キャンプをしない方が「キャンプメーカーと言えばどこ?」と聞かれたら、どこの企業が出てくるでしょうか。
やはりコールマン(coleman)ですかね?
運動会のチェアやバーベキューコンロもコールマンのものも多いですし。
しかし、知らず知らずのうちに使っているだけで、実はあなたが座っているそのテーブルも、トングも、キャプテンスタッグ製のものだったりします。
画像出典 : captain stag
ホームセンターにも並び、バーベキューや花見の時等でも、キャプテンスタッグ製の商品をよくみます。
圧倒的なコスパで、ホームセンターの中でもキャプテンスタッグは輝いて見えます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の企業概要
まずはキャプテンスタッグってどんな会社?というところから、簡単にご紹介させていただきます。
キャプテンスタッグは新潟県三条市にあるパール金属株式会社から始まりました。
どこかで聞いたことがある地名ですね。
そう、鍛治職人の町燕三条です。
一流キャンプブランドであるスノーピークやユニフレームもこの町に本社があります。
リンク: スノーピーク(Snow Peak)ってどんなブランド?歴史と企業概要!
リンク : 新越ワークスって?ユニフレーム(UNIFLAME)の歴史と会社情報
住所 | 新潟県三条市五明190番地 |
設立 | 昭和52年5月1日 |
親会社 | パール金属株式会社 |
親会社資本金 | 6,000万円 |
従業員数 | グループ連結650人(2018年) |
キャプテンスタッグ単体での従業員数等は公開されていません。
パール金属株式会社自体は昭和42年からあり、そのうちのアウトドア部門が設立されたのが昭和52年ということになります。
なお、「キャプテンスタッグ株式会社」というものができたのはつい最近、平成24年のことになります。
歴史・沿革
- 1976年 : ジャンボバーベキューコンロA型を発売
- 1984年 : 日本で初のトライポッド「三脚式バーベキュースタンド」を発売
- 1990年 : 保冷剤「クールタイム コールドパックシリーズ」が記録的ヒット
- 1996年 : 日本初のV型バーベキューコンロ「アーガス V型バーベキューコンロ」を発売
- 2001年 : 同社ヒット作「アルミローテーブル コンパクト」を発売
- 2008年 : アウトドアショップ「WEST」オープン
- 2012年 : キャプテンスタッグ株式会社を設立
- 2014年 : 薪ストーブ「KAMADO 煙突ストーブ」を発売
鹿番長は公式キャラ!?
キャプテンスタッグと言えば、キャンパーの間では「鹿番長」という相性で親しまれています。
鹿番長はキャプテンスタッグを表す俗語かと思いきや、実はそうではありません。
鹿番長は公式のキャラクターでもあるのです。
画像出典 : captain stag
「キャプテン」というのが番長かどうかは分かりませんが、公式がそう言うのでそうなのでしょう。
でも、「キャプテンスタッグ」と言うよりも、「鹿番長」と言った方が、親しみやすいですよね。
鹿番長というキャラクター自体は知らない人が多いですが、「鹿番長」というネーミングについては秀逸だと思います。
ぜひこの際に鹿番長くんも覚えてあげてください。
鹿マークの由来
そもそもキャプテンスタッグのマークはどうして鹿なのでしょうか?
「stag」とは牡鹿のことなので、当然マークはそれが由来です。
では、なぜ「stag」なのでしょうか。
公式サイトではこう書かれています。
大地を悠々と移動して生活するたくましい牡鹿の群れ。そのリーダーとなるものは、群れの統率をとり、仲間を安全な場所へと導く大切な役割を果たす。そして仲間からの信頼もあつい。そんな牡鹿(STAG)のリーダーというイメージに、『大自然の中で頼りになる存在』となりたいという思いを込め、アウトドア総合ブランド『CAPTAIN STAG』を設立。
出典 : captain stag
「キャプテンスタッグ」は牡鹿のリーダーであり、その高い統率力や信頼性から社名をつけているようです。
もしかしたら鹿番長は人情(鹿情?)に厚い、頼られる兄貴的存在、という設定なのかもしれません。
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キャプテンスタッグと言えば、コスパの高いキャンプ道具の数々です。
普通のキャンプメーカーでは1万円するようなものも、キャプテンスタッグなら半額の5,000円!なんてこともしばしばあります。
いきなり高級なギアを買うのが躊躇われる方も、まずはキャプテンスタッグを買ってみる、というのも良いと思います。
ただ、耐久も申し分ないので、安いと言ってもそう簡単に壊れるわけではありません。
一度買ったらなかなか買い換えられなくなるかもしれませんが、まぁ気に入っているなら良いでしょう。
値段が安いため初心者にもおすすめです。
まずはとにかくキャンプ道具を揃えたい!という方はぜひキャプテンスタッグを検討してみてはいかがでしょうか。
キャプテンスタッグを使ったことがないキャンパーはいない!
キャプテンスタッグのキャンプ道具を今まで一度も使ったことがない、というキャンパーはほとんどいないと思います。
キャンプをしない人であっても、買ったバーベキュー道具がキャプテンスタッグだった、なんてこともあります。
ファミリーであればバーベキューセットを持っている方も多いと思います。
キャプテンスタッグはホームセンターやイオン等でも取り扱いがあるため、知らず知らずのうちに使ったことがある方も多いと思います。
キャンプ好きの方でも、類似商品を他ブランドのものと比較して、最終的に値段で決めることが多々あります。
スペックが違うものであれば妥協はしませんが、どちらも似たような機能性・品質であれば、あとは値段勝負になることが多いのは世の常です。
価格というのは差が明確で、最も比較しやすい指標だからです。
そんな時に勝つのはやはりキャプテンスタッグです。
しかもキャプテンスタッグは有名なキャンプブランドですので、その安心感もあります。
私もこれまでたくさんのキャプテンスタッグ製品にお世話になってきました。
特に最近は、三段ラックとフリーボードを愛用させていただいています。
値段が安く使い勝手も良いので非常に気に入っています。
リンク : キャプテンスタッグのクラシックス 木製三段ラックの感想【ブログ】
リンク : ベンチやすのこにもなる!キャプテンスタッグのフリーボードを購入
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感想、まとめ。キャンプのハードルを一段下げたキャンプメーカー!
キャプテンスタッグは、キャンプやアウトドアをより身近なものにしてくれたメーカーです。
日本でアウトドアが発展した要因には、少なからずキャプテンスタッグの功績があると思います。
キャンプと言えば専門的な道具が多く、お金がかかるイメージを持っている人も多いと思います。
そのイメージは間違っていません。
一つ一つの道具が高価なものが多く、ついついお金を使ってしまう様はまさに「沼」です。
そんな中でもキャプテンスタッグはコスパ最強のギアを出し続け、キャンパー達の懐事情を支えています。
自分のキャンプ道具の中に、キャプテンスタッグの製品を少し混ぜていくだけで、キャンプにかかるお金は大きく減ると思います。
また、お金のない学生でもキャンプが楽しめるのは、まさにこういったコスパ重視のブランドがあるからです。
これからもキャプテンスタッグの高品質低価格なギアに期待していきたいと思います。