先日某アウトドアショップに行ったら、少し気になるギアがありましたので、少し評価と感想を書いていきます。
そのギアは、ロゴスのモバイルラックテーブルです。
テーブルと収納棚が一体となったギアで、無駄なスペースが少ないのが特徴です。
テーブルの下を活用した、単純構造ながら使い勝手の良い実にロゴスらしいギアだと思います。
画像出典 : LOGOS
ロゴス lifeの落ち着いたベージュカラーが採用されています。
このカラーなら多くのサイトに違和感なく溶け込めると思います。
収納ラックの上にテーブルが付いた商品は今までありましたが、テーブルの下に収納棚が付いた商品はあまりありませんでした。
この二つの違いは、メイン機能はテーブルなのか収納ラックなのかと言うことです。
名前からしてもモバイルラックテーブルはあくまでも本体はテーブルなので、テーブルとしての機能をメインに使うと良いでしょう。
「テーブルの下に収納スペースがあるテーブル」と考えると、悪くない使い勝手だと思います。
ロゴス(LOGOS) モバイルラックテーブルの製品情報
まずはモバイルラックテーブルのスペックをご紹介します。
高さが50cmなので、どちらかと言うとロースタイルの人におすすめなテーブルです。
天板はコンパクトですが、ラック部分も合わせると実質3倍の面積があるので、2人で食事をすることも可能だと思います。
総重量 | 約4.3kg |
サイズ | 約45×45×50cm |
収納サイズ | 約45×51×10cm |
耐荷重目安 | [テーブル]約40kg
[ラック]約5kg(1段あたり) |
素材 | [フレーム]スチール
[天板・中敷き]プリント紙化粧合板(ウレタン樹脂塗装) [棚本体生地]ポリエステル |
耐荷重は天板で約40kg、ラックで約5kgです。
40kgの耐荷重があればテーブルとしては十分ですが、ラックの部分は少し心許ないです。
コールマンの10インチのダッチオーブンで重さ約6kgなので、5kgの耐荷重ではダッチオーブンは置けない場合が多いです。
他社製品も似たような重さなので、基本的にダッチオーブンを置くのはやめたほうが良いでしょう。
コンパクトテーブルと収納棚が一体化!
今まで、ラックの天板をテーブルとして使うことができるギアはありました。
しかし、それらは食事をするテーブルとしての利用は想定されていませんでした。
そもそも収納棚として使用する場合はラックに倒れやすい物を置くこともあるので、頻繁に動かすことはあまりおすすめできません。
特にキャンプではテーブルランタンなどの割れ物を置くこともあります。
ガタガタ動かして割れてしまっては元も子もありません。
モバイルラックテーブルをラックとして使うのも良いですが、個人的にはテーブルとして使うのが便利だと思います。
ラックとして使うのであれば、もっと耐荷重が高く値段が安いものがあります。
そのため、モバイルラックテーブルは50cmというローテーブルとしての丁度良い高さと、簡単に動かせるコンパクトさを活かしてテーブルとして使用するのが良いと思います。
もちろんラックとして使ってはいけないわけではないので、その辺りは自由です。
周りのギアと一体感が出せるかどうかが、その人の腕の見せ所でしょう。
スポンサーリンク物を片付けながら使えるので広々
モバイルラックテーブルは「テーブルとして使うのが良い」という話をしましたが、その場合下の棚は何に使ったら良いのでしょうか。
個人的には下の棚には食べたお皿や調味料、クッカー等を置くのが良いのではないかと思います。
キャンプで食事をする場合は食べ終わったお皿や使い終わったクッカー、調味料等は、都度片付けるかテーブルの上に置いたままにすることが多いと思います。
面倒くさがりじゃなければ都度片付ければ良いのですが、食事中に立ち上がって動いて・・・ということは出来ればしたくありません。
特にロースタイルの場合は立ち上がるのが非常に面倒です。
そんな時にこのラックに食べ終わったお皿を入れたり、予め調味料を入れておいたりすれば、食事中に動かなくても必要なものが手に入ります。
また、不要になったものをテーブルのラックに入れられることで、テーブル面積をフルで使えるので、広々使うことができます。
天板が3枚あるのと同じようなものですね。
個人的にはこんな感じで、モバイルラックテーブルは食事の補助用に使うと便利そうだと感じました。
もちろん食事だけでなく、何か作業をするときにも下のラックに仕舞いながら使えるのは便利だと思います。
小さくたためて持ち運びも楽
使用時は高さ50cmにもなるテーブルですが、足を全て畳むことができるので、収納時は厚さ10cmまで小さくなります。
ただし、天板は折りたたむことができないので、縦横のサイズはほぼ変わりません。
脚が完全に外れるので、ユニフレームの焚き火テーブルのような収納方法になります。
(持っている方はイメージがつきやすいと思います。)
リンク : 耐熱仕様のユニフレーム(UNIFLAME)焚き火テーブルの感想【ブログ】
画像出典 : LOGOS
このように脚と天板、中板を全てバラバラにできるので、非常にコンパクトです。
天板は折りたためないので、天板のサイズを最大に、一つの袋の中に収納していく感じです。
画像出典 : LOGOS
専用の収納袋がついているので、持ち運びも簡単です。
これなら車のちょっとしたスペースに入れても嵩張ることはなさそうですね。
スポンサーリンク感想、まとめ。収納棚としてよりも、テーブルとしての利用が理想
今回は気になるロゴスの新製品、モバイルラックテーブルをご紹介しました。
私は三段ラックを持っているので、ラックとして使用したいわけではありません。
耐荷重や値段を考えると、単純にラックとして使うだけならモバイルラックテーブルよりも三段ラックの方が良いです。
リンク : キャプテンスタッグのクラシックス 木製三段ラックの感想【ブログ】
もちろん、チャックで扉が閉まることやデザイン性等を考慮して、ラックとして使うのも良いでしょう。
特にロゴスで統一している方にとっては扉のメイプルリーフは重要なポイントだと思います。
個人的には50cmという高さと安定性の高い天板を活かして、テーブルとしての用途をメインに、食事に必要なものを一式入れておくのが便利だと思いました。
丁度サブのテーブルを探していたところだったので、検討の余地ありです。
要らない人には要らないかもしれませんが、上手く使いこなせればなかなか便利なギアだと思います。