キャンプ好きの車にアウトランダーPHEVをおすすめする理由

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東京23区ギリギリに住んでいるサラリーマンですが、車を買い替え、アウトランダーPHEVを購入しました。

アウトランダーPHEV

画像出典 : 三菱自動車

元々はデリカD5の購入を検討していたのですが、三菱自動車で色々見ている中で、どうしてもアウトランダーPHEVが欲しくなりました。

 

値段的にはデリカD5よりも少し高め(クリーンディーゼルで同じくらい)ですが、アウトランダーPHEVには「AC電源を使える」というキャンプに特化した魅力がありました。

記事執筆時点ではまだまだ使い込んだとは言えないですが、その魅力をブログに綴っていこうと思います。

※他の自動車と比べてどうか、ではなく、とにかく魅力を語っていこうと思います。

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アウトランダーPHEVのスペック

まずアウトランダーPHEVの数字的なスペックを見ていきましょう。

この辺りは皆さまが今まで乗ってきた車と比較して想像していただければと思います。

全長 / 全幅 / 全高 4695 / 1800 / 1710(mm)
最低地上高 190mm
室内長/室内幅/室内高(mm) 1900 / 1495 / 1235(mm)
乗車定員 5名
ハイブリッド燃料消費率 JC08モード 18.6km/L
EV走行換算距離(等価EVレンジ) 65.0km

 

PHEVなので、電気を充電してEV走行するかどうかで大きく燃費が変わります

電力満タン状態でEVで50km程度は走りますが、キャンプに行く場合は途中充電しない場合はハイブリッド走行になります。

1,500WのAC電源でキャンプが捗る!

アウトランダーPHEVの魅力は、何と言っても1,500WのAC電源を使えることです。

アウトランダーPHEVのコンセント

(後部座席と荷室の二箇所についています。)

 

蓄電量は12kw(12,000W)ありますので、1,000Wの電気ストーブやドライヤーであれば12時間連続使用できることになります。

もちろん100%フル充電しているわけではありませんし、0%まで使い切れるわけではないので、実際に12時間連続使用できるかと問われると、そういうわけではありません。

 

しかし、例えばホットカーペットであれば500W程度で済みますので、就寝時に使用する程度であれば全く問題ありません。

また、電池残量が少なくなった場合はガソリンを使って自動発電を行いますので、それを加味すれば電源が切れることはありません。

(ただし、発電時のエンジン音はそれなりに大きいので、深夜のキャンプ場では要注意です。)

 

インバーターを使えば普通の車でもシガーソケットからAC電源を取ることはできますが、当然ながらエンジンはつけっぱなしになりますので、夜のキャンプ場では使用できません。

また、一般的なインバーターは300W程度が平均で、1,500Wもの高出力のインバーターはそうありません。

走行中にちょっとした電力を使うのであればインバーターでも良いですが、キャンプでコンセントを使いたいのであれば、インバーターでは真似できません。

Chargeモードでガソリン発電

アウトランダーPHEVは、電気をフル充電し、ガソリンを満タンにした状態では、一般家庭10日分の電力を賄えると言われています。

災害発生時には強い力を発揮します。

もちろんそれはレアケースなので、キャンプのシーンで考えると、「ガソリンさえあれば電池残量を気にせず、家庭のACコンセントと同じ感覚で使える」ということです。

 

また、電気なんてキャンプ場に着く前に使い切ってしまう、と思うかもしれませんが、アウトランダーPHEVはchargeモードとsaveモードがあります。

アウトランダーのchargeモードとsaveモード

画像出典 : 三菱自動車

 

chargeモードを使えば、ガソリンから強制的に電気を発電することができます。

そのため、キャンプ場に着く前にChargeモードで発電し、キャンプ場で電気を使って楽しむ、ということができます。

 

ただし、Chargeモードはガソリンを使って発電しながら、さらにEV走行を抑えるモードになりますので、燃費はかなり落ちます。

まだそこまでガッツリChargeモードで走ったものを計測したことはないですし、充電後は走行距離で平準化してしまいますので、一概に何km/Lと言うものは分かりません。

