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レインボーストーブが寒い!冬キャンプをする時の注意点とコツ

私の冬キャンプは、レインボーストーブで暖を取って過ごしています。

幻想的で明るい美しい光が魅力で、焚き火の炎とはまた違った美しさがあります。

レインボーストーブの様子

しかしブログやSNSなどを見ていると、レインボーストーブは綺麗だけど暖かくない、という声がチラホラ聞こえます。

確かにレインボーストーブの出力は他の暖房器具と比較して低いですが、超がつくほど極寒の場合や、かなりの大型テントじゃない場合は十分です。

しかしレインボーストーブは、そのまま置くだけでは寒いと言うのも事実です。

そこで、私がレインボーストーブで冬キャンプを越している、実際の使い方をご紹介します。

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七色の光が美しいレインボーストーブ

レインボーストーブの最大の魅力と言えば、美しく輝く炎です。

炎自体の色は灯油を燃やしているだけなので、通常通りの赤色の炎です。

それを特殊加工したガラスに映すことで、綺麗な七色に光り輝くのです。

レインボーストーブと富士山

美しさもありますが、明るさもあるので、夜はレインボーストーブの光だけで過ごすのも良い雰囲気です。

全てのランタンを消して、レインボーストーブの光だけにした時の、何とも言えない美しさは他のストーブではなかなか表現できないと思います。

キャンプメーカーのスノーピーク(snowpeak)のお墨付き

レインボーストーブはトヨトミの他、キャンプメーカーのスノーピークからも発売されています。

レインボーストーブ自体はトヨトミが製造していますが、スノーピークはOEM供給を受けてオリジナルデザインに加工しています。

スノーピーク製のレインボーストーブの方がお洒落ですが、その分値段も高いです。

中身は同じなので、どちらが魅力的かは人それぞれだと思います。

リンク : スノーピークと中身は同じ!トヨトミのレインボーストーブで冬キャンプ

しかし一つ言えることは、レインボーストーブはキャンプに使える暖房器具であるということを、スノーピークの製品担当者は判断したということです。

キャンプに使えないようなものであれば、品質重視のスノーピークが導入を決定するはずがありません。

暖房出力:2.50~1.25kw

薪ストーブの炎

しかし薪ストーブ等と比較して、レインボーストーブは暖房出力が低いというのも事実です。

暖かさだけなら薪ストーブの方が上回ります。

レインボーストーブの暖房出力は、2.50~1.25kwとされています。

キャンプで使う場合はほぼ最大出力で使うことになると思いますので、常に2.5kwを出力していることになります。

2.5kwと言われてもあまり感覚的にピンと来ないかもしれませんが、レインボーストーブで暖められる広さは次の通りになります。

コンクリートで10畳、木造で6畳程度

最大出力である2.50kwを、日本ガス石油機器工業会の情報に照らし合わせると、およそ次のとおりとされています。

  • 寒冷地の木造建築:6畳(2.4kw)
  • 寒冷地のコンクリート建築:10畳(2.5kw)

当然、テントの場合はこれよりも薄いので、対応できる面積は狭くなります。

しかしこの表記は面積であって、体積ではありません

当然、暖房は空間を暖めるものなので、同じ面積でも体積が広くなければそれほど大きな出力は必要ありません。

逆に言えば、同じ面積であっても吹き抜けの天井だったりすると、空間としては広くなるのでより高い出力が必要になります。

ティピーテント(ワンポールテント)であれば体積は1/3

頂点が一点だけのティピーテント(ワンポールテント)であれば、自宅程の暖房出力は必要ありません。

同じ床面積であっても、空間的にはティピーテントの方が小さいからです。

キャンプ場②

小学校の算数の話になりますが、同じ面積、同じ高さで直方体のものと、四角錐を比較すると、空間の広さは約1/3になります。

まぁティピーと言っても底面は正方形とは限りませんが、五角錐、六角錐でも同じです。

底面積×高さ×1/3が、角錐の体積を求める公式になります。

2.5kwでは木造建築で6畳を暖められる出力なので、テントのような薄いものでは更に暖められる広さは狭くなるはずです。

しかし仮に半分程度の3畳しか暖められないとしても、温めなければいけない体積(この場合は容積か)はティピーであれば1/3です。

暖房効率は単純に掛け算していいわけではないと思いますし、私も詳しい計算方法は分かりませんが、少なくとも数値通りの出力は必要ないのはご理解いただけると思います。

なお、テントの形状によっては天井が家並みに高いものもありますので、一概に同じことが言えるわけではありません。

キャンプで使う分には十分な表記出力

では、テントって一体どれくらいの広さなのでしょうか。

ファミリーキャンプでよく使われる、一般的なドーム型テントの広さは約300cm×300cm=90,000㎠です。

畳み一畳はおよそ180cm×90cm=16,200㎠です。

つまり、

90,000㎠÷16,200≒5.5

となり、およそ5.5畳であることが分かります。

ドーム型とは言え、家の天井よりは低い場合が多いので、容積は小さくなります。

外の温度にもよりますが、これくらいのサイズであればレインボーストーブでも十分暖かいです。

(そもそもあまりドーム型テントの中でストーブを炊くことはおすすめしませんが、その話は別の機会に・・・)

