キャンプだけでなく、非常用としても家庭に広く普及している懐中電灯。
コスパだけで言えば100円均一が最強ですが、趣味で使うならデザインにも拘りたいところです。
また、100円均一の懐中電灯は非常に生活感が出やすいので、インテリアとしては少し微妙です。
そこでおすすめなのが、BAREBONES(ベアボーンズ)から発売されている、「ビンテージ フラッシュライトLED」です。
値段が高いのでコスパは良くないですが、その分、他にはないお洒落なデザインとなっています。
BAREBONES(ベアボーンズ) フラッシュライトLEDの製品情報
まずはフラッシュライトLEDのスペックからご紹介していきます。
数字だけだとよく分からないかもしれませんが、サイズ感としては、ごくごく一般的な懐中電灯と変わりありません。
金属(スチール)で作られているため、重量はプラスチック製よりもありますが、この重さがかえって重厚感があって良いです。
軽すぎず重すぎず、程良く高級感を感じさせてくれると思います。
サイズ | 6.4φcm×7cm |
重量 | 272g |
明るさ | HI:150ルーメン/LOW:13ルーメン |
バッテリー容量 | 2200mAh |
充電性能 | (入力電圧-電流)5V-最大2A以下 |
使用電球 | 3w LEDバルブ |
連続点灯時間 | HI:2.5時間/LOW:24時間 |
充電時間 | 4〜5時間 |
材質 | スチール、プラスチック、ゴム |
付属品 | 充電用USBケーブル(タイプC) |
BAREBONESのフラッシュライトLEDは、バッテリー内蔵タイプです。
LEDライトにはバッテリーを搭載し、充電して使えるタイプと、電池を交換するタイプがあります。
バッテリー内蔵タイプは充電するだけで繰り返し使えるため、一見すると便利ですが、充電が切れた場合や充電を忘れた場合、電池のように買い足すことはできません。
また、基本的にバッテリー交換できないケースが多く、バッテリーの劣化によって製品自体の寿命を迎えてしまうこともあります。
一長一短ですが、ランタンと違って懐中電灯は使用時間が短いため、バッテリー内蔵タイプの方が適しているかもしれません。
BAREBONESはビンテージ感のあるデザインが人気!
BAREBONESと言えば、他のキャンプギアとは一味違った、ビンテージ感のあるデザインが人気です。
画像出典
高級感を感じる人もいれば、どこか懐かしさを感じる人もいるかもしれません。
BAREBONESのギアで固めたサイトは、異国の地のような雰囲気になります。
私は既に多様なメーカーのランタンを持っているので、今更全てを新調することはできませんが、もし統一するなら、BAREBONESは良いなーと思います。
BAREBONESのランタンやライトはほとんどがLEDを使用したものですが、ビンテージな雰囲気に合うよう、光量や光り方等がうまく調整されています。
そのため、LEDの使い勝手を維持したまま、無機質な雰囲気を感じさせない、まさに良いとこ取りな状態と言えるかもしれません。
BEACON LIGHT(ビーコンライト)は根強い人気
BAREBONESからは複数種類のランタンやライトが発売されていますが、一番最初にヒットしたのはBEACON LIGHT(ビーコンライト)だと思います。
画像出典 : 楽天市場
BAREBONESの魅力が存分に発揮されているギアで、今でも根強い人気を誇っています。
お目当ての商品がないのであれば、まずはビーコンライトを手に取って見ることをおすすめします。
BAREBONESからは他にも魅力的なギアが多々発売されていますが、おそらく一番売れているのがこのビーコンライトではないでしょうか。
スポンサーリンクヘッド部分で明るさをフォーカス可能
ビンテージフラッシュライトの話に戻りますが、ビンテージフラッシュライトはただデザインの良い懐中電灯、と言うわけではありません。
デザインは最大の魅力であることは否定しませんが、懐中電灯としても非常に使いやすくなっています。
その一つとして、ヘッドの調節によるフォーカス機能です。
ライトの先端を回すことにより、光を絞り、より遠くまで照らすことができます。
夜に何かを探索(昆虫や夜鳥等)したり、子供がアクティビティ(ナイトハイク等)に使うときには、とても有難い機能です。
ヘッドを絞ることにより、特定の対象物に絞って照らすことができるため、「周辺を照らす」とは異なった目的で使うことができます。
最大150ルーメン!懐中電灯としては十分な明るさ
ビンテージフラッシュライトはHIモードとLOWモードがあり、HIモードでは約150ルーメンもの明るさが出ます。
150ルーメンと言ってもイマイチ分からないかもしれませんが、150ルーメンあれば懐中電灯としては十分過ぎる明るさと言えます。
とは言え、150ルーメンという明るさは、他のライトと比較して特に明るいわけではありません。
(明るいものは1,000ルーメンを超えるものもあります。)
しかし手持ちのライトとして使う分には十分で、ただの飾りではなく、しっかりと実用性を備えたギアと言えます。
スポンサーリンクデザインが良く、インテリアの一つとして
もちろん、そうは言っても、ビンテージ フラッシュライトLEDの一番の魅力は、そのデザインです。
防災用品として家庭に備えられた懐中電灯は、その多くが懐中電灯としての機能を活用しないまま一生を終えます。
さらにその多くは納戸等に仕舞われたまま、いつの間にか液だれしていたり、悲惨な状態になっています。
100円均一で買ったものだし、万が一の安心感だけでもその価値はあった、と言われれば、それはそうだと思います。
防災用品とはそう言うものですし、災害は起こらない方が良いです。
しかし、フラッシュライトLEDであれば、使わなくてもインテリアとして活躍してくれます。
防災用品としても、すぐ手が届く場所に置いてあるに越したことはないですし、リビングの一等地に置いておくのも悪くないと思います。
感想、まとめ。懐中電灯にも拘るなら!
BAREBONESのビンテージ フラッシュライトLEDは、値段以外はどこを取っても素晴らしい商品です。
この商品の検討にあたって間違いなく壁となるのが、「定価8,580円」という価格帯です。
販売店によって多少のディスカウントはあったとしても、高いことには変わりありません。
もちろん、機能やデザインを考慮して、割高だと言っているわけではありません。
しかし100円で懐中電灯が買える時代に、そこまで拘ったライトが必要かどうか、という点は、非常に悩ましいです。
そこで決め手となるのが、「デザインがどれだけ気に入ったか」という点です。
キャンプは道具を楽しむ趣味でもありますので、趣味にかけるお金ということであれば、価格も許容範囲内ではないでしょうか。