私は現在、2つのテントを利用シーンや季節に応じて使い分けています。
一つはコールマン(coleman)のタフワイドドーム。
丈夫で使いやすく、人を選ばない万能テントです。
リンク : ファミリーキャンプにおすすめのテント!コールマンのタフワイドドームの感想
そしてもう一つは、テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)のサーカスtc(circus-tc)です。
お手頃価格ながらデザインも格好良い、ポリコットンのティピーテント(ワンポールテント)です。
サーカスtcに関連する記事はカテゴリにしてまとめていますので、ぜひご参考にしてください。
リンク : 【カテゴリ】サーカスtc
人によって違いますが、私はこれらのテントにタープを合わせて使っています。
そのため、テント内で過ごす時間はそこまで多くありません。
しかしそれでも、テントで着替えたり荷物の整理をしたりするので、テント内用のランタンがあると非常に便利です。
テント内で過ごす時間が長い場合、ランタンは必要
テント内を照らすランタンが必要かどうは、過ごす時間の長さによります。
基本的には外で過ごし、テントは寝るためだけに使う、ということであれば、専用のランタンまでは必要ないかもしれません。
ヘッドライトで十分ですし、スマートフォンのライトでも十分作業はできます。
しかしテント内で団らんしたり、遊んだりするのであれば、ランタンは必要です。
とは言え、私は雨でもタープ下で過ごす人ですが、テント内で着替えたり荷物を整理したりする時などもあるため、テント内にランタンがあると便利だと感じています。
ティピーテントの場合はセンターポールに注意
ティピーテントで使用するランタンは、他のテントとは少し違った視点が必要になる場合があります。
多くのテントでは、テントの天井中央部分にランタンを吊るし、明るさを確保します。
テントの地面の形を見ると、丸か四角の場合が多いので、中央にランタンを吊るすことでテント内全体を照らすことができます。
しかしティピーテントの場合、テントの中央から天井まで、大きなポールが立っています。
そのため、テントの中央に吊るそうと思っても、センターポールに引っ掛けるしか方法がなく、ランタンが傾いてしまうことがあるのです。
スポンサーリンクテント内用ランタンの選び方
ティピーテントのテント内で使用するランタンは、どのようなものが良いでしょうか。
私の場合、基本的に2つの観点で選んでいます。
LEDランタンを選ぶ
1つ目は、LEDランタンを選ぶことです。
テント内でランタンを使用する場合、ガスやガソリン等、種類を問わず高熱になるランタンは危険です。
テント内は大変狭いので、ぶつけてケガをする危険性があります。
特にランタンは頭の高さにあるので、顔を火傷する可能性もあります。
火傷しても良い場所なんてありませんが、顔についた傷は一生消えない可能性もあります。
また、ぶつかった拍子にランタンが落下することもあります。
ガスランタンやガソリンランタンは火を燃やして照らしているので、そこから火事になり、最悪の場合命を落とす危険すらあります。
参考記事 : 【初心者向け】ランタンのルーメン(lm)の目安は?用途別のおすすめと比較!
下向きに照らせるランタンを選ぶ
テント内で使用するランタンは、上から下にダウンライトのように照らします。
そのため、オーソドックスなランタン(コールマンのロゴのようなタイプ)では、うまく照らせません。
ランタン自体が影になり、肝心な部分が照らせないことがあります。
そのため、テント内で使用するランタンは下方向を照らせるものを選ぶ必要があります。
テント内で使用するのにおすすめのランタン
では、テント内で使用するランタンは、たとえばどのようなものが良いのでしょうか。
世の中には無数のランタンがあるので、自分で好きなものを選べば良いのですが、参考まで私のおすすめを書いていきます。
先述の通り、私の場合はコールマンのタフワイドドームかテンマクデザインのサーカスtcを使用しているので、目安としては5人用テント程度のサイズだと思っていただければと思います。
個人的におすすめベストは「たねほおずき」
私の一番のおすすめは、スノーピーク(snowpeak)のLEDランタン、「たねほおずき」です。
たねほおずきは想像以上の光量があり、テント内を照らすだけであれば十分です。
ポケットにも軽く入るようなサイズで携帯性も良く、デザインもとてもかわいいです。
さらに、長押しで明るさを微調整できるため、雰囲気や気分に合わせて暗くすることもできるので、室内灯として優秀です。
また特に、ティピーテントユーザーにはたねほおずがおすすめです。
たねほおずきは引っ掛ける部分がマグネット製になっているため、鉄製のセンターポールに直接くっつけることができるのです。
しかも磁石から延びる枝部分はゴムになっているため、斜めにならずまっすぐ下を照らすこともできます。
個人的には、たねほおずきはテント内を照らすランタンとしてベストな性能を備えていると考えています。
屋外との併用ならgentosのランタン
ファミリーキャンプであれば屋外のランタンとテント内のランタンは分けた方が良いですが、ソロや少人数のキャンプであれば、屋外用のランタンと分ける必要はない、と考える方も多いと思います。
その場合におすすめなのは、GentosのLEDランタンです。
たとえばGentosのSOL-013Cは、配置次第ではメインランタンとしても使えます。
リンク : 530ルーメンのSOL-013Cはメインランタンとして使えるか?
更にランタンのほや(グローブ)部分を取り外すことができ、底面にあるフックを引っ掛けることで真下を照らすことができます。
画像出典 : 楽天市場
このモードで使えば、テント内の明かりとして申し分ない機能性を発揮します。
たねほおずきと違って斜めに曲がってしまいますが、光量が大きいので気になりません。
もし気になるとすれば、電球がむき出しになっているので、見た目がおしゃれではないことでしょうか。
裸電球でも機能が良いなら問題ないよ!と言う方にはおすすめです。
おしゃれさ重視ならビーコンライトもあり
もしGentosのランタンが見た目的に嫌であれば、ベアボーンズリビンクのビーコンライトもおすすめです。
個人的に、ビーコンライトのデザインはとても好きなので、テント内の雰囲気をガラッと変えてくれます。
画像出典 : 楽天市場
ビーコンライト自体はそこまで明るくないので、屋外のメインランタンとしては使いにくいかもしれません。
しかしテント内の灯りとしては十分な明るさなので、見た目を重視する場合はビーコンライトも選択肢の一つです。
スポンサーリンク感想、まとめ。たねほおずきはティピーテントと相性抜群!
テント内のランタンについて色々と書きましたが、私の圧倒的なおすすめは「たねほおずき」です。
もしテント内のランタンで悩んでいる方は、大抵のテントであれば、たねほおずきを買っておけば間違いないと思います。
たねほおずきで不足するケースは、もしかしたらノルディスクのような大型のベルテントの場合で、光量が足りない、という場合でしょうか。
光量さえ足りてしまえば、機能面でたねほおずきに不満を持つことはないような気がします。
たねほおずきを初めて点灯させた時、思わず「明るっ!」と言ってしまいました。
それくらい、大きさから想像できないくらい明るいです。
さすがスノーピーク。
追記 :
新しいギアも発売され、手元のギアも増えたので、改めてテント内・タープ下に設置するランタンについてまとめてみました。
こちらもご参考にしてください。