一つ言えることは、「Chargeモードで充電してキャンプで使おうとするなら、燃費は気にするな」ということです。

AC電源はオプションなので注意

一つ注意が必要なのは、アウトランダーPHEVの電源ソケットはオプションだということです。

つまり、アウトランダーPHEVであっても、AC電源が取れないことがあるのです。

 

キャンパーの皆様の多くは、アウトランダーPHEVの一番の魅力にAC電源が使えることを挙げると思うので、そもそもAC電源が付いていないグレードがあることに驚きでしょう。

しかし、一般的にはそれほどAC電源は必要とされていないのです。

登山、釣り、カヌー等、アウトドアにも多々種類がありますが、AC電源が大活躍するのはキャンプのシーンくらいではないでしょうか。

(車が横付けできる場所なら、釣りをしながら電気ストーブ等も良いかもしれませんが)

当然AC電源がない方が価格は安いので、そこまでAC電源に魅力を感じない人は、アウトランダーPHEVでもAC電源なしのタイプを選ぶことも多いのでしょう。

 

しかし、AC電源が魅力なのに買ってみたら使えない、と言う悲しいことにならないよう注意が必要です。

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フリーサイトも電源サイトに早変わり!

1,500WのAC電源は、もはや電源サイトそのものです。

アウトランダーPHEVのコンセント位置

「フリーサイトで自由なレイアウトは魅力だけど、電源サイトの便利さも捨てがたい」という場合でも、アウトランダーPHEVなら電源サイトに早変わりします。

長めの延長コードを用意すれば、電源サイトでなくてもまるで電源サイトのように便利なキャンプができます

 

元々AC電源サイトの利用には好みが分かれ、文明の利器を嫌う方もいます。

楽しみ方は人それぞれなので、それはそれで良いのですが、そもそも電源サイト自体があまり好きではない方にとっては魅力的ではありません。

しかし、多くのキャンパーにとっては、単純に利便性を向上させてくれるものでしょう。

扇風機、ドライヤー、電気ストーブetc…使い方はアイデア次第

「電子機器が使える」というのは、アイデア次第で様々なことができます。

 

まず思いつくのは、夏であれば扇風機やエアコン、冬であれば電気ストーブ等の、キャンプを過ごしやすく快適にする道具です。

電気ストーブ

ホットカーペットやこたつ等もこの部類に入ります。

ソロキャンプよりも、どちらかと言うとファミリーキャンプで役立ちます。

 

また、女性にとっては、ドライヤーやヘアアイロンが使えるのは大きいのではないでしょうか。

コインシャワーしかないような簡易的なキャンプ場でも、ドライヤーやヘアアイロンを利用することができます。

 

あとはミニ冷蔵庫でいつでもキンキン!というのも良いですね。

氷の画像

スクリーンを用意すればプロジェクターを使って大画面で映画を見る、ということもできます。

ただし、ボリュームには注意し、周囲への配慮を忘れず、基本的にはイヤホン等を利用するようにしましょう。

キャンプ道具を積むのに十分な荷室

AC電源はアウトランダーPHEVの最も大きな魅力の一つですが、積載量等のスペック面でも、キャンプをするには十分です。

キャンプ道具の量にもよりますので、あくまで私の感覚ですが、乗車定員を以下の区分で示してみます。

狭くてもOK 狭いのはNG
ルーフキャリア有り 5人 4人
ルーフキャリア無し 4人 3人

 

簡単に言うと、ルーフキャリアがあれば荷室だけで全員分のキャンプ道具が載ります

ルーフキャリアがない場合は、後部座席を一席倒す必要があるので、その分乗車可能人数が減ります。

アウトランダーPHEVは5人乗りですが、当然ながら5人乗るとそれなりに狭くなります。

 

