スポンサーリンク

冬キャンプにおけるサーキュレーターの選び方と設置方法のコツ

冬キャンプの必須アイテムとも言える、ストーブ

薪ストーブや石油ストーブ、ファンヒーター等、様々な種類があります。

テントの中にストーブをインストールしたら、冬キャンプの寒さ対策も万全だと思われる方も多いですが、ストーブと一緒に合わせて買っていただきたいのがサーキュレーターです。

サーキュレーターとは、空気を循環させるための扇風機のようなもので、家庭内でもサーキュレーターの有無で部屋の暖まり方が変わってきます。

特にキャンプのような屋外、テントの中という特殊環境では、循環しにくい空気をいかに動かすかが重要になってきます。

今回はサーキュレーターの選び方と、設置方法のコツをご紹介します。

キャンプのサーキュレーター

スポンサーリンク

キャンプの暖房にはサーキュレーターは必須

サーキュレーターは家庭でストーブを使用する場合でも、あると部屋の暖まり方が変わってきます。

しかし家庭内では、なくてもそれなりに暖かいです。

理由の一つは既にサーキュレーターに近い役割をする、ファンがついているストーブが多いことです。

一般的に、石油ファンヒーターと呼ばれるものですね。

もちろんそれとは別に、天井付近に集まった暖かい空気を送るためには、サーキュレーターは有効です。

また、家の中は何だかんだで出入りが多く、人間が歩き回ることでそれなりの空気の循環が生まれます。

しかしキャンプの場合、テントの中は基本的に座りっぱなしのことが多く、その中で動き回ることをしません。

そのため、テントの中は家の中よりも空気が籠りやすく、サーキュレーターが重宝されるのです。

ここで紹介するものは厳密にはサーキュレーターではなく扇風機

本題に入る前に、サーキュレーターと扇風機の違いをご存知でしょうか?

構造としてほとんど同じですが、サーキュレーターは直線的に風を送り気流を作るのに対し、扇風機は拡散する風を送り出します

そのため、厳密にはサーキュレーターと扇風機は違う機械になります。

キャンプで卓上扇風機を使う様子

しかしキャンプで使える「サーキュレーター」は実質ほとんど存在しないので、このブログではサーキュレーターの役割を目的として使用する扇風機(ファン)も、まとめてサーキュレーターと表現することとします。

なお、私も扇風機をサーキュレーターとして利用していますが、機能として何ら問題がないことは実証済みです。

サーキュレーターの電源の種類

サーキュレーターの種類を分けるのは、大きく2つあります。

一つは電源の種類、そしてもう一つは形状(設置方法)です。

まずは電源の種類と、独断と偏見で付けたおすすめランキングからご紹介していきます。

第4位:コンセント

サーキュレーターの中でも最もパワーが強いのが、コンセントタイプです。

カバー付きの延長コード

持ち運びできるタイプの電源はどうしても力が弱くなってしまいますが、コンセントであればこれ一台でかなりのパワーを発揮します。

もちろんデメリットは、電源サイトを利用する必要があることです。

もしくは別のバッテリー等があれば良いですが、屋外では利用シーンが限られるため、コンセントは推奨できません。

第3位:内臓バッテリー

サーキュレーター本体にバッテリーが内臓されているタイプでは、キャンプの度に直接充電すれば良いので、使い勝手抜群です。

内臓バッテリーであれば家に置き忘れることもないので、外付けのバッテリーよりも準備が楽です。

しかし一見便利そうに見える内臓バッテリーですが、バッテリーの容量にもよります。

基本的にはサーキュレーターとして使用するにはバッテリー容量が足りない場合が多いです。

たとえばコールマン(coleman)のテントファンLEDライト付では、アルカリ乾電池使用時/約20時間(High)、約35時間(Low)、CPX6バッテリー使用時/約4.5時間(High)、約5.5時間(Low)の稼働時間となっています。

コールマンのファンライト

画像出典 : 楽天市場

バッテリーを使用した場合、ファンは最高出力で4.5時間しかもちません

この容量では一回のキャンプも最後までできませんが、途中充電することもできません。

コールマンのサーキュレーターであればバッテリーと乾電池のハイブリッドなので、乾電池で代用することができますが、そうでない場合は途中で止まってしまいます。

第2位:乾電池

バッテリーの問題を解消したのが、電池タイプです。

単1形のエネループ

しかし使い捨て乾電池を何度も使用するのは非常にコストがかかります。

ファンの場合はつけっぱなしにすることが多いので、都度コンビニ等で乾電池を買う場合はお金が勿体ないです。

そのため、乾電池は充電池を使用するようにしましょう。

私は20本以上の単三充電池(エネループ)を持ち、ランタンや一酸化炭素検知器、サーキュレーター等様々なものに使用しています。

私のように充電池をたくさん使う場合は、第2位ではなく第1位が乾電池です。

電池式のギアを複数所持し、大量の充電池を回しながら使うのが一番便利です。

リンク : 徹底検証!LEDランタンは充電池(エネループ)でこんなにお得!

