雪の上にこたつ直置き!雪中・青空こたつキャンプをやってみた

この記事は約8分で読めます。

私のマイブームは、アウトランダーPHEVの電源を使ったこたつキャンプです。

こたつキャンプ自体は一昨年の冬キャンプから本格的に始めたのですが、その魅力に取り憑かれています。

サーカスtcでこたつキャンプ

 

しかし今回行ったこたつキャンプは一味違いました。

その名も「雪中・青空こたつキャンプ」です。

 

なお、こたつキャンプについては以下の記事にまとめていますので、ご参考にしてください。

リンク : こたつキャンプのやり方!使いやすいこたつのサイズや熱源を考える

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何もないところにこたつを置く「青空こたつ」

こたつキャンプをする時はいつも、テントの中かタープの下でした。

テントやタープの下であれば雨風を防げますし、ストーブを使えば更に快適で暖かいキャンプができます

こたつと石油ストーブ

こたつは家の中で使うというイメージがあるので、テントの中等の閉じられた空間で使った方がイメージに合います。

まるで家の中にいるような安心感でありながら、外の美味しい空気を吸える、こたつキャンプにはそんな魅力があります。

 

しかし今回行ったのは、テントの中でもタープの下でもなく、何もない地面にそのままこたつを設置する、「青空こたつ」です。

雨風にめっぽう弱いというデメリットがありますが、その解放感はえも言えぬものがあります。

雪の上でこたつキャンプ

 

こたつに入ってお酒を飲みながら鍋をして、見上げれば満点の星空と夜景。

これほど贅沢なキャンプが他にあるでしょうか。

雪の上にこたつを直接置いてみた

更に今回こたつを設置したのは、雪の上でした。

雪の上に直接設置することに何かメリットがあるのではなく、一面雪化粧の中でのキャンプだったので、どこに設置しても雪の上だっただけです。

テントもサーカスtcを土間スタイルで使っているため、インナーテントはありません。

 

しかし雪の上だからと言っても、しっかり防水対策と防寒対策をしておけば、恐れることはありません

寧ろ条件の厳しい環境であればあるほど、燃えるのがキャンパーというものです。

敢えて屋外の過酷な環境に出て行っておいて、自分のギアと工夫で快適さを手に入れるのは、心躍るものがあります。

 

ちなみに、撤収時には、こたつの下の雪は氷に変わっていました

溶けて固まった氷

上にこたつを置いても溶けきらないくらいの雪は積もっていたということが分かります。

少し地面は見えていますが、それなりに積雪量もあったのだと思います。

電源はアウトランダーPHEVで確保

こたつキャンプは電源サイトで行うのが最も手軽な方法です。

しかしそれではキャンプできる場所が限られてしまうため、もっと自由にこたつキャンプをしたい場合は、別途電源を用意する必要があります。

 

発電機を使用しても良いですが、私は愛車のアウトランダーPHEVで発電することができます。

リンク : キャンプ好きの車にアウトランダーPHEVをおすすめする理由

アウトランダーPHEVでキャンプ

 

キャンプやアウトドアが好きな人にとって、アウトランダーPHEVは最高の車だと思います。

最近はアウトランダーPHEV以外にも家庭用コンセントが取れるSUVも出てきているようですが、どこでも電源が取れるのはアウトドア好きにとっては堪らないと思います。

キャンプ場到着までCHARGEしておけば大丈夫

少しアウトランダーPHEVのオーナー向けに書きます。

 

アウトランダーPHEVはコンセントを使っていて、バッテリー残量が減ってくると勝手に発電してくれます。

そのため、敢えて充電しておかなくても問題はないのですが、発電中のエンジン音はそれなりに煩いです。

 

私がホットカーペット+電気敷毛布+IH鍋を使った限りでは、一回満タンまで充電しておけば足りました

アウトランダーPHEVのメーター

そのため、キャンプ場に到着するまでの間にCHARGEモードで充電しておくのがおすすめです。

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雨風がないことが前提条件

今回行ったのは青空こたつキャンプですが、天候の影響をもろに受けます

万が一雨が降ってこようものなら、目も当てられない悲惨な状況になってしまいます。

雨でも雪でも、何かが降るようであればこたつはテントの中に設置せざるを得ません。

 

