B6型グリルをはじめ、最近またミニグリルが流行り出しています。
今は焚き火もできるグリルが主流ですが、焚き火台は焚き火台で、雰囲気のいいポータブルのものが出ています。
本当に多機能なギアが増えました。
既に焚き火台を持っている方や、焚き火をしながら別に炭火で調理をしたい!という方は、専用のミニグリルも選択肢の一つではないでしょうか。
ソロキャンプメインで大きなバーベキューグリルが不要な方や、特にキャンプツーリングを楽しまれる方におすすめです。
コンパクトグリルは本当にコンパクトで、簡単に鞄に入れて持ち歩けるサイズです。
ミニバーベキューグリルの仕様
ミニバーベキューグリルはコンパクトさが売りです。
片手で簡単に持てるサイズのケースに、
- 灰受け皿
- 炭置き(ロストル)
- 焼き網
を入れて、ケースがそのままグリルになります。
ロストルとは、炭の下に置いて風通しを良くすることで、燃焼効率を上げる受け皿です。(写真の左端)
これは私が2012年ごろに買ったコールマンのフォールディングフィールドトップレスグリルです。
詳細を後述しますが、今でもキャンプツーリングで活躍してもらっています。
殆ど無駄なスペースはなく、計算し尽くされた構造をしています。
このようなミニグリルとして、2つ商品をご紹介します。
コールマンのフォールディングテーブルトップステンレスグリル
コールマン(coleman)から発売されていた、フォールディングテーブルトップステンレスグリルです。
このグリルは私がキャンプツーリング用に購入したグリルで、もう6年くらい前に発売されたものになります。
今ではなかなか手に入らないレアものですが、非常に使い勝手の良い優秀なギアです。
※本製品は既に杯盤となっていますが、いまはもっと安く類似品が買えるようになりました。
この記事内で使われている画像は、このフォールディングテーブルトップグリルです。
タブレット端末のようなサイズで、いつでもどこでも簡単にバーベキューができます。
収納には一切の無駄がなく、構造美を感じます。
なお、収納がピッタリ過ぎて、初見でバラバラな状態からしまうのは難しいレベルです。
部品が少ないので時間をかければ何とかなりますが、こういったギアは基本的に「慣れ」が重要です。
その「慣れ」がギアへの愛着になり、自分のキャンプスタイルを確立する要素になるのです。
バンドック(BUNDOK)のポータブルステンレスグリル
フォールディングテーブルトップステンレスグリルはもう廃盤となってしまいましたが、類似品はまだ販売されています。
それが、バンドックのポータブルステンレスグリルです。
どちらが先に発売したのかは定かではありませんが、構造はほぼ同じと言っていいでしょう。
焼き網やロストルもちゃんと付属しており、価格もこちらの方が若干安く手に入りやすいので、今買うならこちらを購入することになると思います。
コールマンブランドではないですが、バンドックもコスパが良いことで有名なメーカーなので、怪しい商品ではないのでご安心ください。
2023年追記)ステンレスポータブルグリルは廃盤となり、よりポータブルで格好いいグリルが登場しました。
オガ炭(エコココロゴス)で簡単バーベキュー!
上記のようなミニバーベキューグリルにおすすめなのが、オガ炭です。
後述しますが、特に「エコココロゴス」との相性が抜群です。
オガ炭とは、おが屑を圧縮加熱して作る炭で、価格も安く扱いやすいのが特徴です。
このオガ炭が、ミニバーベキューグリルにはちょうどいいサイズです。(もちろん全ての商品ではありません。)
ミニバーベキューグリルはそのコンパクトな構造上、ロストルから焼き網までの距離が近く、大きな炭は入りません。
特に天然の炭は形が一定ではなく、ミニバーベキューグリルとの相性は悪いと言えます。
また、ミニバーベキューグリルのスペースでは、炭に火を付けるのは大変です。
着火剤があれば何とかなりますが、少量の炭しか置くことができないので、着火剤を使うのも非常に効率が悪いです。
そこでおすすめなのが、ロゴスから発売されている「エコココロゴス」です。
エコココロゴスには着火剤が含まれており、マッチ一本で着火することができます。
また、エコココロゴスはミニバーベキューグリルにピッタリ入るサイズなので、相性も抜群です。
手軽に炭火を楽しむための最強の組み合わせとも言えるでしょう。
ミニバーベキューグリルにはコンパクトさを求めているので、火起こし道具が嵩張ってしまっては本末転倒です。
また、せっかく手軽にバーベキューできるギアなのに、手間がかかって使うのが面倒になるのも残念です。
ミニバーベキューグリルを使用する際は、着火剤入りのオガ炭で簡単に火起こししてしまうのが良いでしょう。
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ミニバーベキューグリルと着火剤入りのオガ炭さえあれば、いつでも簡単にバーベキューができます。
私はツーリングの時によく使いますが、コンパクトな荷物でバーベキューが楽しめるのは重宝します。
荷物を最小限にしなければならないとなると、どうしてもシングルバーナーとコッヘルがメインになってしまいます。
シングルバーナーとコッヘルでも十分色々な料理が楽しめますが、たまには炭火で焼肉や焼き鳥も楽しみたくなります。
炭火には炭火ならではの美味しさや楽しさがあるので、ミニバーベキューグリルがあればより一層キャンプを楽しむことができます。
色々なギアを持っていれば、気分に合わせて使い分けることができます。
キャンプツーリングによく行かれる方やコンパクトなグリルをお探しの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。