休日が連休でななく1日だけだった場合、デイキャンプを楽しむキャンパーさんも多いと思います。
土日休みでも、どちらか1日だけ冠婚葬祭で予定が埋まってしまうこともあるでしょう。
「たまたま1日暇になった日」が物凄く天気が良い日だったりすると、ついつい外に出たくなりますよね。
そんな時におすすめなのがデイキャンプです。
デイキャンプとは?
そもそもデイキャンプとは何なのでしょうか。
バーベキューと何が違うのでしょうか。
「デイキャンプ」という名前自体はよく聞きますが、実際に何をするかは明確ではない部分があります。
色々調べてみましたが、バーベキューをするだけでも広義的にはデイキャンプと言う場合があるようです。
言葉は文化が創造するもので、特にキャンプのような発展途上の文化では、どのような使われ方をするかで、これから言葉の意味が明確になっていくのだと思います。
私個人的な考えでは、テントかタープを張らなくては「キャンプ」と言うには少し物足りないと思います。
「キャンプ」とつくからにはそこに居住空間を作ることが必要だと考えます。
そこで、この記事では、デイキャンプという言葉は次のとおり定義したいと思います。
「デイキャンプとは、テントもしくはタープを張り、日帰りでアウトドアを楽しむことを言います。」
これはこのブログの中での定義かもしれませんが、キャンパーの方々の感覚から大きく外れたものではないと自負しております。
今後言葉が、文化が、どのように変化していくかは私には分かりかねる部分がありますが、話を進めるには言葉の定義を明確にする必要があります。
そのため、少なくともこのブログでは、デイキャンプとは上記のような定義とさせていただきます。
デイキャンプするために必須のギア
さて、デイキャンプは「テントもしくはタープを張り、日帰りでアウトドアを楽しむこと」とこのブログでは定義しました。
そのためには、テントかタープはデイキャンプをする上で必須と言えます。
では、その他にデイキャンプに必要なギアは何があるでしょうか。
私が考える「必須ギア」をご紹介していきます。
テーブル
まずはテーブルです。
テーブルがないと食事も出来ませんし、物を置くことも出来ません。
当然ですが、テーブルは人数と用途に応じて大きさを調整する必要があります。
用途とは、そこで料理をするのか、食事をするだけなのか、等です。
包丁を使うのであれば、まな板と食材を置くスペースも必要ですし、安定感も必要です。
基本的にはキャンプで使用しているテーブルをそのまま流用すれば問題ありません。
チェア(コット)
テーブルと来たら、次はチェアです。
チェアは人数分必要ですが、目線の高さが違うと会話が弾まないので、チェアの高さは揃えておくことをおすすめします。
これはデイキャンプに限った話ではありませんが。
また、個人的におすすめなのがコットです。
コットはベッドのようなものですが、2〜3人用のチェアとして活用することができます。
(商品によって異なります。)
少人数でのデイキャンプでは特に、昼寝も一つのイベントです。
ポカポカ陽気の中で昼寝をするのは最高に気持ちいいですよ。
チェアとして使用した後は、そのままコットで昼寝をしてみてはいかがでしょうか。
タープ
デイキャンプにおいては、タープで日除けをするのは必須と言っても過言ではありません。
タープがあるのとないのとでは快適さが天と地の差です。
また、タープの下はリビング空間となり、デイキャンプの場合はほとんどの時間をタープの下で過ごすことになります。
タープは快適なデイキャンプを楽しために必須なギアです。
調理道具(クッカー・グリル等)
デイキャンプはピクニックと違い、長時間をそこで過ごします。
当然、その間には食事をする時間も含まれています。
カップラーメンを食べるにもお湯を沸かす必要があるので、調理道具は必須アイテムです。
バーベキューをするならグリルが、少人数で簡単に済ますならコッヘルがあれば良いでしょう。
もちろん、同時に熱源も必要です。
炭火でバーベキューしないのであれば、バーナーが必要です。
基本的にはシングルバーナーで十分ですが、作る料理によってはツーバーナーの方が良い場合もあります。
スポンサーリンクあると快適!デイキャンプにおすすめのギア
上記にて、デイキャンプをするための必須アイテムをご紹介しました。
それ以外にも、「なくてもいいけどあったら便利なもの」が多数あります。
ここではあくまで一例を紹介しますが、基本的にはご自身のキャンプスタイルで気に入っているものを持っていけば良いです。
テント
テントを張れば、更にキャンプ感が増します。
雰囲気を楽しむのが好きであれば、テントを張るのも良いでしょう。
タープは外と繋がっていますが、テントは完全に遮断することができるので、昼寝をする場合もより快適です。
しかし、ここまでやってしまうと撤収が面倒なので、正直あまりおすすめはしません。
ブルーシート
何かと便利なのがブルーシートです。
チェアとテーブルの代わりにブルーシートを敷いて、ピクニックのようなスタイルを取ることもできます。