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レインボーストーブは空気の循環を活用した対流型ストーブ

レインボーストーブは、対流型ストーブと言われる、空気を循環するタイプのストーブです。

簡単に言ってしまうと、自然の力だけで室内全般を暖める、ということです。

対流型ストーブの仕組み

画像出典 : 楽天市場

暖かい空気は上昇気流となりますので、レインボーストーブの熱はまっすぐ上に昇っていきます。

それが天井に当たって循環する、というのが対流型ストーブの仕組みです。

反対に反射型ストーブやファンヒーター等は、意図的に風や熱の動きを発生させ、暖かい空気を動かして使用します。

一般的なテントではベンチレーションからそのまま抜けていく

レインボーストーブは、そもそもキャンプ用品として開発されたものではありません。

室内で使用する美しいストーブとして開発されましたが、キャンプにぴったりだということで多くのキャンパーに採用され、またスノーピークからも発売されました。

しかし冬キャンプで使用する場合、テント内はベンチレーション(通気口)を開けなければいけません。

このベンチレーションは、通常高い位置にあります

低い位置ではその近くにいる人が寒いので、なるべく人の近くには欲しくないですよね。

しかし先程申し上げたとおり、対流型ストーブは空気が上昇し、天井に当たって循環することで室内を暖めます。

ところが、そこにベンチレーションが空いていると、温められた空気は循環せず、そのまま抜けていってしまうのです。

これではテント内を暖めながら、実際は外を暖めているようなもので、テント内はほとんど暖まりません。

サーキュレーターを使って、45度以上の角度で一度下に循環させる

そこで登場するのがサーキュレーターです。

サーキュレーターは室内の空気を循環させるものですが、ベンチレーションを使用せざるを得ないキャンプのシーンでは、大活躍します。

たとえファンヒーターであっても、口から出た暖かい空気は上に昇って行ってしまうので、サーキュレーターはあった方が良いです。

特にレインボーストーブの場合は、サーキュレーターなしでは一直線にベンチレーションから抜けていってしまいます

そこで、レインボーストーブの上部に斜め45度程度の角度でサーキュレーターを一つ設置し、まっすぐ上昇していく空気を下に送り込みます。

レインボーストーブのサーキュレーター

これをしないと、レインボーストーブよりも低い位置にある空間は一切温まりません。

レインボーストーブよりも高い位置にあるものも、ほぼまっすぐベンチレーションから抜けていくので、あまり暖まりません。

角度はあまり急すぎてもテント内を循環しないので、斜め45度くらいがベストと言えるでしょう。

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可能であれば最上部にもサーキュレーターを設置

レインボーストーブの近くにサーキュレーターを設置するだけでも大分暖かさが変わってきますが、この設置方法では一度上部に抜けた空気は循環しません。

そのため、もう一つ、ベンチレーションのある天井付近にサーキュレーターを設置し、空気の流れを作ります。

暖められて上に昇った空気がベンチレーションから抜ける前に、もう一度下の方に流してあげるのです。

この設置方法は私の経験則に基づくもので、緻密な計算によるものではありません。

そのため、サーキュレーターの設置位置は最適解ではないかもしれませんが、確実に言えることは、サーキュレーターを設置することでレインボーストーブは大きく性能を向上させることができます。

(と言うより、サーキュレーターがないとレインボーストーブは暖かくないです。)

感想、まとめ。レインボーストーブの暖かく美しい光で癒されよう!

私の場合、レインボーストーブはキャンプと普段使い兼用なので、家でもレインボーストーブを使用していますが、家の中でもサーキュレーターを使用しています。

家の中であれば、対流型ストーブならしっかりと循環してくれるのですが、それでもサーキュレーターはあった方が上部に熱が籠りません。

キャンプのサーキュレーター

上部にベンチレーションのあるテントやタープにおいては、サーキュレーターの有無で雲泥の差がでます。

サーキュレーターを極力複数用意し、風の循環を意識するようにしましょう。

そうすれば、余程強烈な寒さでない限りは、冬キャンプでも十分暖をとることができるでしょう。

なお、サーキュレーターの選び方についてはこちらをご参考にしてください。

リンク : 冬キャンプにおけるサーキュレーターの選び方と設置方法のコツ

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