キャンプのツーバーナーとして人気の高いSOTOのハイパワー2バーナーを使用してみました。
コールマンのツーバーナーがキャンプ場で一番よく見かけるかと思いますが、SOTOのツーバーナーはカセット缶(CB缶)を利用できる点で、特徴が異なります。
CB缶はコンビニでも売っているので、燃料の手に入りやすさがメリットです。
しかし、キャンプギアをOD缶で統一している方にとっては、ツーバーナーだけCB缶にするのは寧ろ不便です。
自分のギアやスタイルに合わせて購入してください。
SOTOのハイパワー2バーナーの基本情報
まずは、SOTO(新富士バーナー)のハイパワー2バーナーの製品スペックを紹介します。
違うツーバーナーを使っていて、このハイパワー2バーナーに買い替えるような場合はスタンドに乗らない可能性があります。
特にOD缶のツーバーナーからCB缶のツーバーナーに買い替える場合、ガス缶のサイズも含めたサイズで検討するようにしましょう。
ハイパワー2バーナーの製品サイズは次のとおりです。
- 使用サイズ : 幅610×奥行410×高さ580mm
- 収納サイズ : 幅580×奥行360×高さ95mm
- 重量 : 5.1kg
※出力は使用するガス缶によってだいぶ変わってきますので、ここでは割愛します。
火力も強くツーバーナーとして申し分ないサイズで、基本的にこれがあれば料理に困ることはありません。
また、重量も重くない(比較的軽い部類)ので、持ち運びに苦労することもありません。
ただし、これはCB缶に限ったことではありませんが、寒さに弱いため、冬キャンプでは使うことができません。
寒冷地で使用したい場合は、アルコールバーナー等を使用することをおすすめします。
リンク : アルコールバーナー(ストーブ)のメリット5つとデメリット3つ!
カセット缶(CB缶)を二つ使用し、ハイパワーを実現
SOTO(新富士バーナー)製ということで、このツーバーナーにはカセット缶(CB缶)が使用出来ます。
SOTOの製品は多くがCB缶対応になっています。
カセット缶はコンビニ等でも手に入りますので、いざという時に簡単に補充できるのがいいですね。
またスーパー等でも3本セット等で格安で販売していたりするので、コスパも良いです。
※お約束ですが、ハイパワー2バーナーはSOTO純正のカセット缶を使用するよう明記されておりますので、それ以外を使用する場合は自己責任でお願いします。
さらに、ハイパワー2バーナーはカセット缶を2個並べて使用することができます。
二つのコンロがあるのでカセット缶が二本刺さるのは当然のように感じるかもしれませんが、特筆すべきは所謂「直列」のようなイメージで繋がるところです。
画像出典 : SOTO
一つのカセット缶につき一つのコンロではなく、二本のカセット缶で一つのコンロを出力することで、非常に強い火力を実現することができます。
寒冷地等でガス缶そのものの火力が落ちた場合を除き、実際に使用していて火力不足を感じたことはありません。
「ハイパワー」という名を冠しているだけあって、出力される火力には申し分ないです。
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風防が倒れやすいため風に弱い
使用してみた感想ですが、欠点として、風防が倒れやすいことがあります。
これはもう少し改善の余地があるのではないか、と思ってしまいます。
風防なのに風で倒れるの?と思うかもしれませんが、そこそこの風が吹くと普通に倒れます。
何度か、セットの方法を間違えたのではないかと思いましたが、アウトドアショップでもそのようにセットされていたので、どうやら間違いではないようです。
写真のように左上と右下の二箇所に爪をセットするのですが、後ろ(バーナーの背面)から力が加わると風防が外れ、崩れてしまいます。
風は凡そ吹いてくる方向が分かりますが、完全に把握することはできません。
風防はその名の通り風を防ぐためにあるので、風を受けやすい(受け止めやすい)形状になっています。
しかし、実際は風を受け止めることができず、バタンと倒れてしまうことがあります。
もしアウトドアショップでハイパワー2バーナーを見る機会があったら、試しに後ろから押してみてください。
思ったよりも弱い力で風防が倒れてしまうと思います。
料理中に倒れると非常に危険ですので、あまり風が強い場合は使用を控えた方が良さそうです。
もう少ししっかりと爪が引っかかればいいのですが。
全体的に性能が良くデザインも満足しているだけに、少し残念な点です。
まとめ、感想。CB缶でツーバーナーを使いたい人にSOTO製はおすすめ!
カセットガス缶(CB缶)で利用できる、SOTOのハイパワー2バーナーをご紹介しました。
カセット缶で使用できるため、燃料を簡単に入手できるのもメリットです。
(ただし、SOTO純正のCB缶はなかなか手に入りませんが・・・。)
また、商品名にもなっているとおり、2本のカセット缶で一つのコンロを出力することができるため、強い火力を出すことができます。
一般的な使い方をしている限りは、基本的に火力不足を感じることはないと思います。
風防が風で倒れやすいのが欠点ではありますが、カセット缶(CB缶)でツーバーナーを使用したいのであれば、SOTOのハイパワー2バーナーを検討してみてはいかがでしょうか。
また、キッチンテーブル付きのツーバーナースタンド(置く台)についてもご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてください。
ツーバーナーを使用するのであれば、ツーバーナースタンドは必須ギアと言っても過言ではありません。
リンク :ツーバーナースタンドにはキッチンテーブル付きがおすすめ!