狭くても構わないよ!という場合は後部座席中央を席数としてカウントし、狭いのが嫌な場合は後部座席中央には座らない想定です。

私のキャンプ道具は割とコンパクトな部類ではあると思いますが、テント、タープ、シュラフ、マット等は一式揃っています。

冬キャンプでストーブを乗せて、5人分の荷物を載せる、というところまで来ると、少し微妙な気がしますが。

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デリカD5にしなかった理由

冒頭でも申し上げた通り、私は元々はデリカD5の購入を検討していました。

デリカD5

画像出典 : 三菱自動車

大容量の積載と走破性を兼ね備えているのは非常に魅力的です。

しかしデリカD5ではなく、アウトランダーPHEVに決めた点は、大きく3つあります。

1.想像よりも積載量が大きかったこと

私が感じるデリカの魅力の一つに、4~5人乗っても十分キャンプ道具を積み込める積載量がありました。

今後家族が増えた時のことも考慮すると、やはり大きいに越したことはありません。

 

しかし実際アウトランダーPHEVを見てみると、私のキャンプスタイルであれば、ルーフキャリアを取り付ければ4人になっても十分キャンプに行けると判断しました。

(私はクッカーやテーブル等を比較的コンパクトにまとめているので、無理をすれば軽自動車でも大人3人+キャンプ道具でキャンプに行けます。)

 

それであれば、AC電源が使えるアウトランダーPHEVの方が面白さを感じた、というのが理由の一つです。

2.個人的な見た目が好みだったこと

もう一つは、単純に私の好み的に、アウトランダーPHEVの見た目が好きだったことがあります。

アウトランダーPHEVの外観

 

キャンプの世界もそうですが、「デザインが好き」というのは機能性にも負けず劣らず重要なことです。

自分がいかに気に入っているか、というのは、数値には表れない非常に重要な要素です。

3.燃費がいいこと

最後の一つは、PHEVならではの燃費の良さです。

4WDでありながらEV走行も可能なため、非常に燃費が良いです。

 

私が頻繁に行くイオンでは普通充電が無料なので、買い物に行くついでにタダで充電ができる、というメリットがあります。

基本的にイオンで買い物をするので、この交通費が無料になるというのは大きいです。

燃費も力強さも捨てがたい!

アウトランダーPHEVを選んだ理由に、燃費の良さがあります。

私の実測では、高速走行で90km以下程度で巡航すれば、18km/Lくらいは出ました。

4WDなので燃費の良さはたかがしれていますが、それでもミドルサイズのSUVとしては悪くない数字だと思います。

それでいて力強さは健在です。

 

先程も少し触れましたが、私が特に有難いのは、よく行くイオンで普通充電が無料でできる、ということです。

普通充電は満充電に4時間以上かかりますが、イオンには頻繁に行くので、毎回少しずつ充電するだけでも、その差はバカになりません

また、私は賃貸なので難しいですが、家の夜間電力を使えば更にお得です。

走り方によっても変わってきますが、満充電で50km前後は走りますので、普段使いならガソリンをほとんど使うことはないでしょう。

感想、まとめ。アウトランダーPHEVはキャンパーにおすすめのSUV!

フォレスターやエクストレイル等の人気のSUVと比較してどうか、ということは特に書いていませんが、少なくとも私はアウトランダーPHEVに満足しています。

あくまで個人的な感想なので、特に相対評価をするつもりはありません。

他にも魅力的な車はたくさんあるので、何に重きを置き、何を魅力と捉えるかは人それぞれです。

 

ただ、もしキャンプでの使用を想定して、アウトランダーPHEVに興味があるという方がいましたら、後悔することはないと思います。

オートキャンプ場のイメージ①

 

キャンプでAC電源が使えると言うのは、言い換えると家の中の殆どすべてのものが、キャンプギアになる可能性を秘めている、ということです。

私もまだまだ買ったばかりですが、これから乗り倒そうと思います。

乗っているうちに評価が変わるようであれば、またこちらでご報告していこうと思います。

 

追記 :

アウトランダーPHEVの記事はこちらにまとまっていますので、色々ご参考にしていただけると幸いです。

リンク : 【カテゴリ】アウトランダーPHEV

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