テントの寝床作りは快適なキャンプを行う上でとても重要です。
キャンプでよく眠れないと、翌日に疲れが残ってしまいますし、キャンプが楽しい思い出ではなくなってしまいます。
キャンプで睡眠の質を高める方法はいくつかありますが、特に重要なのがマットです。
リンク : キャンプでよく眠れない?睡眠の質を高める3つの方法
マットの種類は様々ありまさが、その一つにインフレーターマットがあります。
インフレーターマットは栓を外すと、反発により空気が自動で入ってくるため、膨らませる必要がありません。
インフレーターマットも色々なメーカーから発売されていますが、今回は私が実際に使っている、コールマン(coleman)のキャンパーインフレーターマットをご紹介します。
キャンパーインフレーターマットの基本情報
コールマンのキャンパーインフレーターマットの仕様は次のとおりです。
私が持っているキャンパーインフレーターマットは少し古いタイプなので、新しいモデルのものをご紹介します。
- 素材:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
- 本体サイズ:約195×63×4(h)cm
- 収納サイズ:約直径17×68cm
- 重量:約3kg
1枚で上記のスペックで、必要に応じて連結していく仕様となっております。
やはり最大の特徴は、自分で空気を入れなくても、栓を開けて放っておくだけで勝手に膨らむことです。
息を吹き込む必要はないので非常に楽です。
ただし、反発の力を使って空気を入れていますので、畳むときは勝手に空気が抜けるわけではありません。
寧ろ油断すると勝手に空気が入ってくるので、収納は銀マット等より大変です。
ちなみに、長年使った感想ですが、段々中のスポンジ素材の反発力がなくなってくるため、少しずつ自動で空気が入らなくなってきます。
補助的ではありますが、使い続けるにつれ、口で空気を入れる必要もでてくることは認識しておくと良いと思います。
厚さ十分でふかふかマット
インフレーターマットの魅力は、空気が入ることにより高い反発を得られることです。
ゴツゴツした地面にテントを張る時でも、その凹凸をかなり吸収してくれます。
ただし、凸凹を吸収してくれると言っても、大きめの石はやはり気になりますので、しっかり取り除いてから設営してください。
河原のような石だらけの場所ではコットを使用することをおすすめします。
ご存知とは思いますが、コットとは、簡易ベッドのようなものです。
コットを使えば地面の硬さに関係なく、快適な睡眠をとることができます。
リンク : モンベル(mont-bell)のフォールディング フィールドコットの実際の使用感
キャンプ場では地面からの冷気が気になりますが、インフレーターマットはそれもかなり遮断してくれます。
マットは分厚い方が快適ですが、厚ければ厚いだけ、収納性に難がでてきます。
そういう意味でインフレーターマットは空気が自動で入るため、収納性と快適さを両立した商品です。
スポンサーリンク収納サイズが大きくてかさばる
キャンパーインフレーターマットの欠点は収納時がそれなりに大きくてかさばることです。
新品で送られた際はかなり小さくまとまってますが、畳む途中でも空気が入ってしまうので、出荷時と同じように畳むのは至難の技です。
出荷時と比較するとどうしても中に空気が残り、大きくなってしまいます。
ただ、コールマンもそれは想定の範囲内のようで、収納袋も大きく作られているので、袋に入らなくなることはありません。
最新モデルはそれなりに改善されているかもしれませんが、2枚のマットを収納すると写真のようなサイズになります。
比較対象としてティッシュを置きましたので、その大きさのイメージが伝わると思います。
4人用テントと同じくらいと言っても過言ではありません。
これを大きいと見るか、マットにしては小さいと見るかは人それぞれです。
マットなのでそれなりに分厚くなってしまうのは仕方ないですが、個人的には少しかさばるな、と感じました。
まとめ、感想。インフレーターマットで快適な睡眠を取ろう!
テントをふかふかにしてくれ、就寝時の快適さを向上させてくれる、コールマン(coleman)のキャンパーインフレーターマットをご紹介しました。
キャンプでよく眠れないと翌日に影響を与えるのはもちろんのこと、それが嫌な思い出になってキャンプから遠ざかってしまうキッカケにもなります。
キャンプ未経験者をキャンプに連れて行くとき等も、どれだけ楽しい思い出を作ったとしても、熟睡できなかったというだけで大きなマイナスポイントになります。
キャンパーインフレーターマットは多少かさばるものの、就寝時の快適性を大きく向上させてくれます。
現在キャンプの睡眠にお悩みの方は、インフレーターマットはおすすめのギアです。
個人的には十分満足していますので、マットの購入を考えている方は、ぜひ検討してみてください。