ロゴスから2019年新作のランタンとして、bamboo ランタンが登場しました。
バンブーランタンは明るさよりも美しさにスペックを振ったランタンで、間接照明としての利用が想定されます。
既にメインランタンを持っており、ある程度サイトの雰囲気が完成している中級者〜上級者向けのギアと言えるかもしれません。
画像出典 : LOGOS
ロゴス(LOGOS) bamboo ランタンのスペック
まずはbamboo ランタン(バンブーランタン)の製品情報を見ていきます。
バンブーランタンはUSB出力機能もついているので、スマートフォンなどを充電することができるのも、もう一つの特徴です。
総重量 | 約1.1kg |
サイズ | 約16.8×12×32cm |
明るさ | [LED球値](約)270ルーメン
[ロゴス基準値](約)265ルーメン |
バッテリー 蓄電容量 | 7800mAh |
常用点灯時間目安(連続点灯時間) | 強/8時間
弱/21時間 |
充電時間 | 約14時間 |
主素材 | 竹集成材、アルミニウム、ポリカーボネート |
その他 | USB出力(DC5V1A) |
バッテリー容量はそこそこありますが、明るさ「強」で使用する場合は8時間なので、一泊二日が限界でしょう。
二泊三日で使用する場合は、「弱」で使用するか、替えのバッテリーが必要です。
エネループを大量に所持している私からすると、ぜひ電池でも使用できるようにしてほしいところです。
(それで値段が上がってしまうなら、そのようなニーズは少ないと思いますが・・・)
充電式で使いやすい
ロゴスのbamboo ランタンは充電式なので、電池を用意する必要がありません。
正直なところ、私の場合はエネループ(充電池)を何十本も所持し、様々なギアで使用しているので、バッテリータイプよりも電池タイプの方が有難いです。
リンク : 徹底検証!LEDランタンは充電池(エネループ)でこんなにお得!
しかし世間一般的には、バッテリー内蔵タイプの方が便利でしょう。
バッテリー内蔵タイプであれば、家に帰ってコンセントに挿すだけで充電できます。
電池の場合は一度本体から取り外し、また取り付けなければなりません。
一手間余計にかかりますので、基本的には歓迎されません。
ただし、バッテリータイプの場合は替えが効きにくいというデメリットもあります。
電池式であればコンビニやキャンプ場の売店で電池を購入すれば、使い続けることができます。
バッテリーの劣化を気にする必要もありません。
しかし一長一短ではありますが、総合的に見るとバッテリー内蔵タイプであることは長所であると言えると思います。
家のインテリアとしても使える、美しい暖色のランタン!
ロゴスのbamboo ランタンをはじめて見たときに、そのデザイン性が非常に魅力的だと感じました。
キャンプ用品ではありますが、キャンプの時だけに使うのは勿体ないと思うくらい、美しい色の灯りとデザインです。
例えば家のベッドルームに一つあれば、その雰囲気も抜群でしょう。
もちろん、家で使うだけだとバッテリーやUSB出力機能は余計なので、少し割高になってしまいます。
しかし家で使いながら、キャンプに行く時にも持って行く、という使い方であれば、フル活用することができると思います。
私もレインボーストーブを家でも使っていますが、キャンプ道具は自宅兼用にすることでかなり元が取りやすくなります。
ただし、キャンプに忘れ物をしやすい人は注意が必要です。
ベッドルームで日常使いをしている場合、最も忘れていきやすい物になるでしょう。
スポンサーリンクスマートフォン約3台充電可能なUSB出力機能
bamboo ランタンは7,800mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、スマートフォン等を充電することができます。
画像出典 : LOGOS
7,800mAhは、モバイルバッテリーとしては十分な容量と言えるでしょう。
リンク : キャンプに携帯していくモバイルバッテリーの選び方
スマートフォンの種類にもよりますが、iPhoneなどの人気スマホは、おおよそ2,000mAh前後のバッテリーを搭載しています。
そのため、7,800mAhの蓄電容量があれば、少なくとも3回はフル充電することができます。
しかし当然ながら、ランタンとしての使用がメインなので、そこまで使えるわけではありません。
また、そもそもbamboo ランタンは光度「強」では8時間しか持たないので、頑張ってもスマホの充電はフル充電一回程度と考えておきましょう。
例えば暗くなった18:00〜消灯の22:59まで使用したと仮定すると、5時間使用するので、7,800mAhの5/8、つまり4,875mAh使用したと言うことになります。
バッテリーは劣化するので、7,800mAhの容量をフルで使うことはできません。
そのため、ランタンとして使用する以上は、モバイルバッテリーとして過度な期待は禁物です。
あくまでおまけ機能として考えておき、基本的には別途モバイルバッテリーは用意しておいた方が無難です。
明るさ目的よりも間接照明として
bamboo ランタンは、270ルーメンの明るさを出すことができます。
270ルーメンは、キャンプで使用する場合、メインランタンにはなりません。
サブの照明として使用するのが適した明るさになります。
また、そもそもbamboo ランタンはテーブルランタンなので、低い位置で使用します。
そのため、このランタンでは広い空間を照らすことができません。
あくまでメインランタンは他に用意した上で、間接照明として使用するものです。
そのため、デザインが気に入ったとしても、初心者の方がメインランタンとして購入することはおすすめできません。
一通りのキャンプ道具を揃えた中級者以上の方で、サイトの雰囲気を良くするために使用するのがおすすめですので、その点はご注意ください。
スポンサーリンク感想。bamboo ランタンでサイトの雰囲気が良くなる!
テーブルランタンと言うと、コールマンのルミエールランタンや、スノーピークのノクターン等が人気です。
どちらも本物の炎を使った卓上のランタンで、美しく幻想的な雰囲気を醸し出せます。
ちなみに私はノクターンを持っています。
ノクターンはサイズが小さいので暗いと思われがちですが、テーブルランタンとしては十分な明るさだと思います。
リンク : スノーピークのテーブルランタン「ノクターン」は十分明るく実用的!
そんなテーブルランタンですが、バッテリータイプのLEDランタンで、ここまで良い雰囲気が出せるギアは数少ないと思います。
テーブルランタンよりも一回り明るく、またガスの使えない冬キャンプでも十分な出力を発揮できます。
既にランタンを持っているキャンプ中級者〜上級者であっても、使い分けができるランタンではないでしょうか。