キャンプの大事な光源、ランタンですが、テーブルランタンはお持ちでしょうか。
テーブルランタンとしては、コールマンのルミエールランタンとスノーピークのノクターンが有名です。
ルミエールランタンは漫画・アニメのゆるキャンでも、なでしこの憧れのギアとして登場しますね。
今回は悩みましたが、そのコンパクトさからノクターンを選びました。
コンパクトサイズながら十分な光量で、スノーピークの名に恥じない機能性の高い製品です。
テーブルの上でゆらゆらとゆらめく炎を眺めて、一息ついてみてはいかがでしょうか。
ノクターンの製品情報
ノクターンの製品仕様は次の通りです。
何と言っても注目すべきはその小ささです。
ポケットに入る小型サイズで、簡単に持ち運ぶことができます。
とは言え、OD缶(カセットボンベ)がポケットには入りませんが・・・。笑
- 使用サイズ : 42×40×105(h)mm
- 収納サイズ : 51×47×112(h)mm
- 重量 : 102g
- 材質 : アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼
余談ですが、多くのアウトドアグッズは使用時が大きく、収納時が小さくなるのですが、ノクターンの場合は逆です。
ガラス面を保護する必要があるため、ハードケースの中にノクターン本体を収納するので、使用時より収納時の方がサイズが大きくなります。
そうは言っても、非常にコンパクトであることには変わりありません。
ノクターンはコンパクトな収納サイズが魅力!
上記のスペック解説の際にも少し触れましたが、ノクターンは小ささが魅力です。
ノクターン本体だけならタバコサイズなので、胸ポケットにだって入ります。
(割れ物なので入れない方がいいですが。)
私はギアケースの中にしまっていますが、450mlのマグの中に収納しています。
マグカップの中に入れることで、限られたスペースを有効活用できるのが良いですね。
比較対象としては、やはりコールマンのルミエールランタンでしょう。
ちなみに、ゆるキャンでも登場したとされ、高い人気を博しています。
ちなみに、ルミエールランタンが登場するシーンはこちら。
※ゆるキャンを知らない方は、こちらに魅力を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
このルミエールランタンのサイズは、73×60×183(h)mmです。
ノクターンのサイズは42×40×105(h)mmですので、1.5倍以上大きいことになります。
数字だとイマイチ伝わりにくいですが、並べてみると一目瞭然です。
ルミエールランタンとノクターンは、アウトドアショップではランタンコーナーにまとめて置いてあることが多いので、ぜひ手に取って比べてみてください。
ルミエールランタンはガラスの美しい曲線美が特徴的です。
どちらが良いということはないですので、実際に自分の目で見て比べてみるのが良いでしょう。
私はこの2つは非常に悩みましたが、一緒にチャムスのハードケースも購入したので、そのサイズも考慮してノクターンにしました。
ノクターンをチャムスのケースに収納するとこのようになります。
左下の白い小さいのがノクターンです。
チャムスのハードケースについては以下でも紹介してますので、ご参考にしてください。
リンク : CHUMSのハードケースで割れやすいキャンプ道具を整理しよう!
サイズではノクターンに軍配が上がりますので、ランタンケースにコンパクトにまとめたい場合や、登山やツーリングに持って行きたい場合はノクターンの方がおすすめです。
スポンサーリンク小さくても手元は明るく、パワーは十分!
小さいとその分明るさは弱くなりそうですが、ノクターンの炎は決して弱くありません。
当然、ゆらゆらと弱く火を出すのが魅力なテーブルランタンでは、炎の大きさと明るさはほぼ比例します。
(もちろんガラスや炎の噴出方法でも多少の差はあります。)
そのため、ノクターンはサイズ相応の明るさが出力されるのですが、テーブルランタンは明る過ぎても雰囲気を壊してしまうため、適度に明るいのが良いです。
ノクターンの炎は、明るすぎず暗すぎず、リラックスするのに適している明るさと言えます。
画像出典 : スノーピーク
さらに、ガスの噴出も強すぎないため、ゆらゆらとした美しい炎のゆらめきを見ることができます。
このゆらめきは「1/fのゆらぎ」と言われ、癒し効果があることが科学的に証明されています。
リンク : 1/fのゆらぎとは?自然に身を置き、焚き火や音楽でリラックス!
ノクターンは着火口である下から微風が入ることで、ただ真っ直ぐに伸びる炎ではなく、少しだけゆらめいた炎を見ることができます。
画像出典 : スノーピーク
なお、着火の際はターボライターではなく、一般的な着火マンやマッチを使うようにしましょう。
ターボライターのように炎が上に伸びないと、炎がガスに引火せず、上手く点火することができません。
まとめ。持ち運びも楽なノクターンでちょっと贅沢な空間を!
普段の生活では、なかなかテーブルランタンを使う機会はないと思います。
日常生活でテーブルランタンを使うのはお洒落で憧れますが、普通に生活をするにはテーブルランタンでは暗すぎるので、毎日使う気にはなれないですよね。
クリスマスのような特別な日であれば、ちょっと家を飾って、暗くしてテーブルランタンをつけて・・・と言った使い方をするのはアリですね。
あとは、木造の別荘なんかで使ったら雰囲気が出ると思います。
もちろん、このブログはキャンプブログなので、キャンプで使うことは大前提です。
(そもそもノクターンは屋外専用です。)
キャンプ場で作る自分のサイトは、言わば別荘のようなものです。
毎月のようにキャンプに行っている人にとっては、まさに移動式の別荘なわけです。
それは、普段暮らしている家からは切り離された、自分の拘りを思う存分詰め込める空間です。
そんな時こそ、普段ちょっとお洒落だと思っているが、なかなか手を出せないギアを使ってみてはいかがでしょうか。
特に夜景が見えるキャンプ場で使うテーブルランタンは雰囲気抜群です。
夜景や星を見る際等、暗くしたいけれど少し手元を照らす灯りが欲しいときには、ぜひノクターンを使ってみてください。
きっと遠くからも目立つ、お洒落で幻想的な空間を創出できることでしょう。