キャンプには様々な種類のギアがありますが、テーブル・チェアは、もしかしたら最も種類の多いギアかもしれません。
テントやランタン等も様々な種類がありますが、テーブル・チェアの新作が出る速度は半端ないです。
今回ご紹介するコールマン(Coleman)のペグテーブルも「テーブルの一種類」と言えばそうですが、少し変わったスペックになっています。
ペグを使って立てるという、コンパクトさとワイルドさを兼ね備えた、格好いいテーブルです。
コールマン(Coleman) ペグテーブルのスペック
まずはコールマンのペグテーブルのスペックをご紹介していきます。
複数人で使えるサイズではないので、チェアの横に設置するサブテーブルとして使うのがおすすめです。
チェアの横にペグテーブルを置いておけば、スマホや調味料等を手軽に置けて便利です。
また、ソロキャンであれば、コンパクトに収めればメインのテーブルとしても使用可能です。
▲ペグテーブルはその名の通り、ペグを使ってテーブルを作る、独特なギアだ。
【スペック】
使用サイズ | 約150×200×15(h)mm |
重量 | 約300g |
耐荷重 | 約3kg |
素材 | 天然木 |
天板のサイズは15cm×20cmとなっており、少し小さめのまな板くらいのイメージです。
一応高さも記載がありますが、ペグを打ち込めば自在に高さを変えることができます。
この柔軟さも、ペグテーブルのメリットと言えるでしょう。
脚が必要ないコンパクトなテーブル
どんなテーブルであっても、基本的に天板と脚が必要です。
それをどのように折り畳むか、はたまた分解するかで、使い勝手やコンパクトさが変わってきます。
しかしペグテーブルであれば、ペグを脚として使うので、テーブル自体に脚は必要ありません。
▲製品本体だけでは自立しないが、その分真っ平らに造られており、安定性が高い。
ペグは大抵いくつか予備を持っているので、それを使えば良いので、容量が増えることはありません。
予備のペグをテントやタープで使うような事態になった場合は諦めるしかありませんが、実際そうそうありません。
また、ペグを一本足しても荷物の量は大して変わらないので、ペグテーブルと一緒に買い足すというのも選択肢の一つです。
スポンサーリンクコールマン(Coleman) スチールソリッドペグ30を推奨
ペグテーブルは様々なペグに対応していますが、コールマンの製品なので、基本的にはコールマンのペグで使用するのがおすすめです。
推奨されるペグはコールマンのスチールソリッドペグ30で、どんな地質でもガンガン打ち込める頑丈な鍛造ペグです。
▲コールマンのスチールソリッドペグ30。鉄を鍛えた「鍛造ペグ」ならではの強靭さで、多様な地面に対応できる。
スチールソリッドペグ以外のペグを使用する場合には、あくまで自己責任ということになります。
金属のペグと木材のペグテーブルでは、力が加わった際に破損するのはペグテーブルの方になります。
少しサイズが合わないだけで簡単に変形してしまうこともあるので、基本的には推奨されているペグを合わせて使うのがおすすめです。
バイクや自転車、ソロキャンにも最適!
コールマンのペグテーブルはまな板のようなサイズなので、持ち運びも簡単です。
そのため、比較的荷物を少なくする必要があるバイクや自転車のキャンプに適しています。
また、ソロキャンプであれば、ドリンクホルダーを別に用意すればメインテーブルとしても使えます。
ペグテーブルで食事をするソロキャンパーはなかなかに渋いです。
▲ペグテーブルのワイルドな雰囲気はソロキャンプとの相性が良い。
ペグテーブルの雰囲気は、ワイワイしたファミキャンよりも、どちらかと言うと静かで落ち着いたソロキャンの方が向いてます。
スポンサーリンク見た目のワイルドさも重要な要素
見た目の話をしましたが、キャンプにおいてデザインは重要です。
車でソロキャンプをする人であれば、それほど積載量は気になりませんし、ペグテーブルよりももっと安定性の高いテーブルは多々あります。
しかしペグテーブルの渋さや格好良さは、他のテーブルにはなかなか出せません。
これがサバイバルであれば格好良さなんて不要ですが、あくまで趣味として楽しむのですから、自分が気にいるデザインであることは重要です。
▲格好良い、ということはキャンプギアを選ぶにあたって重要な要素の一つ。
ペグテーブルは軍幕をはじめとしたワイルドなキャンプの雰囲気に最も適しています。
あえて技術が必要なものに挑戦するのも楽しさ
キャンプにはもう一つ、効率を度外視して敢えて技術が必要なものを使う、独特の楽しさがあります。
代表的なものがファイヤースターターです。
チャッカマンやトーチバーナーで火を付けてしまえばあっという間に着火できるものも、敢えてコスパも悪いファイヤースターターを使うのです。
これはファイヤースターターで着火するという楽しさを満喫しているのであって、効率では測れない趣味としての楽しさがあります。
ペグテーブルも同様で、脚のあるテーブルの方が手間もかからず、安定もします。
ペグテーブルは当然ペグが抜けるリスクもありますし、ペグが斜めっていればテーブルも斜めになります。
値段も決して安いわけではないですので、どう考えてもコスパ的にはアルミローテーブルを買った方が勝ります。
しかしペグテーブルには効率だけでは測れない、趣味の世界があるのです。
感想、まとめ。コンパクトで格好いいキャンプ用テーブル
コールマン(Coleman)から発売中のペグテーブルは、ワイルドな雰囲気とコンパクトさが魅力のテーブルです。
コールマンのスチールソリッドペグ30と合わせることが推奨されているため、ソリッドペグを持っていない人は一本買うことをおすすめします。
一本だけならアウトドアショップやスポーツ用品店にも売ってますし、通販であれば同じカゴ(カート)に入れると送料無料になる場合もあります。
別のペグでも設置可能な可能性はありますが、それは試してみないと分かりません。
試しにペグテーブルを買ってみて、ダメだったらスチールソリッドペグ30を買う、という方法でも良いかもしれません。
鍛造ペグは非常に安定感が高くおすすめなので、使ったことがない方はこの機会に複数本買ってしまうのも選択肢の一つです。