冬も終わり、春本番になってきました。
そうこうしていると、あっという間に夏本番になります。
今年はキャンプに行くぞ!と決めていても、いざやってみようとすると、キャンプってどういう流れで行えば良いのか、よく分かりませんよね。
しかしキャンプはその空間自体が目的でもあるため、やることは人それぞれ自由なので、どうして良いのか分からないことが多々あります。
そこで今回は、私のキャンプの1日の流れを、一つのモデルケースとしてご紹介しようと思います。
ただし、キャンプの1日の流れや楽しみ方は人それぞれかなり異なるので、あくまで一例だと思っていただければと思います。
なお、キャンプ場の選び方についてはこちらをご参考にしてください。
リンク : 【キャンプ入門】キャンプ場の予約から利用まで。注意事項や選び方を解説!【初心者向け】
前提条件
モデルケースを示すためには、まず前提条件を決めなければいけません。
決めるべきことは、キャンプ場のチェックイン時間等ですが、極力よくある平均的なケースで設定したいと思います。
- キャンプ場までの移動時間2時間(ドアtoドア)
- キャンプ場のチェックイン時間:13時
- キャンプ場のチェックアウト時間:11時
- 風呂なしシャワー有
- 東京から関東近郊への移動を想定
東京としていますが、要するに都会から田舎は向かうケースですので、関東以外でも当てはめることはできます。
前日までの準備
まず、前日までに道具は全て準備しておきます。
全て車に積み込んでおくのは厳しいかもしれませんが、出来る限り車に積み込んでおくと楽です。
最悪積み込みまでは終わらなくても、玄関に準備しておくだけでも変わってきます。
しかし真夏の場合、積み込み作業で汗だくになるので、当日の朝に積み込むのはおすすめしません。
前日夜のうちに積み込み、シャワーを浴びてスッキリ寝るのが良いでしょう。
スポンサーリンク1日目の流れ
前日までにある程度準備をしたら、いよいよ当日を迎えます。
まずは1日目の流れをご紹介します。
10:00 出発
私の場合ですが、キャンプに行くときの朝は遅いです。
買い物に1時間程度かかるので、移動時間+1時間をみて出発します。
今回のケースで言うと13時にチェックインなので、10時に出発します。
前日までにある程度準備しておけば、9時に起きても十分間に合います。
11:00 買い物
買い物は道中で行います。
買うものが明確になっていれば30分で済みますが、大体1時間くらいはかかります。
13時チェックインの場合、途中で食事をとっても良いですが、私の場合は着いたらすぐお酒とおつまみを開けてしまうので、食べないことの方が多いです。
春や秋の気持ち良い気候であれば、お弁当を買ってまずピクニック、というのも良いですね。
13:00 チェックイン
可能な限り、キャンプ場のチェックインができる最速の時間で行くようにします。
頑張ってでも早く行きたい!というわけではなく、そもそも朝早く起きているわけではないので、敢えて遅くする意味もない、という感覚です。
キャンプ場で過ごす時間が長ければ長いほど、キャンプの満足度は上がると思います。
なお、チェックイン手続をして場内説明を聞いていると30分くらいかかるので、設営はその後になります。
私の場合はまずテーブルとチェアだけ出して、乾杯することも多いです。
13:30~14:30 設営
設営の時間も状況によって大きく変わります。
複数人で行く場合でも、キャンプに慣れた人ばかりであればあっという間に設営は終了します。
参考値としては、平均で1時間〜1.5時間くらいかかると見ておくことをおすすめします。
これはソロでも複数人でも同じです。
道具が増えた分手伝う人もいればあまり変わりません。
裏を返せば、まだ戦力にならない子供の分まで用意するとなると、少し時間が伸びる場合もあります。
14:30~16:30 再び乾杯!
