みなさん、キャンプ道具の修理はどうされていますか?
キャンプ道具は大切に、丁寧に扱わなければなりません。
安かろうが高かろうが、道具を粗末に扱うのは、キャンパーの風上にも置けません。
しかし、丁寧に扱うことに気を取られ過ぎて、本来の機能を発揮できないのは問題があります。
キャンプ道具は外で使うものなので、ある程度汚れたり壊れたりするのは仕方ありません。
そんな時、諦めて捨てるのではなく、修理に出せるのを知っていましたか?
ワイルドワン(WILD-1)ではキャンプ道具の修理が頼める!
キャンプ道具を中心に、釣り道具や登山用品も取り扱う総合アウトドアショップ、ワイルドワン(wild-1)。
私もよくお世話になっていますが、実はワイルドワンではキャンプ道具の修理を受け付けています。
画像出典 : wild-1
キャンプ道具を修理に出すときはお店のレジカウンター(店内に作業場がある場合はそこ)に行き、修理を頼みたい旨を伝えます。
オンラインでも出来るようですが、修理が必要か、どれくらいコストがかかるか等を教えてくれるので、店頭に行って話を聞きながら検討することをおすすめします。
小さいものであればそのまま持って行き、テント等の大型のものであれば、車に積んだ状態でまずは口頭で伝えるのが良いでしょう。
なお、店内にはアルバイトや正社員が入り混じっているので、ワイルドワンの店員と言えど、全員が全員キャンプに詳しいわけではありません。
しかし、店内には必ずキャンプに精通した人がいるので、誰に声をかけても、修理であれば大抵その人に繋いでくれます。
お客さんが持ってくるキャンプ道具は取り扱いのある商品かどうかも分かりませんし、メーカー修理に出せるかどうかも分からないから、ベテランさんじゃないと判断できないからですね。
いきつけの店舗であれば見慣れた店員さんがいるかもしれないので、その人に声をかけるのも良いでしょう。
基本的にはメーカー修理に出すことになる
ワイルドワンに修理に出すと言っても、その場で直してくれるわけではありません。
基本的にはメーカー修理に出すことになります。
画像出典 : coleman
そのため、自分でメーカー修理に出せるのであれば、自分で出してしまった方が早いというのは事実です。
しかし、手続きが分からなかったり、そもそもメーカー修理を受け付けてくれるのかも分からない場合は、まずはワイルドワンに持って行くのも良いでしょう。
精通した店員が、これはメーカー修理に出せるかどうか、相場的にどれくらいかかるか等を加味し、アドバイスをしてくれます。
修理代があまりに高いのであれば、別のものに買い替えるということもできます。
スポンサーリンクメーカー修理以外のものは、原則は出せない
メーカー修理に出せないようなもの(メーカーが受け付けていないもの)については、原則修理に出すことはできません。
店内には大きな作業場があるわけではないので、その場で直すのが難しいからです。
しかし、大きな作業場はありませんが、小さな作業スペースと、簡単な修理道具は一通り備えられています。
そこで直せるようなものであれば、店員がサービスで直してくれる場合もあります。
とは言え、修理を専門にした技術者が常駐しているわけではなく、あくまでいるのは店舗の従業員です。
商品の陳列もすれば、レジ打ちもする人になりますが、その人が自分の知識や技術で直せるかどうか、ということになります。
これはあくまでサービスでやってくれるため、どこでも必ずやってくれるわけではありません。
基本的にはメーカー修理に出すのが流れなので、メーカー修理に出せるかどうか、平均相場的にいくらくらいかかるか、と言ったことを教えてもらいに行く感覚が良いでしょう。
実際に修理に出してみた
私が「ワイルドワンでキャンプ道具の修理ができる」と知ったのは、店内でポスターを見たときです。
「壊れたキャンプ道具、ご相談ください!」といった旨の掲示がしてありました。
そのため、メーカー修理ができるかどうかは特に考えないまま、とりあえず道具を持って行って相談してみることにしました。
蓋が閉まらなくなったファイヤープレイスケトル
私が持ち込んだのは、コールマンのファイアープレイスケトル。
熱の影響か、何らかの衝撃が加わったか、蓋が閉まらなくなってしまいました。
恐らく、写真右端の接続部が歪んでしまったので、この部分を直すしかありません。
「メーカー修理が原則」という事実を知らずに持って行ったので、接続部のパーツを取り寄せて、溶接するのか?とか、あまり高くかかるようなら買い替えるか、とか考えていました。
メーカー修理に出せるものではなかったが、直してくれた
持ち込んでみて店員からの一言目。
「あー、これはメーカー修理に出せるものではないですね。」
なるほど、よくよく考えれば作業場があるようにも見えないし、店内のポスターは「内容を聞いてメーカー修理に出すのを手伝ってくれる」という意味だったんですね。
なるほど、分かりました、と帰ろうとすると、店員さんから
「でも、多分これくらいなら直せると思いますよ。
ただ、もしかしたら接続部が壊れてしまうかもしれませんが、その点保証できませんがよろしいですか?」
と。
買い替えも検討していたくらいなので、壊れたら壊れたで構いません。
もし接合部が壊れて本体と蓋が取れてしまうのであれば、ユニフレームのケトルのように本体と蓋を別々に使うまでです。
ぜひお願いします、と回答したところ
「では、番号札をお持ちになって店内でお待ちください。」
との案内を受けたので、一先ず店内をウロウロとすることにしました。
店内で約20分前後待った後、呼び出されました。
ワイルドワンで商品を見るのは楽しいので、時間が過ぎるのはあっという間です。
しかし、20分もあれば下手したらケトルを新しく買うより高いお金を使ってしまいそうになるので、ここでは自分との戦いが発生します。笑
お値段なんと・・・無料!
20分後、渡したファイアープレイスケトルが返ってきました。
おお〜!真っ直ぐになってる。
加熱して伸ばしたのかは不明ですが、とにかく真っ直ぐになっています。
とりあえず気になるのはお値段です。
はじめに見積もりもなければ何も聞いてなかったので、恐る恐る聞いてみました。
「すみません、工賃はいくらになりますか?」
「無料で結構ですよ。」
なんと・・・。
おそらくメーカー修理に出せない時点で修理プランはないのですが、店員さんが自分の知識と店内の道具で直せると判断してやってくれたのだと思います。
このサービスの良さもワイルドワンの魅力ですね。
またお金を落としに行こうと思います。笑
スポンサーリンクまとめ。キャンプ道具の修理はまずはワイルドワンに相談してみよう!
ワイルドワンでキャンプ道具を修理した話を書きましたが、おそらく私のはレアケースです。
原則はメーカー修理に出してくれるサービスになります。
しかし、メーカー修理もなかなかやる機会はないので、「これって本当に直せるの?」とか、「大体いくらくらいかかるの?」とか、そう言った一般的な相場感がありません。
それを聞くという目的だけでも、まずはワイルドワンに相談してみる価値はあると思います。
キャンプ道具は平均相場的に値段が高く、そう簡単に買い替えるわけにもいきません。
また、使えば使うほど愛着も湧き、手放し難くなることでしょう。
新しいギアもどんどん欲しくなる沼ですが、修理に出して長く使うことも検討してみてください。