相性が良さそうでなかなかやる機会のない、釣りキャンプ。
焚き火の炎に、串に刺した川魚を置いて焼く、というのは、キャンプと言うかサバイバルのイメージがありますよね。
しかし魅力的で相性が良いのはよく分かるのですが、なかなか釣りができるようなキャンプ場がないのが実態です。
先日、人生2回目となる釣りキャンプをしてきましたので、その感想を書いていこうと思います。
釣り+キャンプで充実したアウトドア体験!
こんな記事を書いていてなんですが、実は私は、それほど釣りはしません。
釣るのは楽しいのですが、どうにもしかけを付けたりする細かい作業が苦手です。
大雑把な性格が仇となって、一度釣り糸がこんがらがると心が折れてしまいます。
しかし今回は、釣りが大好きな友人と一緒に行ったので、少し楽しませていただきました。
改めて感じたことは、釣りをして、キャンプ場で釣った魚を食べると言うのは、子供にとって最高のアウトドア体験かもしれない、ということです。
一連を通して、きっと思い出に残る経験になることでしょう。
釣りができるキャンプ場の種類
「釣りができるキャンプ場」をストレートに捉えると、場内で釣りができる場所があるキャンプ場、という意味になるかと思います。
その意味で考えると、確かになかなか「釣りができるキャンプ場」はありません。
しかし、キャンプ場から少し移動すれば釣りができる、言い換えると、家を出てから帰宅するまでの「キャンプに行く」という行為の中で、釣りをする経験を挟めるキャンプ場、と考えると、その間口は一気に広がります。
どのようなキャンプ場であればキャンプを楽しみながら釣りもできるのか、その種類をご紹介します。
釣り堀つきキャンプ場
キャンプ場の中で釣りが楽しめる、珍しいタイプのキャンプ場が「釣り堀つき」のキャンプ場です。
キャンプ場の中で釣りをする、と言っても、サイトから海や川に糸を垂らせるような場所は聞いたことがありません。
釣り堀があるキャンプ場は、主にファミリー層をターゲットにした様々なアクティビティの一環として釣り堀を設置しています。
釣り堀にはアユなどの食べられる川魚がおり、管理者側で用意してある炭火で川魚の塩焼きが楽しめます。
まさにアウトドア体験をしてもらうことを目的とした釣りと言えるでしょう。
川に降りられるキャンプ場/川沿いのキャンプ場
川の近くにあるキャンプ場で、川に降りられる場合も、釣りを楽しめることがあります。
川はキャンプ場の土地ではないので、自治体とのルールに従って行うことになります。
泳いで遊べるような川の場合は、釣り針を投げるのは危険なので推奨できません。
釣り人が釣りをしているのが見えたり、漁師が船で漁をしたりしているような大きな川もありますので、そういった川であれば釣りが可能と思われます。
詳しくはサイトの管理者や自治体に問い合わせてみてください。
一級河川などの大きい川では、釣りができることが多いかもしれません。
さすがにサイトから釣りができるキャンプ場は見たことないですが、大きな川沿いのサイトであれば候補地はいくつ知っています。
(実際に釣りができるかは不明なので、ここにリンクを貼ることはいたしません。)
湖畔のキャンプ場
美味しい魚が釣れるかは別ですが、湖の湖畔に位置するキャンプ場であれば、釣りをしながらキャンプをすることができる場合があります。
例えば群馬県の赤木大沼なんかも、冬はワカサギのメッカになります。
夏もヘラブナなどを釣ることができるようです。
食べるかは自由ですが・・・。
リンク : 【無料キャンプ場】群馬県にある県営赤城山キャンプ場に行ってみた
ここでは実際にワカサギ釣りをしながらキャンプをしたことがあるので、釣りキャンプというものが実践できると思います。
ただ、冬の赤城大沼はかなり寒いので、それなりの防寒具とギアが必要になります。
リンク : 冬の赤城湖キャンプ場(赤城大沼)でワカサギ釣りと雪中キャンプ
湖畔の場合はボートを借りることもできるので、本格的に釣りを楽しむことができます。
