防風用の五徳を備え、風に強いクッカー、トランギア(trangia)のストームクッカー。
液体燃料を使用するアルコールバーナーなので、寒さにも強く、活躍する場面が多いです。
ストームクッカーの詳細についてはこちらの記事でもまとめていますので、ご参考としていただけると幸いです。
リンク : 環境に左右されないトランギアのストームクッカーを使ってみた
また、ストームクッカーの魅力は何と言っても、コンパクトにまとまり、持ち運びに便利なことです。
そのため、キャンプツーリングや登山等、様々なアウトドアのシーンで活躍します。
今回は更にその機能性を向上させる、ストームクッカー用のケトルを購入しました。
そもそもストームクッカーとは?
今回ご紹介するのは、ストームクッカー用のケトルです。
そもそもストームクッカーが何かと言うと、アルコールバーナーを使用するクッカーです。
アルコール燃料は薬局でも売っていますので、誰でも簡単に手に入れることができます。
クッカーとアルコールバーナーを一つにして収納することができ、片手に収まるようなサイズの中にフライパン一つ、鍋2つが入るという高性能ギアです。
ストームクッカーは風防付きの五徳があり、更に風を取り込んで火力をあげる構造になっているため、強風下でも使用することができます。
また、ガス缶と違いアルコール燃料は寒さに強いため、寒冷地での使用に向いています。
総合的に見て、ストームクッカーは過酷な環境下でも安定して使用できるクッカーと言えます。
リンク : 環境に左右されないトランギアのストームクッカーを使ってみた
ケトル購入で更に便利に!
今回、ストームクッカーに対応したケトルを購入しました。
ケトルには0.9リットルのLサイズと、0.6リットルのSサイズがあります。
ストームクッカーのLサイズ、Sサイズと対応しますので、ご自身がお持ちのストームクッカーに合ったサイズをお選びください。
私はストームクッカーのSサイズを持っているので、ケトルもSサイズにしました。
ストームクッカーには鍋とフライパンが付いているので、それでお湯を沸かすこともできます。
しかし、鍋には蓋がないので、熱が逃げてしまいます。
寒冷地での使用を考えると、蓋があり保温性の高いケトルの方がおすすめです。
特に冬キャンプでは、暖かいスープを飲む機会が多いので、お湯を沸かす頻度が高いです。
また、鍋でお湯を沸かしても非常に注ぎにくく、あまりおすすめできません。
ケトルであれば持ち手もあり、沸いたお湯をすぐにスープ等にそそぐことができます。
様々な場面で使用することを考え、一つ持っていても損はないでしょう。
スポンサーリンクケトルを入れても大きさは変わらない
トランギアのストームクッカーの魅力の一つに、圧倒的な収納性があります。
フライパン、鍋、バーナーを入れても片手で持てるサイズになり、アルミ製のため重さも軽いです。
そのため、登山やちょっとしたアウトドアにも人気です。
ケトルを購入するとそのサイズが大きくなるのではないかと思うかもしれませんが、その点もちゃんと考慮されているのがトランギア製品の魅力でもあります。
驚くべきことに、これだけのサイズのケトルを入れても収納後の大きさが変わりません。
まず、ケトルの蓋を開けてアルコールバーナーを入れます。
ケトルにはバーナーを収納した袋ごと入れられる程度のスペースがあります。
(袋がない方はバーナー本体だけを収納すれば良いですが、アルコールが残ると良くないので、アルコールが残らないように全て燃やし尽くしてから収納することをお勧めします。)
そして五徳を上げ、ケトルを収納して戻すと、ピッタリ入るように設計されています。
ケトルを入れ、上に鍋・フライパンの取っ手を入れたら完成です。
私は点火にマッチを使っているので、マッチも一緒に入れます。
このまま蓋を閉めれば、ケトルがなかった時と変わらないサイズになります。
アルコール燃料をどれだけ持って行くかにもよりますが、まだ多少のスペースがあるので、薄い形の燃料ホルダーであれば一緒に入れることがもきます。
トランギアのストームクッカーは使用時から収納時まで本当に無駄がなく、シンプルかつ高性能な良い製品です。
まとめ、感想。ストームクッカー用のケトルはサイズも変わらないので便利!
トランギア(trangia)のストームクッカーに使えるケトルを購入しました。
ストームクッカーの中にケトルをピッタリ収納することができるため、持ち運びのサイズが大きくなることはありません。
ストームクッカーは無駄が一切ない機能美が魅力のギアですが、この収納性は本当に驚きです。
ケトルがない状態でも無駄のない収納ですが、ケトルを入れることで更に一切の無駄がなくなります。
また、寒冷地でお湯を沸かす場合は、保温性を考えてもケトルがあると便利です。
スープを飲んだりカップ麺にお湯を入れたりと、活躍する場面は多数あるでしょう。
風が強いことが予想されたり、寒冷地でキャンプする予定がある場合は特におすすめのギアです。
ストームクッカーをお持ちの方は、ぜひケトルの購入も検討してみてはいかがでしょうか。