2015年から「まんがタイムきららフォワード」で連載している「ゆるキャン△」。
キャンプを知らなくても楽しめる内容となっていますが、今回はキャンパー目線から感想を書いていきます。
私は社会人になってから時間がなくなりましたが、昔は漫画やアニメも好きだったので、両方の面で楽しんでいます。
このブログの読者はキャンプの知識がある人が多いと思うので、あとは絵柄やストーリーが好きなら楽しめると思います。
ゆるキャン△のあらすじ
2015年から「まんがタイムきららフォワード」で連載している、山梨県に住む女子高生がキャンプをする物語です。
山梨県出身の私にとっては、共通的な部分が多く、読んでいて楽しいです。(ちょっと千明の甲州弁は気になりますが。。笑)
登場人物
【各務原 なでしこ】
活発で元気いっぱいの女の子。
静岡県から山梨県に引っ越してきた初日、見にきた本栖湖でリンと出会い、キャンプにハマっていく。
作中に出てくるなでしこのキャンプ飯は本当に美味しそうです。
【志摩 リン】
どことなく不思議な雰囲気を持つソロキャンパー。
ソロキャンプ好きだが、なでしこと出会いグルキャンの魅力も徐々に理解し始める。
彼女のギアはコンパクトで魅力的です。
【犬山 あおい】
おっとりとした関西弁少女。
千明と一緒で、野外活動サークル「野クル」の初期メンバー。
千明とのコンビは相性抜群。
【大垣 千明】
楽しいことにすぐ飛びつく行動派。
キャンプやイベントは彼女の企画が多い。
何事もやってみよう!という精神は、個人的に好きです。
【斉藤 恵那】
マイペースなキャラが多い本作ですが、彼女もなかなかのマイペース。
野クルに属しておらず、あまり登場シーンが少ないですが、今後は活躍の場が増えそう。
【鳥羽先生】
(アニメでは出てこないのか、画像ありませんでした。)
キャンプ好きでお酒好きな野クルの顧問。
キャンプ場に着くやいなや、すぐに飲み始める。
毎日ビールを買いに来ることで、近所の酒屋でも話題になるほどの酒好き。
※画像出典 : TVアニメ ゆるキャン△
ざっくりとしたあらすじ
静岡県から山梨県に引っ越してきた各務原なでしこは、千円札のモデルにもなった美しい富士山を見に、本栖湖へ向かう。
そこで、ソロキャンプが好きな女子高生、志摩リンと出会い、キャンプの楽しさを知る。
(二人が出会ったのは、以前記事にもした浩庵キャンプ場です。)
キャンプに興味を持ったなでしこは、高校にある野外活動サークル、通称「野クル」の門を叩き、野クルメンバーである犬山あおい、大垣千明と出会う。
野クルメンバーの三人、リン、そしてリンの友人である斉藤恵那は、キャンプを通じてその絆を深めていく。
作者のこだわりを感じるギアの数々!
ゆるキャン△の魅力は、自らもキャンプをするという作者、あfろ氏が描くこだわりのギアたち。
有名ギアからマイナーなものまで、その種類は様々です。
リンが使っているのは、私も愛用しているエーライトのメイフライチェア、そしてジェントスのSOL-036Cです。
リンとは気が合いそうですね。笑
リンク : 【軽量・超小型】ALITE(エーライト)のメイフライチェア!
リンク : LEDランタンを機能性で選ぶならジェントス(GENTOS)がおすすめ
実際にあるギアをモデルにしてるため、自分が使っているギアや、友人が使っているギア等が多々登場します。
それもかなりこだわりを感じるラインナップで、作者がキャンプ好きであることがよく分かります。
もちろん、キャンプ場についても同様で、魅力的なキャンプ場がたくさん出てきます。
実際にあるキャンプ場をモデルにしているので、見覚えのあるキャンプ場がたくさん登場します。
スポンサーリンク登場人物は女子高生なので、初心者目線でストーリーが進む
ゆるキャン△の登場人物は女子高生なので、基本的にキャンプ初心者がほとんどです。
そのため、キャンプに詳しくない人の目線で話が進んでいきますので、とても読みやすいです。
読者・視聴者にはキャンプに興味がない人も多いと思うので、当然といえば当然ですね。
全くキャンプをしたことがない人でも、キャンプをするには何が必要で、キャンプの何が魅力なのかがよく分かる構成になっています。
個性的で魅力たっぷりなキャラクターばかりなので、どんな人でも気軽に読めます。
これをきっかけにキャンプ人口が増えて、さらに盛り上がると良いですね。
もちろん、登場人物の中にはリンや鳥羽先生のように、既にキャンプを楽しんでいる人がおり、キャンパー目線でも楽しめる内容になっていますのでご安心ください。
高校生のためお金がないので、お金を使わないでキャンプをする工夫もあり、とても勉強になります。
意外と知らないキャンプの知識をゆるく、楽しく学べる
ゆるキャン△には、キャンプに関する基礎知識やちょっとした工夫等がたくさん登場します。
初心者向けの基本情報から少しマニアックな情報まで、その内容は様々です。
中には私も知らなかったことや、今度やってみよう!と思うこともありました。
キャンプのノウハウ本や情報サイト等はたくさんありますが、漫画を楽しみながらキャンプの知識を得られるのは嬉しいですね。
漫画としてもとても面白いので、さくさく読んで行くことができます。
ただし、キャンプ場やギアが実際の名前で出てこないので、「いいキャンプ場!」と思っても、すぐに場所が分からないのが難点です。
キャンプ場やメーカーにとっても広告宣伝になるので、実名を出してもらった方がwin-winになると思うのですが、やはり実名を出すと企業の審査が入るので、自由に描けなかったりするんでしょうね。
スポンサーリンク感想。キャンプ好きな作者が描く、ゆるくて可愛いキャンプ漫画!
キャンプ歴が長いであろう作者が描く、ゆるいキャンプ漫画、ゆるキャン△。
作者が実際に見て、触ったギアが登場している(と思われる)ので、細かい動きや使い方に共感できるポイントがたくさんあります。
登場するギアやノウハウは、現役でキャンプをする人でも勉強になることがたくさんあります。
また、何と言ってもキャラクターがみんな魅力的で、漫画としても面白いです。
キャンプ好きで漫画好きであれば言うまでもないですが、最近は漫画を読まない方でも楽しめると思いますので、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。