温泉に入ると血行が良くなり、体が温かくなります。
湯冷めには気をつけなければいけませんが、火照った体を大自然の空気で冷ますのはとても気持ち良いです。
そもそも温泉好きということもあって、温泉付きのキャンプ場は好きなのですが、先日、群馬県の温泉付きキャンプ場、湯島オートキャンプ場に行ってきました。
自然豊かで温泉も気持ちよく、とても良いキャンプ場でしたので、レビューを書いていきます。
湯島オートキャンプ場の営業情報
まずは営業情報から書いていきます。
東京からそれほど遠くない群馬県利根郡に位置しているため、関東在住の方におすすめです。
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1150-1 |
電話番号 | 0278-66-1126 |
利用料金 | 区画サイト3,300円〜
入場料大人500円、子供300円 |
チェックイン | 13:00〜 |
チェックアウト | 〜11:00 |
設備 | 水洗トイレ(ウォシュレット付き)、炊事場、温泉 |
ゴミ | 全て持ち帰り |
その他 | 温泉は入浴無料
場内Wi-Fi接続可 |
湯島オートキャンプ場の最大の魅力は、天然温泉が無料で入れることです。
体の芯から温まれる温泉で、私はついつい2回入ってしまいました。
あと、個人的にはWi-Fiが使えるのが嬉しかったですね。
管理棟だけでなく、キャンプサイトでWi-Fiが使えるところは珍しいと思います。
※営業情報は変更されている場合がありますので、行く前には公式サイトをご確認ください。
トイレや炊事場も綺麗な、初心者にも使いやすいキャンプ場
湯島オートキャンプ場は、温泉がついているものの、そこまで高機能キャンプ場と言うわけではありませんが、かなり設備は充実しています。
湯島オートキャンプ場は、人によって「高機能キャンプ場」と呼ぶかが分かれるところだと思います。
しかしトイレや炊事場は綺麗で、キャンプ慣れしていない人でも使いやすくなっています。
トイレはウォシュレットつきなので、非常に快適です。
お風呂に入れることを含めると、女性やファミリーでも快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
「高機能」と言うかは微妙ですが、快適にキャンプをするために必要な設備がそろっており、初心者の方でも使いやすいキャンプ場だと思います。
まんてん星の湯でチェックイン
湯島オートキャンプ場は、「まんてん星の湯」という温泉施設と同じ経営です。
そのため、チェックインの手続きはまんてん星の湯で行うことになります。
▲まんてん星の湯。
カーナビやGoogle map等で「湯島オートキャンプ場」と設定すると、直接キャンプ場に着いてしまいますのでご注意ください。
湯島オートキャンプ場からまんてん星の湯までは結構距離がありますので、徒歩で行くのは困難です。
無理をすれば行けないこともない距離ではありますが、坂道も多くかなり大変です。
夏なら、せっかくお風呂に入ったのに汗だくになる覚悟をしておいた方が良いでしょう。
猿ヶ京温泉に無料で入れる!
湯島オートキャンプ場は、群馬県にある「猿ヶ京温泉」という温泉近くに位置しています。
そのため、キャンプ場内には露天風呂があり、本物の温泉が湧いています。
キャンプ場利用者であれば特にお金はかからないので、気持ち良い温泉に入り放題です。
内風呂はなく、露天風呂のみとなりますが、洗い場もあってシャンプーやボディーソープも備え付けられています。
露天風呂は4人~5人が快適に入れるサイズですが、そこまで混雑しないので問題ありません。
なお、キャンプ場の温泉は14:00~19:00までですので、食後に入るのは難しいかもしれません。
また、朝チェックアウト前に入ることもできません。
とは言え、無料で入れるのだから、十分ではあります。
まんてん星の湯は有料(200円引き)
なお、チェックインの時に訪問した「まんてん星の湯」は、無料で入ることはできません。
まんてん星の湯はキャンプ場の温泉よりも広いのですが、こちらは入場料は有料となります。
キャンプ場利用者であれば200円引きとなりますので、元々は大人800円なので、600円で入ることができます。
湯島オートキャンプ場を利用した人の多くが、チェックアウト後はまんてん星の湯に入っていくと思います。
これが戦略なのでしょうね。笑
スポンサーリンク対岸の断崖絶壁が綺麗
湯島オートキャンプ場の魅力は、温泉だけではありません。
キャンプ場内から見える景色も圧巻です。
キャンプをしながらよい景色が見えるのは、会話を2倍楽しく、お酒を2倍美味しくしてくれます。
夜景がきれいなキャンプ場もあれば、湖が見えるキャンプ場もあります。
湯島オートキャンプ場から見える景色は大変珍しく、見ごたえがあります。
湯島オートキャンプ場の近くには川が流れており、その対岸は断崖絶壁を見上げる形になっています。
崖は土砂崩れを起こした跡がいくつもあり、不思議な形をしています。
崖の高さはおそらく10メートル以上あり、大の大人でも見上げるほどの高さになっています。
一つの景勝地になりそうな景色で、思わず「おお~っ」と声が漏れます。
川遊びもできるが、ダムの放流と対岸には注意
キャンプ場を流れる川は赤谷湖に続いており、川遊びも湖遊びもできます。
キャンプ場には川に降りるための階段が設置されているので、気軽に水遊びができます。
しかし二点注意が必要なことがあります。
一つは雨天時等にはダムの放流があることです。
ダムの放流がなければ水量はとても少ないので、子供でも遊ぶことができますが、ダムの放流後は流される速さになります。
ダムについてはチェックイン時に注意を受けますが、親御さんは目を離さないようにしましょう。
また二点目は、先にも書きましたが、対岸の崖は頻繁に土砂崩れを起こします。
「対岸には近づかないように!」という看板はたくさん出ていますが、子供はすぐ行ってしまいます。
こちらもダムの放流と同様、親御さんが目を離さないようにすることが大切です。
流れが緩やかな川ではありますが、子供だけで遊ぶのは少し危険だと思います。
スポンサーリンク紅葉も綺麗なので秋にも人気のキャンプ場
川遊びができるキャンプ場なので、当然夏は人気です。
そもそもキャンプのハイシーズンは夏なので、夏に盛り上がるのは当たり前です。
しかし湯島オートキャンプ場は秋になっても人気は衰えません。
猿ヶ京温泉周辺は素晴らしい紅葉スポットなので、紅葉を見ながらのキャンプを楽しめます。
場内にも真っ赤に染まる紅葉をはじめ、美しい色に染まる木々がたくさん植えてあります。
少し寒くなってきた秋口に入る温泉は気持ち良いので、個人的には秋がベストシーズンのキャンプ場ではないかと考えています。
感想、まとめ。温泉好きにおすすめのキャンプ所
湯島オートキャンプ場の一番の売りは、なんと言っても無料で入れる温泉です。
私はテント設営後に一回、夕食前に一回の計二回入浴しました。
キャンプ場にコインシャワーがある場合や銭湯がある場合等、様々ありますが、本物の温泉に無料で入れるキャンプ場はそう多くありません。
キャンプ中にお風呂に入れるだけ良いですが、やはり温泉は体の温かさが違います。
しっかりと洗い場もついており、2泊3日以上の連泊も快適に行えます。
設備も充実しており、また値段も高いわけではないため、ファミリーキャンプに最適なキャンプ場だと感じました。