パネルが四分割され、あらゆるシーンで活躍するコールマンのLEDランタン、それがコールマンのクアッドマルチパネルランタンです。
白色の強力な光で、メインランタンとしても活用できます。
暖色の明かりは出せませんが、白色の明かりであればこれ以上の機能性はないといっても過言ではありません。
さすがはランタンのリーディングカンパニー、コールマンです。
まさに最新のLEDランタンと言ったところで、明かりが必要なシーンであれば、色々なシーンで大活躍します。
コールマン(coleman)のクアッドマルチパネルランタンの仕様
クアッドマルチパネルランタンの製品仕様は次の通りです。
光量も高く、パネル1つでも十分な明るさがあります。
- 【電池8本】約800ルーメン/High、約200ルーメン/Medium、約100ルーメン/Low
- 【電池4本】約500ルーメン/High、約140ルーメン/Medium、約60ルーメン/Low
- 【パネル】約100ルーメン/High、約25ルーメン/Low、約100ルーメン/Spot
- サイズ:約直径14.5×23.5(h)cm
- 重量:約1.2kg
- 連続点灯時間:【電池8本】約20時間(High)、約120時間(Medium)、約400時間(Low)
- 【電池4本】約13時間(High)、約69時間(Medium)、約196時間(Low)
- 【パネル】約3時間(High)、約14時間(Low)、約4時間(Spot)
- 使用電源:アルカリ単一形乾電池×4本または8本(別売)
- 防水性能:IPX4対応(全方向からの水しぶきに10分間耐える)
少し長くなりましたが、このような仕様になっています。
パネルが分離する仕組みなのにも関わらず、防水性能なのは嬉しいですね。
通常、部品(パネル)が外れるような仕組みを作ると、どうしてもその場所から水や汚れが入るため、防水性能は落ちてしまいます。
しかし、クアッドマルチパネルランタンはこのサイズ・機能になっても、突然の雨に耐えられる防水性能を備えています。
単一電池を8本使用すると、800ルーメンもの大光量で約20時間使用することができます。
800ルーメンはかなり眩しいレベルですので、ずっとこの明るさで使い続けることはあまりないと思います。
四分割されるパネルでシーンを選ばず活躍!
パネルが分割される機能は商品名にもなっており、クアッドマルチパネルランタンの最大の特徴でもあります。
一つ一つのパネルで100ルーメンあるため、ちょっとした作業をする分には十分な明るさがあります。
このパネルですが、裏面が強力な磁石になっているので、色々な場所にくっつけることができます。
これが非常に便利な機能で、テントやタープのポール、車、チェアの骨組み部分等、色々なところにくっつけることができます。
また、裏面に取っ手がついているため、机に立てかけることも可能です。
スマートフォンにリングをつけて立てかけるようなイメージですね。
さらに正面にもライトがついているので、普通の懐中電灯のような使い方もできます。
画像出典 : coleman
一つのギアでこれほど多様な使い方が出来るのは、もはや感動する領域です。
ランタンの研究を重ね続けたコールマンならではの、まさに万能ランタンです。
ちなみに、パネルは本体に戻すと勝手に充電が始まります。
本体に戻すとパネルは光りますが、光りながらも充電を続けています。
スポンサーリンクUSBから充電も可能
便利機能はこれだけにとどまりません。
なんと、ランタンでありながらUSBからスマホ等を充電することができます。
ランタン上部にUSBの出力口がついているのです。
これができるのは、LEDランタン、且つ大容量のバッテリーを持つものに限られます。
画像出典 : coleman
単一電池を8本使えば、たとえ充電をしたとしても、通常の使い方であれば電池が切れることはありません。
800ルーメンの最大光量で使い続けることはほぼありませんし、仮に使い続けたとしても20時間は使えません。
「スマホを充電するとランタンとして使えないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その心配は無用です。
iPhone8のバッテリー容量は1,800m Ah強ですので、約2,000mAhとします。
それに対して、(種類にもよりますが)単一乾電池は一本で約6,000mAhあるので、8本で約48,000mAh、つまりiPhone24回フル充電可能なバッテリー容量があることになります。
そう簡単には電池切れにならないことが分かっていただけたでしょうか。
単一電池は充電池を使おう
バッテリー容量が大きいと言っても、電池は消耗品です。
当然、使い切ったら新しいものを買わなくてはなりません。
そう考えると、スマホ等の USB充電はモバイルバッテリーに任せ、クアッドマルチパネルランタンにはランタンとして活躍してもらった方が良いのではないかと考えてしまいます。
しかし、せっかく機能として USBポートがあるのに、それを使わないのは勿体ないです。
そこで活躍するのが充電池です。
一本で1,000円以上するため、決して安い買い物ではありません。
しかし、長い目で見るとこちらの方が確実に安くなりますし、1,000回充電できるため、心置きなく全機能を使うことができます。
充電池を使うことでどれくらい差が生まれるのかについては、以下の記事でシミュレーションしておりますので、参考にしてください。
リンク : クアッドマルチパネルランタンにはエネループ(充電池)を使おう!
スポンサーリンクまとめ、感想
コールマンの万能ランタン、クアッドマルチパネルランタンをご紹介しました。
白色のランタンなので、少し雰囲気は落ちてしまいますが、LEDランタンの中では最大級の明るさになります。
このランタンは本体に4枚のパネルがついており、それぞれが最大100ルーメンで光ります。
それらをバラバラにして使うことで、一方方向からの光で陰になってしまうという、ランタンのデメリットを見事に克服しています。
また、それぞれのパネルの裏側はマグネット式になっており、色々なところにくっつけて使用できます。
さらに、 ランタン本体からUSB充電が出来たりと、これでもかと機能を詰め込んだランタンです。
一度使うと、その便利さから手放せなくなることでしょう。