グランドシートはテントを立ててしまえば、ペグダウンしなくてもズレることはほとんどありません。
しかし、固定しないと設営時に動いてしまうので、位置がズレてしまい、修正が面倒な場合もあります。
しかし、テント設営前にグランドシートだけをわざわざペグダウンするのも、同じくらい面倒です。
(手間に対して恩恵が少なすぎます。)
どっちを取るかの問題なので、グランドシートを固定せずに進めてしまう人も多いでしょう。
グランドシートをペグダウンするのは面倒
グランドシートの四隅にペグを打つだけなのですが、実際やらなくてもなんとかなります。
グランドシートの上にテントを張っているので、風が吹いたくらいでは飛ぶことはありません。
(テントの形状にもよりますが)
悪意ある誰かが意図的にグランドシートを引き抜けば取れますが、そこまでやられたらペグを打っていても同じな気がします。
そのため、グランドシートを固定したら便利なことは分かっているものの、恩恵が小さいのでやらない人も多いでしょう。
かくいう私も、これまでグランドシートを固定せずに使っていることは多々ありました。
何だかんだで4箇所ペグダウンして、撤収時に抜いて、拭いて・・・というのは面倒です。
やってもやらなくても大差ないなら、やらない方に転びたくなるのが人間というものです。
テントと一緒に固定する選択肢もあるが・・・
グランドシートを固定する方法として、テントと一緒にペグダウンしてしまうという方法もあります。
こうすれば、どうせテントはペグダウンするので、手間は変わらずにグランドシートを固定することができます。
しかし、これは引っこ抜かれたり、風で飛んでいったりしないようにするための固定です。
最も固定したいシーンである、設営時と撤収時については、既にペグを抜いてしまっています。
実質的にグランドシートだけが飛んでいくようなことはほぼないので、テントと一緒にペグダウンするというのはあまり意味のあることではありません。
やらないよりはやった方がマシかもしれませんが、これをやったとしてももう一工夫欲しいところです。
個別に固定してとくと設営・撤収が楽
設営・撤収時にグランドシートが固定してあると、次のようなメリットがあります。
大した恩恵があるわけではありませんが、少しだけ便利になるイメージでしょうか。
- 設営時にグランドシートが飛んでいったり、テントとの間でズレることがない
- グランドシートがズレないので、設営位置を決めやすく、サイト全体の構図を把握しやすい
- 撤収時に荷物置きにできる(風でめくれたり、飛んでいくことがない)
グランドシートを固定せずに設営しておけば、テントを設営している間に風で飛んでいくということがありません。
折角グランドシートの位置を決めても、風で少しずつズレて行くことはよくあります。
また、テント設営時に自分の足でグランドシートを蹴ってしまい、よれたりめくれたりすることもあります。
グランドシートを固定しておけばそう言ったことが起こらないので、スムーズに設営できます。
また、グランドシートは撤収時には荷物置き場としても重宝します。
テントを畳んでしまうと、それまで中に入っていた荷物の置き場所に困るので、グランドシートの上にとりあえず置いておき、最後に撤収することもあるでしょう。
しかし、グランドシートを固定していないと風でめくて、荷物に土がついたりということも良くあります。
グランドシートはペグダウンしなくても何とかなりますが、少し固定しておくだけでも便利になることがあります。
100均で売っている杭を活用
しかし、グランドシートを固定しておくと便利と言っても、ペグダウンするのは手間です。
その手間と比較しても、固定する価値があるのか?というのが争点になります。
そこで便利なのが、100円均一等で売っているレジャーシート用の杭です。
この杭はピクニック等をする際に、風などでシートがめくれないようにするためのものです。
まさにグランドシートを固定する目的と一致します。
この程度の杭であればハンマーを使うまでもなく、手で直接ブスブスと刺していけます。
もちろん、地面に刺さる部分も小さいので、抜く時も簡単です。
ただ、力はそれほど入らないので、硬い地面には刺さりません。
硬い地面にペグハンマーなしで打ち込むのは難しいので、その時は大人しく長いペグを打ち込むか、グランドシートの固定を諦めるかになります。
個人的には、この杭で刺さらないような地面ならペグダウンも大変なので、諦めてしまった方が楽なような気がします。
ちなみにこういうプラスチック製のものも多く売っています。
鉄製の方が頑丈で良いですが、いずれにせよネット通販は送料がかかるので、100均で探すのが良いと思います。
スポンサーリンク短い杭が活躍するシーンは意外とある
グランドシートを固定するだけでなく、短い杭が活躍するシーンは意外とあります。
私はコールマンのレジャーシートを持っていますが、ちょっとした時に広げたり、荷物置き場を作ったりします。
これもグランドシートと同じで、風等でめくれてしまうのは不便です。
いちいちペグを打ち込むのは面倒ですが、そんな時もちょっと留められる杭があると便利です。
また、小川が流れているようなキャンプ場では、ビニール袋にお酒を入れて川で冷やしたりもします。
そんな時もこの杭でブスッと留めておくことができます。
もちろん、川の流れが強い場合は長いペグを使う等、臨機応変に対応を行い、流さてしまわないようにしましょう。
感想、まとめ。ペグケースがあるならとりあえず入れておくと便利
レジャーシート用の杭はあってもなくても良いですが、とりあえず持っておくとたまに使う時がきます。
100円しかしないものなので、「あまり使えないな」と思っても、諦めがつくでしょう。
短い杭だけあって嵩張らないので、ペグケースに入れておいても邪魔になりません。
キャンプに使えるものが意外と多い100均グッズですが、グランドシートの時に使うので、その中でも活躍の機会が多いグッズだと思います。
夏にしか売っていないグッズなので、100均に行った際は是非探してみてはいかがでしょうか。
なお、小さいとは言え尖ったものなので、雑な扱いをして怪我をしないように注意してください。
子供が使う際も要注意です。