炎が七色に輝く、美しい石油ストーブ、トヨトミのレインボーストーブを購入しまきた。
対流型ストーブと言われるタイプのもので、部屋全体を暖めてくれるストーブです。
気温が下がる秋・冬キャンプで活躍してくれます。
レインボーストーブのスペック
レインボーストーブは灯油を燃料としたストーブで、スペックは次のとおりです。
- 暖房出力: 2.50kW~1.25kW
- サイズ(高さ×幅×奥行き(mm)): 485X388X388
- 質量: 約6.4kg
- その他 : 単二電池二本使用。
暖房出力は2.5kwなので、薪ストーブのような高火力は出ません。
着火には単二電池二本を使用しますが、なくてもマッチやチャッカマンで着火することができます。
電池切れの際等には非常にありがたいですね。
また、レインボーストーブは対流型ストーブと言われ、暖かい空気を上に送ることで部屋全体を暖めるタイプのストーブです。
そのため、部屋全体は非常に暖かくなりますが、逆に手元や足元はそれほど暖かくなりませんので、局所的に暖まりたい場合はガスストーブ等を用意すると良いでしょう。
(簡易的な扇風機等で風を循環させると、暖房効率を上げることができます。)
炎がガラスに映り、美しい七色に見える
レインボーストーブの最大の特徴は、炎が七色に美しく見えることです。
これは実際に炎が七色に燃えているわけではありません。
実際は炎の色はオレンジですが、ガラスに映ることで七色に見えます。
ガラスに映った炎が本当に美しく、何時間でも見ていられます。
焚き火とはまた違った美しさがあり、この美しさが人気の一つになっています。
なお、ガラス筒に映ることで七色に見えるため、美しくみるためには角度が重要です。
低い位置から見るとより美しく見えるので、レインボーストーブの美しさを最大限満喫するためには、なるべくロースタイルでギアを揃えると良いでしょう。
スポンサーリンク最大火力での連続燃焼時間はなんと20時間!
レインボーストーブの魅力は美しさだけではありません。
(石油ストーブ全般に言えることでもありますが、)レインボーストーブの利点には、非常に燃費が良いことも挙げられます。
灯油のタンク容量は4.9リットルですが、その連続燃焼時間は20時間〜40時間とされており、最大火力で使い続けても一回のキャンプで使い切るのは困難です。
たった4.9リットルの灯油で20時間の燃焼はかなり燃費が良いと言えるでしょう。
二泊三日以上でキャンプをする場合でも、10リットル程度の携行缶があれば十分です。
また、レインボーストーブは家で普通にストーブとしても日常利用できます。
日々自宅で使っている場合は、キャンプに行く前に灯油を満タンにしておくのも簡単だと思います。
スノーピークとトヨトミのレインボーストーブとの違い
キャンプで使うレインボーストーブというとスノーピークのレインボーストーブ が思い浮かぶかもしれません。
スノーピークのレインボーストーブはスノーピークの名に恥じないとてもお洒落なデザインです。
トヨトミのレインボーストーブは元々アウトドアで使用する目的で作られていませんが、そのシンプルさが良いという意見もあります。
二つのレインボーストーブの違いは、他にはほとんどありません。
スノーピークのレインボーストーブはトヨトミが中身を生産(OEM供給)しているので、スペックは同じです。
デザインの違いは大きいですが、値段の差も大きいです。
トヨトミのレインボーストーブは約2万円なのに対し、スノーピークの限定モデルのレインボーストーブは4万円以上します。
(スノーピークのものでも、通常モデルであれば、3万円程度ですね。)
スノーピークブランド且つ限定モデルということで、少し割高になっています。
ただ、限定モデルには単体で約1万円する、レインボーストーブ用のケースがついてきます。
トヨトミはストーブメーカーなので、持ち運びを想定したギアは販売されていません。
そのため、スノーピークのレインボーストーブ用ケースだけ買ったとすると、トヨトミのレインボーストーブは合計で3万円程度となります。
つまり、価格差は約1万円です。
どちらを選ぶかはその人の経済力やこだわりによるため、何とも言えない部分はありますが、個人的には、スノーピークブランドで固めている人等、こだわりを持っている人以外は、トヨトミのレインボーストーブの方がおすすめです。
とは言え、スノーピークのレインボーストーブを持っている人を見ると「おっ!」と思うのは事実です。
高い買い物なので、ここにきて1万円をケチっても仕方ない!という考え方もあるかと思います。
スノピのレインボーストーブのプレミア感・存在感は圧倒的で、羨望の的だと思いますので、デザインが気に入った方はぜひスノーピークのレインボーストーブを選んでみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンクまとめ。美しさと暖かさを兼ね備えたハイスペックストーブ!
レインボーストーブはガラス面に映る美しい炎と、ストーブとしての暖かさを兼ね備えた商品です。
レインボーストーブの炎は本当に美しく、何時間見ていても飽きません。
暖かさは薪ストーブと比べると若干弱いですが、対流型ストーブで部屋全体を暖めるため、テントやタープの中であれば十分に暖かく、真冬でも活躍してくれます。
薪ストーブと比べてコスパも良く、見た目も美しいため、役割を分けて使用することもできます。
ただし、灯油を燃焼していますので、一酸化炭素中毒に注意の上、必ず換気をし、密閉空間では使用しないようにしましょう。
追記 : 赤ワインを温めていたら、手が滑ってこぼしてしまいました。
ガラスが汚れた時の掃除について書きましたので、ご参考にしてください。
リンク : レインボーストーブのガラスが食べ物・飲み物で汚れた時の落とし方
追記②:
レインボーストーブの暖房効率を最大限に高める、サーキュレーターについての記事を書きましたので、こちらもご参考にしてください。