また、チェアを持っていても、ごろごろ昼寝をする場所としても、ブルーシートは活用できます。
コットがあればそれで十分ですが、人数が多い時やコットを持っていない場合はおすすめです。
自立式ハンモック
デイキャンプはバーベキューと違い、屋外で食事をすることだけが目的ではありません。
もちろん食事も目的の一つですが、そこで昼寝をし、本を読み、ゆっくりと1日を楽しむものです。
そこでおすすめなのが自立式ハンモックです。
室内でハンモックを使うこともできますが、やはりハンモックは外で使ってなんぼです。
天気のいい日に木陰にハンモックをおけば、1/fの木漏れ日に癒されることでしょう。
音楽
都会人のデイキャンプは静かな山奥等には行けず、騒がしい近場のバーベキュー場等で行うことが多いです。
そのため、ソロならイヤホンが、グループならスピーカーがあるとより一層楽しめます。
ただし、音楽を流しても良い場所(バーベキュー場やキャンプ場のルール)かどうか、周囲に迷惑なボリュームになっていないか等、配慮する必要があります。
改めて言うまでもないですが、デイキャンプであってもマナーを守って楽しみましょう。
私のデイキャンプギアをご紹介
私がデイキャンプで使っているギアは、基本的にはキャンプの延長です。
ただ、あまり大掛かりなものは持ち歩かず、デイキャンプの際は必要最低限に絞っています。
テーブル、コット、タープ、ペグ等の小物で、写真のような荷物になります。
少しだけギアの特徴紹介も兼ねて書いていきます。
コールマン XPヘキサタープ
私はご紹介するヘキサタープの他に、スクリーンタープと言われる、より居室性の高いタープも所有しています。
どちらのタープを使うかは人数によって決めています。
スクリーンタープは少し設営が大変ですが、広く四角い構造をしているので、大人数の場合はこちらを使用します。
しかし、2〜3人程度であれば、設営も簡単で開放感と高い、このXPヘキサタープを使用しています。
最近は少人数で行くことがほとんどなので、 XPヘキサタープの方が使用頻度が高いです。
重量も軽く、簡単に設営できるのでデイキャンプにおすすめです。
リンク : 初心者でも簡単設営!コールマンXPヘキサタープを使ってみた
UNIFLAME 焚き火テーブル
デイキャンプでも焚き火をすることはありますが、焚き火をするかどうかに関わらず、焚き火テーブルは非常に便利なギアです。
サイドテーブルに丁度いいサイズ感で、少人数でデイキャンプを行う際はメインテーブルにもなります。
約50kgと耐荷重も申し分ないため、焚き火テーブル一つ持っていけば基本的に事足ります。
また、シンプルで洗練されたデザインから、焚き火テーブルを置くと一気にキャンプ感が増すのも魅力ですね。
リンク : 耐熱仕様のユニフレーム(UNIFLAME)焚き火テーブルの感想
ロゴス カラータフテーブル
意外と便利なのがミニテーブルです。
ロゴスのカラータフテーブルは足が外れないタイプなので、組み立ての必要もありません。
リュックの中に入るサイズなので、いつもとりあえず入れて持ち歩いています。
メインテーブルをいちいち動かすのは面倒ですが、ミニテーブルであれば物を乗せたまま片手で動かせるので、非常に使い勝手が良いです。
リンク : サイドテーブルに便利!LOGOSのカラータフテーブル
mont-bell フォールディングフィールドコット
デイキャンプの椅子はチェアにする時とコットにする時がありますが、おすすめなのはコットです。
個人的には昼寝はデイキャンプの楽しみの一つなので、横になれる環境は必須です。
モンベルのフォールディングフィールドコットはその軽さが魅力で、極力手軽にいきたいデイキャンプにぴったりです。
リンク : モンベル(mont-bell)のフォールディング フィールドコットの実際の使用感
trangia ストームクッカー
クッカーは、トランギアのストームクッカーを使用しています。
デイキャンプではそこまで寒冷地や風の強い場所に行くこともないので、特にストームクッカー である必要もないのですが、やはり使い慣れているギアを使うのが一番です。
クッカーとバーナー全てひとまとめになるので、忘れ物がないのも魅力です。
リンク : 環境に左右されないトランギアのストームクッカーを使ってみた
スポンサーリンクまとめ。1日だけ時間が空いたら、デイキャンプでゆっくり過ごしてみては?
時間に余裕があるなら宿泊するキャンプに行きたいところですが、連休でも1日だけ予定が入ってしまったり、連休ではない祝日もあります。
一泊のキャンプとなると装備や着替えもそれなりに準備が必要ですが、デイキャンプであれば気軽に行うことができます。
ここには最低限必要なギアを書きましたが、人によって何を持って行くかは異なるので、何が良くて何が悪いということはないと思います。
キャンプにそれぞれのスタイルがあるように、デイキャンプにもそれぞれのスタイルがあります。
ぜひ、デイキャンプ用のマイセットを用意して、デイキャンプを堪能してみてください。