第1位:モバイルバッテリー

最も汎用的におすすめな電源が、モバイルバッテリーです。

USBタイプのサーキュレーター、とも言い換えることができます。

USBをモバイルバッテリーに接続し、充電と同じ方式でモバイルバッテリーから電力を送ります。

モバイルバッテリーは様々な充電に使用できるので、複数所持していても損はありません

サーキュレーター用にモバイルバッテリーを持っていても、必要なときはスマートフォンを充電することもできます。

またその逆も然りですね。

汎用性が高く、最も使いやすいのがUSBから電力供給を受けるタイプのサーキュレーターだと思います。

ただし、モバイルバッテリーのように電源が別になる場合は、ゴムバンドやマジックテープ等でバッテリーを本体にくっつけると言った工夫が必要なります。

リンク : キャンプに携帯していくモバイルバッテリーの選び方

スポンサーリンク

サーキュレーターの設置方法の種類

電源の他に、もう一つ視点として設置方法があります。

こちらもおすすめ度別に、勝手にランキングをつけてご紹介していきます。

第4位:卓上型

テーブルやラックの上等に置き、空気を循環させるのが卓上タイプです。

キャンプのサーキュレーター②

画像出典 : 楽天市場

卓上型のサーキュレーターの場合は、首が上下に振れるものを選ぶようにしましょう。

少し高めの位置から斜め下に向かって風を送り出し、循環させる方法がおすすめです。

しかし自分のサイトに使いやすい位置があれば良いですが、机やラックの上に置くのであれば他の形でもある程度代用できますので、敢えて卓上型を選ぶメリットは少ないと思います。

第3位:マグネット型

冬のサーキュレーターとしてだけでなく、夏の扇風機としても使いやすいのはマグネット型です。

どこでもfanの画像

画像出典 : 楽天市場

サーキュレーターの一部にマグネットがついており、磁石がくっつく場所であれば色々な場所に設置することができます。

チェアの近くやテーブル等にマグネットでくっつけ、安定したバランスで風を送り出すことができるのが特徴です。

多くのキャンパーに人気の耐熱テーブルはマグネットがくっつくものが多く、側面も含めどこでも付けることができます。

耐熱テーブルを頻繁に使っており、夏の扇風機としても活用したい場合は選択肢の一つだと思います。

リンク : キャンプの扇風機・サーキュレーターはマグネット付きが便利!

第2位:フック型

2番目に便利なのが、フックがついていて吊るせるタイプのサーキュレーターです。

使うところは限られますが、上手く使えれば非常に使いやすい形になります。

フック型のファンライト

画像出典 : 楽天市場

特にテントやタープの天井部にランタンを吊るすような場所があれば、そこにフック型のサーキュレーターを吊るすことで非常に高い効果を発揮します。

また、後述しますが、ランタンスタンドと組み合わせることでどこでも適切な場所にサーキュレーターを設置することができます。

お持ちの自分のギアにもよりますが、相性が良ければ最も高いパフォーマンスが出せるのがフック型です。

第1位:クリップ型

あらゆる場面において汎用的に使いやすいのが、クリップ型のサーキュレーターです。

クリップ型のサーキュレーター

画像出典 : 楽天市場

クリップ部分は布団を干すときに使うような巨大サイズのクリップがおすすめです。

大きくて力が強いクリップであれば、フックが引っかかるような棒であっても、マグネットがくっつくような場所であっても、一定以下の太さであればどこでも設置することができます

