キャンプで使用する数あるギアの中でも、ランタンは主役級のギアです。
光源としての機能はもちろん、ランタンの柔らかい光に照らされると、安らぎを感じることができます。
ランタンは「見るもの、飾るもの」としての機能も有しているのだと思います。
しかしランタンをお洒落に見せようとすると、どうしても邪魔になるのがガス缶です。
そんな時はガス缶にカバーをして雰囲気を変える、という選択肢があります。
高級感のある牛革製のガス缶カバー!
C&C.P.H.EQUIPEMENTから発売されたガス缶カバーは、牛革製のものです。
私も一つガス缶カバーを持っていますが、どちらかと言うとデザイン性よりも防寒性能を期待して、mont-bell製を購入しました。
リンク : 寒冷地でOD缶を使う!モンベルのカートリッジソックプロテクターの感想
C&C.P.H.EQUIPEMENTのガス缶カバーは、どちらかと言うと性能重視ではなくデザイン重視です。
個人的には大型のメインランタンよりも、ルミエールランタンのようなテーブルランタンの方が相性が良いと思います。
テーブルランタンは手元を照らす目的もありますが、やはりインテリアの一つという側面も大きいです。
画像出典 : snowpeak
落ち着いた一本の炎が伸びるので、個人的には牛革のような高級感のあるものと相性が良いと考えています。
火器なので取り扱いには要注意ですが、自宅のインテリアとしても使えるでしょう。
2015年に立ち上がったC&C.P.H.EQUIPEMENT
C&C.P.H EQUIPEMENTは、2015年にできたばかりの新しいアウトドアブランドです。
実は私もよく知らなかったのですが、商品ラインナップを見ると、お洒落な収納ギアが多い印象です。
キャンプに使う道具そのものではなく、プラスアルファで用意する感じでしょうか。
収納ケース等の収納ギアはキャンプそのものには関係ないように思えますが、積み込みや設営前、保管時等の印象は大きく異なります。
キャンプをしていない時間もそこに入っているので、考え方によっては収納ギアが一番長時間使うキャンプ道具かもしれません。笑
まぁ上記は極端な話だとしても、収納ギアに拘ればキャンプへの往復時にも気分が上がります。
趣味の世界は自己満足を追い求めてなんぼなので、無駄なことはありません。
というより、言ってしまえば無駄なことしかありません。
そのため、収納ケースもギアの一つとして拘りたいところです。
スポンサーリンクOD缶、CB缶どちらにも対応
さて、C&C.P.H EQUIPEMENTのガス缶カバーですが、OD缶だけでなくCB缶にも対応しています。
キャンプと言えばOD缶のイメージがありますし、一般的にはOD缶の方がコンパクトでスマートとされています。
そのため、お洒落重視のカバーはOD缶用しか作られないこともしばしばあります。
しかし実際はCB缶は入手も簡単なため、CB缶を使うギアを持っている方も多いと思います。
C&C.P.H EQUIPEMENTのCB缶カバーを装着すれば、百円均一のCB缶であってもお洒落に生まれ変わります。
防寒能力は期待できない
牛革使用で非常に格好いい、C&C.P.H EQUIPEMENTのガス缶カバーですが、正直防寒性能は無いに等しいです。
もちろん、カバーを着けて防寒性能が落ちる、ということはありませんが、防寒性能が上がることもありません。
そのあたりはC&C.P.H EQUIPEMENTも割り切って作っていると思います。
そう思う理由は単純で、C&C.P.H EQUIPEMENTのガス缶カバーには底面をカバーする素材がないからです。
もし防寒性能を求めるなら、360度カバーは最低限欲しいところです。
とは言え、mont-bellの記事にも書きましたが、カバーをしたくらいでは極寒のキャンプでは焼け石に水でした。
(いや、「氷山にお湯」かも。笑)
そのため、カバーはデザイン性に特化し、見えない部分はコスト削減する、という選択もありだと思います。
スポンサーリンクガス缶には注意書きが多い
ガス缶は特にデザインがあまりよくないため、カバーをするのとしないのとでは見た目が大きく変わります。
snowpeakのOD缶なんかは見た目にも拘っていますが、それでも限界はあります。
商品画像で見るとシンプルで格好良いですが、それは表面だけです。
片一方の面は綺麗でも、裏面はかなりごちゃごちゃしています。
引火性の高いガス缶等には注意書きを載せることが義務付けられているため、省略したり外したりすることができないのです。
そのため、文字がびっしり書かれたデザインになってしまうのは避けられません。
感想、まとめ。ガス缶カバーでランタンをお洒落に!
全てのガス缶にカバーをしているとキリがありませんが、テーブルランタン用のガス缶等、自分が拘りたいガス缶にだけカバーをするのがおすすめです。
まぁ全てのガス缶に、常にカバーを着けていた方が格好良いですが、予算的にそうもいかないことも多いでしょう。
メインランタンもカバーをした方がお洒落ですが、私は少し離れた場所にメインランタンを設置するので、そこまでは必要ないと思っています。
この辺りはただの趣味なので、逆にメインランタンにこそカバーを着けたい、という人がいるかもしれません。
いずれにせよ、全てのガス缶ではなく、これはと言うギアを使うガス缶にカバーを装着し、お洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか。