象です。
非常に雰囲気が良いので、ゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめのキャンプ場です。
なお、こちらも巾着田同様、環境美化料として1日500円かかります。
リンク : 【格安・無料キャンプ場】埼玉県の学校橋河原に行ってみた感想
茨城県 : 道の駅かつら ふれあい広場
茨城県の道の駅の裏にある無料キャンプ場。
那珂川という一級河川の横に位置しており、美しい川を見ながらキャンプをすることができます。
道の駅の横なのでトイレもそこそこ綺麗で、更に近くにコンビニもある便利なキャンプ場です。
アクセスも良いため、初心者にもおすすめの無料キャンプ場です。
リンク : 【無料キャンプ場】茨城県の道の駅かつら ふれあい広場の感想
福島県:舟津浜キャンプ場
福島県の猪苗代湖の周辺にあるキャンプ場です。
福島県と言うと遠いイメージがありますが、東京からでも十分一泊二日のキャンプができる距離です。
猪苗代湖にあるキャンプ場ですが、テントを張る場所は湖畔ではなく、その手前にあります。
しかしサイトから猪苗代湖が見える距離なので、猪苗代湖を見ながらキャンプをしたい人におすすめです。
無料キャンプ場なのにゴミ箱があったのが印象的でした。
比較的初心者でも使いやすいキャンプ場と言えるでしょう。
リンク : 【無料キャンプ場】福島県にある船津浜キャンプ場の感想!猪苗代湖を一望
福島県:秋山浜キャンプ場
秋山浜キャンプ場も舟津浜キャンプ場と同様、猪苗代湖のほとりにあります。
秋山浜キャンプ場は舟津浜キャンプ場と異なり、湖岸の砂浜から繋がった林間サイトになっているため、幻想的な雰囲気に包まれます。
湖との一体感を楽しみたい方は、秋山浜キャンプ場の方がおすすめです。
ただし、秋山浜は湖水浴場にもなっているため、湖ギリギリに設営でなるような場所ではありませんのでご注意ください。
なお、秋山浜キャンプ場にもゴミ箱が設置されていました。
猪苗代湖周辺の無料キャンプ場はアクセスもよく使いやすいので、初心者の方でも安心です。
リンク : 【無料キャンプ場】福島県の秋山浜キャンプ場に行ってみた感想
無料キャンプ場を使用する心構え
無料キャンプ場には明確な「ルール」がありません。
当然、法律や条例というルールはあるので、それを守らないのは無料・有料以前の問題です。
ここで言うルールとは、消灯時間や音楽スピーカー等、有料キャンプ場ならルール化されているようなものに関してです。
しかし、明確なルールがないからこそ、一人一人がお互いを思いやる気持ちが必要です。
それは普段の日常生活におけるちょっとした気配りと何ら変わりません。
無料キャンプ場を利用する人が皆、他人を思いやることで、キャンプという趣味そのものの価値が向上すると思います。
そしてもう1つ、キャンプをするときは自然に感謝し、自然を大切にしてください。
それは無料であっても有料であっても変わらないのですが、無料のキャンプ場を利用する場合はゴミ捨て場がないことがほとんどです。
その場に捨てて行くことだけは絶対にやめましょう。
無料キャンプ場を利用する時はゴミ袋を持参し、ゴミは綺麗に持ち帰るようにしてください。
明確なルールがないからこそ、ひとりひとりが思いやりの気持ちを持って利用したいですね。