形状に迷ったらクリップ型にしておけば、汎用的に使いやすいと思います。

ただし、フック型しか引っかからないような細い場所もあるので、その点は自分のギアとの相性を見て決めるようにしましょう。

モバイルバッテリー型+クリップ型にする場合は電源の固定に注意

おすすめの電源第一位はUSB+モバイルバッテリー型でした。

そしておすすめの設置型はクリップ型でした。

これらを足すと、USBから電源を取るタイプで、巨大なクリップが付いているサーキュレーターが良い、ということになります。

もちろんこの組み合わせで全く問題ないですが、USB+モバイルバッテリーの場合、電源が別になるので、電源をサーキュレーター本体に固定させる工夫が必要です。

個人的には、やはり最も使いやすいのは充電池を何本か用意した電池型です。

しかしサーキュレーターのためだけに充電池を大量に買うのはコストに見合わないので、他のギアでも充電池を使う人向けです。

スポンサーリンク

サーキュレーターの設置場所

テント内のサーキュレーターは、欲を言えば2カ所に設置すると効果が高いです。

1ヶ所は熱源近くで、発生する熱を送り出す役割(ファンヒーターのファンと同様)で、もう1カ所は上部に溜まった空気を循環させる役割です。

ストーブの排熱場所の近く

直接的に暖かさを感じやすいのが、ストーブ(熱源)の近くです。

レインボーストーブのサーキュレーター

特に対流型と言われる、上部に暖かい風が抜けていくタイプのストーブでは、熱源の近くにサーキュレーターを設置すると暖かさを感じやすいです。

対流型ストーブでは、ストーブの上部のみが暖かく、側面は全く暖かくないので、暖かさを感じにくいという特徴があります。

ファンヒーターのようなファンがついているタイプであれば、熱源の近くにサーキュレーターを設置する必要ありません

テント最上部

どのストーブでも共通で効果があるのが、天井部付近です。

暖かい空気は上に昇るので、下には冷たい空気が沈殿することになります。

動きの少ないテントの中では、立ち上がると頭だけ暑く、座ると寒い、という環境に陥りやすいです。

そのため、天井部にサーキュレーターを設置することで、天井部に昇った暖かい空気を下に送り込み、空間全体を暖めることができます。

ファンヒーターであれば1ヶ所に、薪ストーブや対流型ストーブであれば2カ所に設置すると、より高い効果を得られるでしょう。

熱源近くに設置する場合はパイルドライバーがおすすめ!

熱源近くに設置すると言っても、近くに都合よく設置場所がないことも多いでしょう。

火事にならないよう、ストーブは物から遠ざけ、一定の距離を確保して設置するのが普通です。

そのため、ここだと言うベストポジションにサーキュレーターの設置場所がないことがあります。

そこでおすすめなのが、スノーピークのランタンスタンド、パイルドライバーです。

パイルドライバー

画像出典 : 楽天市場

パイルドライバーをストーブの近くに設置し、そこにサーキュレーターを置くことで、場所を選ばず最適な位置にサーキュレーターを設置することができるのです。

リンク : snowpeakのパイルドライバーは機能性抜群なおすすめのランタンスタンド

なぜ他のランタンスタンドではなくパイルドライバーがおすすめかと言うと、パイルドライバーは脚がないためです。

ランタンスタンドは自立するための脚がついているのが一般的ですが、狭いテント内だと、この脚が非常に邪魔です。

邪魔なくらいであれば良いですが、蹴飛ばして倒してしまい、火事に繋がることもあります。

キャンプのサーキュレーター

その点、パイルドライバーは地面に打ち込むタイプのランタンスタンドなので、狭いテント内でも全く邪魔になりません

パイルドライバーをサーキュレーターの設置台として使用しているのは私くらいかもしれませんが、もはやこのためにパイルドライバーを買ったようなもので、使い勝手には非常に満足しています。

私の場合は乾電池型+マグネット型

ちなみに私のサーキュレーターは、マルチ電源のものを使用しています。

有線でコンセントから電源を取ることもできれば、USBから電源を取ることもできます。

電池が入る場所もあるので、乾電池でも使用可能です。

裏面にはマグネットが付いており、フックではないですがバランスを取れば吊るすこともできます。

しかし主な使い方としては充電池+マグネットですが、クリップ型の方が使いやすかったかな、と少し後悔しているのが正直な感想です。

パイルドライバーを挟めるようなサイズのクリップで、且つ電池式のタイプのサーキュレーターが、私にとってのベストだったかもしれません。

感想、まとめ。サーキュレーターを上手く活用して快適な冬キャンプを!

ストーブと一言で言っても様々なタイプがあるように、サーキュレーターにも様々なタイプがあります。

ここでは選び方やおすすめをご紹介しましたが、自分のアイデアで効率的に設置するのも楽しみの一つです。

私の場合では、パイルドライバーとサーキュレーターの組み合わせが、その例ですね。

テント内でのサーキュレーターの設置も、ストーブの場所、椅子の高さ、ギアの数によっても変わってきます。

しかし一つ間違いなく言えることは、サーキュレーターを有効に活用することは、冬キャンプを快適に過ごす第一歩だと思います。

ぜひ、楽しく快適な冬キャンプを満喫してみてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク