キャンプが疲れる4つの原因と対策

この記事は約7分で読めます。

キャンプを始めたばかりの頃、キャンプって物凄く疲れると思っていました。

キャンプをしている間は楽しいんだけど、帰った後とか、特に翌日の疲れが激しい。

それが理由で、キャンプに行きたいんだけど、少し億劫になっている時期がありました。

 

しかし、ギアやノウハウが溜まってくるにつれ、そういった疲れは一切なくなってきました

普通の旅行に行くよりも体力的には全然楽になるので、皆さんもぜひご参考にしてください。

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そもそもほとんど何もしないのに、疲れる理由

キャンプって何しているの?という記事を書きましたが、実際それほど疲れるようなことはしていないのではないでしょうか。

参考 : キャンプって何するの?キャンプでやることに悩んだ時は

 

座っている時間が長いので、有酸素運動のスポーツはもちろん、登山やハイキングよりも疲れないと思います。

設営は少し疲れますが、何時間も残るような疲れではありません。

では、なぜキャンプは疲れるのでしょうか。

①寝不足

一番の理由は寝不足です。

旅行に行ってベッドや枕が違うと、うまく眠れないという方もいらっしゃると思います。

寝不足な男性

キャンプは旅館のベッドよりも固いですし、外なので音も聞こえます

壁が薄い旅館なんて比にならないくらい音が聞こえるので、気になって眠れない方も多いと思います。

敏感な方はこれが一番の疲れる要因だと思います。

②ギアが多すぎる

もう一つは、使用するキャンプ道具が多すぎることです。

コールマンのキャンプ道具一式

折角買ったので使わないと勿体ない!という気持ちはよく分かりますが、キャンプ道具はあくまでキャンプを便利・快適にするものです。

無理に色々なキャンプ道具を使おうとして、逆に疲れてしまっては本末転倒です。

設営は大して疲れない!ということと矛盾するように思われますが、積み込み、設営、撤収、積み下ろしと、キャンプ道具が多すぎると4回のタイミングで負担が増えるので、少しずつ疲労を蓄積してしまいます。

③あれもこれもやり過ぎ

3つ目は、折角休みを取ってキャンプに来たんだから、あれもこれもやりたい!と、詰め込みすぎることです。

テント立てたらカヌー体験に行って、その後イベントに参加して、バーベキューして・・・。

 

疲れない人は全く問題ないのですが、疲れてまで無理に色々なことをする必要はありません

キャンプの楽しみは人それぞれですが、疲れて楽しくないのであれば、それは間違っているとだけは言い切れます。

たまには椅子に座って、ゆっくりと流れる時間を楽しむのも良いのではないでしょうか。

④渋滞

これはキャンプだけに言えたことではないですが、疲労を蓄積させる要因に渋滞があります。

渋滞の様子

キャンプをしなくても渋滞にハマるだけでどっと疲れます。

大規模な渋滞に巻き込まれた日には、キャンプ場に着くころには既に設営するような気力はなく、帰りの渋滞がもう気がかりになってしまうこともあります。

折角来たのに、これでは心からキャンプを楽しめません。

疲れないための対策

疲れる原因については、アウトドアである以上どうしようもない部分もあります。

しかし、キャンプの場合は意識して調整ことで疲れの感じ方を大きく変えることができると思います。

少なくとも、「キャンプは疲れる」と思っていた私も、今では「キャンプなら疲れないから行きたい」とすら思えるようになりました。

睡眠の質を高める

様々なキャンプ道具がある中で、寝具のプライオリティーは高いです。

普段の家ではないので、違和感で眠れない、というのはある程度は仕方がありません。

 

しかし、旅館と違って自分のテントやシュラフは毎回同じです。

何回も使うと体に馴染み、違和感なく眠れるようになります。

これには個人差があるかもしれませんが、少なくとも私はまるで自分の家のようにぐっすり眠れています。

私も夜行バスなんかは一切眠れない人で、爆睡してる人は本当に羨ましい限りなのですが、テントの中だけはよく眠れます。

また、下記の記事にもまとめていますが、音・光の対策をするだけでかなり効果が表れます。

耳栓をつける様子

耳栓・アイマスクをして、早寝早起きを心がけるだけで、大分疲れの残り具合は違うと思います。

リンク : キャンプでよく眠れない?睡眠の質を高める3つの方法

リンク : テントの中をふかふかにする方法!テント内を快適にして深い睡眠を!

ギアを必要最小限のものにする

キャンプ道具はまさに沼で、アウトドアショップに行くとついつい色々なものが欲しくなってしまいます。

しかし、キャンプを続けて行くとだんだん荷物が多くなってきて、全部積むのは苦しくなってきます。

 

泣く泣くいくつかギアを減らすも、折角買ったのだから使わないと勿体無いし、可能な限り色々なギアを持ってキャンプに行きたくなると思います。

しかし、キャンプ道具はキャンプのシーンをより便利にするのが目的なので、それが原因で疲れてしまっては本末転倒です。

デイキャンプの道具一式

1泊なのか2泊なのか、友人となのかファミリーとなのか、キャンプシーンによって持っていく道具は変わります。

今回のキャンプに持って行かなかったとしても、二度と使わないわけではありません。

寧ろ、シーンによって持って行くキャンプ道具を変えて、久々に使うギアを楽しんだ方が良いと思います。

昼前出発・午前中にチェックアウトで渋滞を回避

個人的に非常に重要だと思うのが、渋滞回避です。

ここでは東京から関越や中央道を使ってキャンプに行くことを想定していますが、他の大都市圏でも大体同じことが言えるのではないでしょうか。

コツとしては、行くときはゆっくり、11時くらいに家を出て、午後2時~3時くらいにチェックインします。

(もともと、それくらいで行ける場所を選びます。)

キャンプを楽しんだら、午前中のうちに撤収し、軽く温泉に入ってそのまま家に帰ります。

 

温泉で軽く昼食をとって帰る程度であれば、10時に出れば15時くらいには家に着きます

行きも帰りも、道路が最も混雑するの時間を避けているので、比較的渋滞は少なくて済みます。

渋滞を回避しながら、早い時間に家に帰れるので、翌日の仕事に残す疲れも大きく変わってきます。

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コットやハンモックで、横になれる場所を作る

キャンプの最中、何もしないと言っても、椅子に座り続けるだけでも実は腰が痛くなったりします。

これまで話してきた疲労とは若干違いますが、肩や腰等の痛みが少しずつ重なって、疲れと感じる場合もあります。

個人的におすすめなのが、サイト内に寝転がれる環境を作っておくことです。

最も簡単なのがコットですが、ハンモックも気持ちいいのでおすすめです。

(コットとは、ベッドのようなものです。)

リンク : モンベル(mont-bell)のフォールディング フィールドコットの実際の使用感

フォールディングフィールドコット

仮にコットやハンモックを持っていなくても、レジャーシートを敷くだけでかなり違います。

椅子に座り続けて、少し肩や腰が凝ったと感じたら、ゴロゴロしてみてください

大自然の中で寝転がるというのは、えも言えぬ気持ち良さがありますよ。

 

まとめ。慣れてくればキャンプは疲れない!

キャンプに何度も行って慣れてくると、自然と疲れなくなります。

キャンプ=疲れるということが条件付けされてしまうと、キャンプに行くのが面倒になってしまいます。

キャンプが好きだからと言って、常にエネルギー全開で遊ぶわけではなく、ゆっくり自然に癒されるのも楽しみです。

キャンプに行けば行くほど、疲れないためのノウハウがついてきて、楽しさだけが残るキャンプになっていきます。

 

しかし、どうしようもないことが一つだけあります。

それは、子供の相手をすることです。

コットやハンモックを置いたり、お酒を飲んだりしてグダグダしたい気持ちも分かりますが、こればかりは世のお父さんは宿命かもしれません。

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