私はこれまでモンベル(mont-bell)のフォールディングフィールドコットを愛用してきましたが、新たにコールマン(coleman)のトレイルヘッドコットを購入しました。
コットの種類はいくつかありますが、モンベルのコットと並べて使いたかったため、高さが同じものを探していました。
画像出典:コールマン
そこで見つけたのが、コールマンのトレイルヘッドコットです。(どちらも高さ約40cmです。)
40㎝という高さはベンチとしても腰掛けやすく、また地面からも適度に高さがあるため、冷気を避けて寝ることができます。
なお、モンベルのフォールディングフィールドコットについては、こちらで詳しく記事にしていますので、よろしければ参考にしてください。
リンク :モンベル(mont-bell)のフォールディング フィールドコットの実際の使用感
コールマン(coleman)のトレイルヘッドコットの製品情報
トレイルヘッドコットの仕様は次のようになっております。
- 使用時サイズ:約190×87×40(h)cm
- 収納時サイズ:約14×18×93(h)cm
- 重量:約9kg
- 材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
- 耐荷重:約80kg(コット)、約70kg×2(ベンチ使用時)
トレイルヘッドコットは、他のコットと比較して、使用時の横幅が広いのが特徴です。
これについては後ほど詳しく書いていきますが、この差がトレイルヘッドコットが快適である理由の一つです。
就寝時に少し幅が広いだけで、体感は大きく違います。
しかし、フレームがアルミではないため、重量が9kgと重いです。
逆に欠点としては、持ち運びに不便なところでしょうか。
一度広げてしまえば気にはなりませんが、設営・撤収時は女性や子供では少し大変です。
機能には満足していますが、女性だけのキャンパーの場合は検討の余地があると思います。
広くて寝やすい万能コット
コールマンのトレイルヘッドコットは横幅87cmあります。
モンベルのフォールディングフィールドコットの横幅66cmなので、約21cm大きいです。
コールマンの他のコットもそうですが、65cm前後が一般的なサイズです。
一般的なコットと約20cm差があるのですが、この20cmというサイズの差は、実際に使用すると大きく違います。
たとえば、コットが20cm広がると、就寝時に枕元にスマホを置いたり、コットの上に本を何冊か置いて読書を楽しむこともできます。
横幅の小さいコットでも寝返りで落下することはほとんどないですが、やはりお世辞にも広いとは言えないので、少し窮屈感を感じます。
しかし、ベッド面が約20㎝広いトレイルヘッドコットでは、そういった窮屈さはそれほど感じません。
特に体の大きい成人男性にとっては、この使用サイズの差は快適さを向上させてくれます。
また、側面には収納ポケットがあるので、ちょっとした小物はそこにしまうことができます。
コットの上でシュラフに入った後、手の届く場所に収納ポケットがあるのは嬉しいですね。
私はメガネ(ケース)やスマートフォンを入れて寝ています。
コットで寝る場合、こういったポケットがないとスマートフォンやメガネ等がすぐ行方不明になってしまいます。(体験談)
スポンサーリンク比較的重量があり、組み立て後の移動が大変
コールマンのトレイルヘッドコットはベッド面が広く快適ですが、重量が9kgあるため、持ち運びや設営に不便なことが難点です。
フレームがアルミではなくスチールで出来ているため、骨組みに重量があります。
約9kgという重量は、子供が運ぶのは少し難しいレベルです。
成人女性でも、かなり運ぶのに苦労します。
私も嫁に運んでもらうことがありますが、アルミ製の軽量コットと比較してかなり重そうです。
収納した状態で持ち運ぶのも重いですが、一番重さを感じるのが組み立て後に移動する場合です。
たとえば就寝時にテントの中で使用して、翌日外に出す時等、組み立てたまま運ぶ際に特に重さを感じることがあります。
組み立てた状態ではただでさえ運びにくいので、少しの重量の違いでも、体感が大きく変わることがあります。
9kgは決して運べない重さではないのですが、軽いコットを使っている方は、その重さをより一層感じてしまうと思います。
軽さを売りにしているコットでは5kgを切るような重さのものもありますので、その差は4kg以上も重いことになります。
とはいえ、それを感じるのは動かすときの一瞬で、使用時には全く気にならないので、そこまで重大な欠点というわけではありません。
まとめ。重量はあるが広くて使いやすい万能コット!
コールマンのトレイルヘッドコットは、比較的価格が安いにもかかわらず、コットとして必要な機能(サイズ、収納性、耐荷重など)を一通り兼ね備えている、非常に使いやすいコットです。
使用時のサイズが大きいことが特徴で、就寝時の快適さは抜群です。
一般的なコットとの差は約20cm程ですが、就寝時における20cmの差は大きく、コットの上でくつろぐ時間が長い方は特に重宝すると思います。
その反面、アルミ製のフレームではなくスチール製のフレームを採用しているため、重量は約9kgとそこそこ重いです。
運べない重さではありませんが、組み立てた状態で運ぶような時に少し重さを感じると思います。
この重ささえなければ、機能性も抜群のとても良いコットなのですが、価格も安くコスパが良いので、このくらいのデメリットは我慢するしかありません。
使用時の快適さを重視し、多少の重さは気にしないという方は、ぜひトレイルヘッドコットを検討してみてはいかがでしょうか。