また、風についても同様です。

冬の風はとても冷たいため、風が吹いているとこたつの熱では太刀打ちできません

 

大きいこたつ布団を何重にも敷き、上半身も雪だるまのように厚着をすれば、何とかなるかもしれません。

北国の人々はもっと寒い中で生活しているので、ちゃんと対策をすればこたつキャンプもできると思いますが、快適とは程遠いですし、荷物も相当に大きくなります。

 

そのため、風が吹いている場合も、こたつはテントやタープの中に設置をするのが無難です。

そう考えていくと、なかなか「青空こたつ」が楽しめるタイミングというのは少ない気がします。

青空こたつで使用したアイテム

こたつキャンプについてはこれまでも何度も挑戦してきたので、いくつか記事を書いてきました。

リンク : 最強に暖かい冬キャンプ!スクリーンタープ+ストーブ+こたつ

 

今回は雪中青空こたつと言うことで、少しだけ持ち物を変えたので、少しだけ持って行ったものを書いていこうと思います。

その他細かいギアはたくさん持って行きましたが、こたつにまつわる部分としては以下のとおりです。

  • ブルーシート
  • ラグマット
  • 電気敷毛布
  • こたつ敷布団
  • ローチェア
  • こたつ
  • こたつ掛け布団

 

まずブルーシートを敷き、水の浸透を防ぎます。

その上にラグマットを一枚敷きます。

これはこたつよりも一回り大きいサイズなので、このラグマットによって動きやすさがアップします。

 

そしてコンパクトで持ち運べる、電気敷毛布を敷きます。

こたつキャンプのシート

この敷毛布は、足の先端を温めると共に、こたつ全体の温度を上げる効果があります。

 

更にお尻が冷えるので、その上にローチェアも乗せ、直接こたつに突っ込みました。

突っ込んだのはロゴスのあぐらチェア。

リンク : ロースタイルにおすすめ!ロゴスのストライプあぐらチェアの感想

 

そして最後に、一般的なこたつとこたつ布団を置いて完成です。

青空こたつ

ローチェアがない場合は、座る部分だけ重ねて重装備にしてもOKです。

(防水がしっかりできている前提)

風のない日であれば、これで十分暖かかったです。

電気敷毛布が良かったかも?

今までのこたつキャンプに追加したのが、電気敷毛布です。

これは私のではないのですが、一緒にキャンプに行った友人が家から持ってきてくれました。

 

畳めば鞄に入るサイズだったので、アウトドアギアとしても使い勝手が良いです。

チェアの上に座っていたので、直接的な暖かさはあまり感じませんでしたが、全体を暖める効果はあったと思います。

こたつの熱源は上にあるので、電気敷毛布を敷くことによって熱源を上下で挟み、より暖かさを保つことができたように感じます。

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見上げれば満点の星空

青空こたつキャンプの醍醐味は、その解放感です。

外にぽつんとこたつを置いただけなので、見上げれば満点の星空が広がり、流れ星も見えます

こたつキャンプと星空

※星が見えるように、画像を少し大きめにしています。

 

降るような星の下、こたつに入って熱燗を飲む。

これほど贅沢なことはありません。

夜の雪中キャンプ

 

今回のキャンプは天候にも恵まれ、雲一つありませんでした。

月は三日月程度の大きさのものが出ていましたが、それも角度が変わって山陰に隠れていきました。

そこからは本当に、満点の星が見えました。

 

これだけ安定した天気で、星が綺麗に見えるキャンプはなかなかできないので、今回のキャンプは非常に良い思い出になりました。

感想、まとめ。まずは電源サイトで挑戦!

私のブログを読んで、「こたつキャンプ」をやってみたい、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしここで出てくる物の中で、最もハードルが高いのが電源(アウトランダーPHEV)だと思います。

なんの車でもよければレンタカーで借りることができますが、アウトランダーPHEVという車種を指定して借りるのは困難です。

 

そんな時は、電源サイトを借りるのがおすすめです。

キャンプ場にもよりますが、電源サイトは1,000円程度の追加料金で借りることができます。

参考リンク : 電源サイトの使い方!最大アンペアを確認して快適なキャンプを!

電源サイトの差込口

 

自然の中で電気を使うのも、それはまた変わった楽しみがあります。

ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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