海に近いキャンプ場
海に近いキャンプ場でも、川や湖と同様釣りができます。
川や湖と違うのは、海であれば車で少し移動すればどこかしらで釣りができる、ということです。
川や湖の場合、釣りが禁止されている場合は、少し移動したところで釣りはできません。
しかし海であれば、車で近くの漁港等に行けば、大抵は釣りをすることができます。
情報が少ないキャンプ場で確実に釣りをしたいのであれば、海沿いのキャンプ場をおすすめします。
食べられる魚が多いというのも、海釣りのメリットの一つとも言えます。
徒歩で行けるキャンプ場ではなくても、移動すればどこかしらで必ず釣りができますので、車での移動を良しとするなら一番無難で確実です。
スポンサーリンクキャンプに置いて釣りをするタイミング
キャンプで釣りって、そもそもいつするのでしょうか。
キャンプの1日を振り返ると、意外と暇な時間は少ないことが分かります。
釣りをする時間なんてあるのでしょうか。
キャンプ場へ到着する前
一泊二日のキャンプの場合、最も無難なのはキャンプ場に到着する前です。
早朝に家を出発し、午前中に釣りをしてからキャンプ場にチェックイン、という流れになります。
キャンプ場のチェックインは午後からのことが多いので、午前中はゆっくり釣りをすることができます。
朝の方がよく釣れるので、釣りだけの目的でも午前中に行く場合が多いと思いますが、その後キャンプに行くようなイメージです。
釣果に応じてキャンプの夕食を買い足すこともできます。
二泊三日以上の中日がおすすめ
もし二泊以上するのであれば、中日に釣りをするのが最もおすすめです。
二泊以上のキャンプであれば、かなり時間に余裕があるので、暇な時間があります。
キャンプ場で用意されているアクティビティを楽しんでも良いですが、それと同じ感覚で釣りをしてみてはいかがでしょうか。
丸一日あれば、船釣りに挑戦するのもありです。
二泊以上する場合は、少し車を移動させたとしても十分な時間があります。
シングルバーナー一つ持って朝から行って、釣り場で朝食を食べるのも良いですね。
ただしキャンプ場では車を動かしても良い時間が決まっているので、キャンプ場のルールを予め確認しておくようにしましょう。
釣った魚をその日に食べられる
釣りキャンプの魅力は、何と言っても釣った魚をその日のうちに食べられる、ということです。
ファミリーキャンプで、釣りの思い出を語り合いながら魚を食べれば、忘れられない思い出になることでしょう。
もし夕食に魚を食べようとしているのであれば、その他のおかずはコンビニ等で調達するのがおすすめです。
どれくらい釣れるか分からないので、量の調節ができないからです。
釣れ過ぎてリリースする分には、おかずの量を鑑みて調整すれば良いですが、ボウズのこともあります。
また、釣れた魚ごとに美味しい食べ方もあると思いますので、食べ合わせも考えて、釣りが終わった後に買った方が無難でしょう。
スポンサーリンク感想、まとめ。思い出づくりに釣りとキャンプは相性抜群!
私は普段あまり釣りはやらないですが、今回友人と釣りキャンプをやってみて、これはファミリーでやったら良い思い出になると感じました。
(もちろん大人だけでやっても楽しいですよ!)
キャンプ場に行くと色々なアクティビティがありますが、用意されたものではなく、自分たちの道具で、自分たちの力で釣りをする、というのは何とも言えない魅力があります。
釣りもキャンプも趣味であれば、一気に二つの趣味を楽しめてしまいます。
釣った魚も、仲間と共に焚き火を囲いながら食べれば、それは素敵な雰囲気になります。
釣った川魚を串に刺して、焚き火に刺す、というのはまるで絵に描いたようなシーンだと思います。
ロゴスのピラミッドTAKIBIなら、手軽に丸焼きを楽しむことができます。
画像出典 : LOGOS
釣れても釣れなくても良い思い出になりますので、興味を持った方は、ぜひ次のキャンプ地は釣りができる場所にしてみてはいかがでしょうか。