多種多様なキャンプ道具が発売されている昨今、ライトの機能性だけでオリジナリティを出すのはかなり難しくなってきました。
しかしライト以外の機能面で特化させることで、その機能をジャスト欲しかったユーザーに対して、ピンポイントで届く商品を作ることができます。
今回ご紹介するのは、SPICE OF LIFE(スパイス)というブランドのspeaker light with warmerというギアです。
ライト、スピーカー、ネックウォーマーという3つの機能がついているため、これらにニーズがある方に刺さる製品となっています。
SPICE OF LIFE(スパイス)のspeaker light with warmerのスペック
まずはspeaker light with warmerの製品情報をご紹介していきます。
首掛け式なので、重さも重要なスペックですが、220gと軽いです。
音質に拘る方は満足できないかもしれませんが、値段を考えれば十分な機能性かなと思います。
【スペック】
サイズ | 幅19cm 奥行3.5cm 高さ20cm |
重量 | 220g |
素材 | 本体: ABS樹脂 アーム: シリコーンゴム・鉄・銅 ウォーマー部分: アルミ |
連続使用時間 | スピーカー約12時間、LEDライト約21時間、ウォーマー30分×16回(スピーカー、ライト、ウォーマー同時使用約3時間) |
バッテリー容量 | 約500回充電可能 |
サイズはフリーサイズなので、基本的には年齢・性別を問わず使用できます。
首の太さは人によって異なりますが、こういった首掛け式の製品は大きめに作られているため、大抵はSML等のサイズはありません。
バッテリーもキャンプ用なら十分
バッテリー容量が何Mahなのかは公開されていませんが、スペック的にはそれほど大きい容量ではないように思います。
ただ、スピーカーとしての使用で連続12時間、LEDライトで21時間、ネックウォーマーで30分×16回=8時間持ちます。
そしてそれらを3つ同時に使ったとしても3時間連続使用することができます。
それぞれの機能を常にキャンプで使いぱなしにすることはなく、ピンポイントで使用していくことになると思うので、これくらいのバッテリーがあれば十分です。
ライト、スピーカー、ネックウォーマーの3WAY
speaker light with warmerという名称にも入っているとおり、スピーカー、ライト、ウォーマーの3つの機能を使うことができます。
▲ライトと音楽、そして首掛けタイプ。ありそうでなかった組み合わせだ。
ライトは先端が光るので、手元で作業をしたり、お手洗いに行く時等に便利です。
スピーカーは首元から音が出る流行りのタイプで、小さいボリュームで音楽を楽しむことができます。
ウォーマーは起動後約1分で39℃まで上昇するので、寒い季節には重宝します。
スポンサーリンク手を離して使えるライトは便利
ライト機能は周囲を照らすようなものではなく、ピンポイントで手元を照らすライトです。
私のイメージする使用シーンとしては、焚き火をしながらおつまみを食べる時、夜にちょっときた料理を作る時等が想定されます。
首掛け式の最大のメリットは両手が空くことなので、何か作業をする時に便利です。
焚き火をしている時は暗くしていると思いますが、少しおつまみを作ろうとした時に、都度立ち上がってメインランタンを付けるのは面倒ですし、雰囲気が壊れてしまいます。
手元だけ明るくできれば良いときに、さっとオンにできるのが首掛け式ライトのメリットと言えるでしょう。
ネックスピーカーは周囲に音が漏れない
ネックスピーカーは自分自身にだけ音が聞こえるため、家庭用でも人気のスピーカーです。
使ったことがある方は分かると思いますが、本当に自分にしか聞こえないので驚きます。
ただし、イヤホンと違いあくまでスピーカーになるので、たとえ周りに聞こえなくてもスピーカー禁止のキャンプ場で使うのは避けましょう。
やはりキャンプと相性の良いのは、骨伝導イヤホンだと思います。
他人に迷惑をかけず、自分だけ音楽を楽しめる技術がどんどん進歩してきたので、キャンプと音楽の相性も上がってきていると感じます。
スポンサーリンク価格が手頃なのが魅力
ネックスピーカーは、それだけで数万円するものも多いですが、speaker light with warmerは5,000円程度で買うことができます。
(セール時は3,000円を切るショップもありましたが、現在の価格はショップでご確認ください)
ネックスピーカーはそれだけで数万円するものが多いですし、ランタンも価格帯としては数千円であれば安い部類です。
キャンプ道具がそもそも高いという問題はありますが、数千円で3wayのギアが手に入るのはとても助かります。
感想、まとめ。欲しい機能が簡単に手に入るライト
キャンプ市場は飽和しつつありますが、それまでに多種多様なギアが登場しました。
そのため、新たにオリジナリティのあるギアを作るのは大変ですが、複数の機能を合わせることで、ピンポイントでニーズに応えるギアを作ることはできます。
▲ネックウォーマで組み合わせた便利なモデル。夏場やバッテリー残量が少ない時は使わなければ良い。
speaker light with warmerもまさにそういったギアで、首掛け式のライトが欲しくて、ネックスピーカーが欲しくて、ネックウォーマー機能もほしい、そういう人にジャストおすすめのギアとなっています。
私個人としては、焚き火のときに使いたいと思い、魅力を感じたので今回ご紹介してみました。
焚き火をしているとすぐ火鋏やグローブをどこかへ置いてしまうので、手軽にさっと付けられる首掛け式のライトは魅力です。