キャンプギアには色々なものがありますが、キャンプをする人が必ず持っているものとして、ペグハンマーがあります。
テントやタープを設営するためにはペグダウン(ペグを打つこと)する必要があり、そのためにはペグハンマーが必要です。
キャンプで使用するペグハンマーには多々種類がありますが、コスパを取るならコールマン(coleman)の170TA0088がおすすめです。
低価格ながら、ペグを打つだけでなくペグ抜きの機能も付いています。
初めて買ったペグハンマーがこの170TA0088で、今でも愛用しているので、感想を書いていきます。
基本情報
まずは簡単にスペックをご紹介します。
コールマンのペグハンマーの基本情報は次のとおり。
- 材質:スチール
- 本体サイズ:約8×30cm
- 重量:約560g
打面はスチールですが、グリップ部分はゴム質で出来ており、滑らない仕様になっています。
560gという重量はそこそこありますが、重すぎず軽すぎず、非常に使いやすいです。
私は何十回も使用しており、特に問題は出ていませんが、他サイトのレビューを見ると、この持ち手のゴム部分に不具合が生じるケースがあるようです。
そのため、持ち手の部分は少し気を使いながら取り扱う必要があるかもしれません。
とはいえ、優しく使うものでもないので、心の片隅に置きながら普通に使えば良いと思います。
なお、値段は2,000円を切る場合も多く、性能にしては格安のペグハンマーと言うことができます。
打ちやすさはそこそこ。ペグ抜きが便利
打ちやすさは良くも悪くも普通のペグハンマーです。
ただ、若干ペグを打った時に滑りやすいかな?という感想はあります。
手を打たないように気をつける必要がありますが、何回か使っていると特に気にならなくなってきます。
慣れてしまえば寧ろこれくらいの感覚がちょうどいいです。
プラスチックハンマーより重量があるので、プラスチックハンマーしか持っていない方はまず最初に買う入門ペグハンマーとしておすすめです。
価格も安いので、このペグハンマーでどのような機能が便利かの感覚を掴んで、その上で高価なペグハンマーを選ぶこともできます。
また、意外と便利なのがペグ抜きの部分。
打面と逆側が、ペグを引っ掛けて抜けるようになっており、これが意外と使えます。
特にてこの原理を使える構造ではないので、まっすぐ抜くだけです。
しかし、地面に埋まっているペグを抜くにあたっては、引っかける場所があるだけでも大分違います。
おまけ機能なので過信は禁物ですが、私は毎回これでペグを抜いています。
かなり力を入れて抜いていますが、現状壊れる気配はありません。
スポンサーリンクスノーピーク(snow peak) PROが欲しいのは本音
ペグハンマーとして人気が高いのが、スノーピークのPROシリーズです。
コールマンの170TA0088とよく比較すると、やはり見劣りしてしまいます。
スノーピークのproシリーズのペグハンマーはこれですね。
キャンプ場でもよく見る、安定して使いやすいペグハンマーです。
ぶっちゃけこれとコールマンの170TA0088を比較したら、ほとんどの人がスノーピークのPROシリーズの方が優秀と答えるでしょう。
スノーピークのPROシリーズは打面が銅でできており、非常に安定して打つことができます。
ペグ抜きについても穴とフックがついており、状況に応じて使い分けることが可能です。
ただ、当然ながら値段が違います。
コールマンのペグハンマーが2,000円を切るのに対し、スノーピークのPROシリーズは4,000円以上します。
お金を気にしないのであればスノーピークを選んで間違いないですが、コスパを重視するならコールマンの170TA0088もおすすめです。
スノーピークのペグハンマーを愛用していますが、銅が削れるのが嫌な時に使う、なんて人もいるようです。
色々なペグハンマーを持っていると使い分けに便利ですので、いきなり高価なペグハンマーに手を出す必要もないかもしれません。
(人によっては、スノーピークのペグハンマーが使いにくい、という方もいらっしゃいますので。)
まとめ
低価格にして重量感もあり、ペグ抜きも付いているコールマンのペグハンマー、170TA0088。
まだ初期のプラスチックハンマーしか持っていない方や、スノーピークのPROシリーズが少し高いと感じる方はおすすめです。
また、スノーピークのペグハンマーの銅部分が削れるのが嫌な方は、ペグの種類や環境に応じて使い分けるのもいいでしょう。
個人的には特に不満を感じてはいないので、導入のペグハンマーとして一つ持っていて損はないと思います。
なお、ゴム製のペグハンマーもコスパ面で優秀、比較的安全なため女性や子供にもおすすめできるペグハンマーです。
こちらもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。