キャンプ場に着くや否や、一度乾杯をしていることもありますが、本物の乾杯は設営後のここからです。
ここから2時間くらいは、会話を楽しみながら美味しいお酒を飲む時間です。
私の場合は少し飲んだら、キャンプ場を一周して自然を満喫します。
暗くなると景色も見えなくなってくるので、明るいうちにキャンプ場探検は済ませておいた方が良いです。
このタイミングでキャンプ場を見て回らないと、ソロや少人数の場合はずっと自分のサイトから動かないことになります。
まぁそれも全然アリなんですけどね。笑
ファミリーキャンプの場合は、子供と遊びに行くような時間になるのではないでしょうか。
ソロキャンプなら本を読むもよし、何をするにも自由な時間です。
リンク : キャンプって何するの?キャンプでやることに悩んだ時は
16:30~17:30 夕食準備
16:30くらいになったら、食事の準備を始めましょう。
料理に1時間くらいかかることを想定していますが、作る料理や量によってまちまちなので、場合によってはもう少し早めに初めても良いです。
また、冬は暗くなるのが早いので、その場合ももう少し前倒しにしてください。
食事は早め早めに作っておくのがコツです。
予期せぬアクシデントや普段との勝手の違い、更には忘れ物の買い出しにも対応できるので、基本的には暗くなる前に準備を終え、夜は夜で焚き火とおやつを楽しむ時間に当てると良いでしょう。
17:30~18:30 焚き火+夕食
私の場合は、食事の開始と共に、焚き火を始めることが多いです。
焚き火で調理をすることもありますね。
作業分担ができるのであれば、料理が得意な人が調理担当とし、焚き火が大好きな男性陣で火起こしをすることもあります。
あまり早めに焚き火を始めても薪が持たないので、目安はこのくらいの時間です。
焚き火好きな方は昼間からずっと焚き火をしている人もいますので、この辺りも好みです。
18:30~21:30 焚き火と星空を楽しむ
改めて書いてみると、1日中飲んでばかりですね。笑
周りが暗くなり、焚き火が最も楽しい時間になります。
天気や月の満ち欠けにもよりますが、星が美しく見える場合は、少し移動して星を見に行くこともあります。
キャンプサイトは皆のランタンの灯りもあり、星が最も美しく見える場所ではないことが多いので、少しキャンプサイトから離れると更に星が綺麗に見えることもあります。
キャンプ場にもよりますが、寝ころべるような場所があれば、星空が美しい火には是非寝ころんでみてください。
なお、星を見に席を離れる場合は、焚き火が消えたことを確認してから行くようにしましょう。
21:30~22:00 片づけ・消灯
キャンプ場の消灯時間は22時か23時が一般的です。
30分前くらいから片づけを始め、歯磨き等の寝る支度を済ませます。
特に焚き火の炎がついたまま寝るのは危険なので、消えるまで待つか、消化してから寝るようにしましょう。
また、キャンプ道具は可能な限り片づけるようにしましょう。
嫌な話ですが、窃盗がないわけではないです。
スクリーンタープのように4方向塞がるタープであれば、タープの中に片づけるだけでもいです。
他には車の中、テントの中等ありますが、鍵をかけるまでは難しいとしても、目につかないところに片づけるだけで大きな効果があります。
キャンプ2日目の流れ
続いて、チェックアウトのある2日目の流れです。
ここは人によって異なるかもしれませんが、私のお勧めは温泉に入って真っ直ぐ帰る流れです。
7:00 起床
キャンプの時はあまり目覚ましをかけることはしません。
6時くらいからチラホラ周りが起き始め、7時くらいには鳥の鳴き声や子供の声等で目が覚めます。
家で寝ているときに近隣住人の声で目が覚めたら不愉快になりますが、キャンプ場の場合は寧ろ清々しいです。
起きたら朝の空気を吸って伸びをした後、朝食を食べます。
朝食はホットサンドを作ることが多いですが、予めパン等を買っておくこともあります。
リンク : キャンプの朝食の定番!手軽に作れるホットサンドレシピ一覧!
私の場合、朝食はパン+牛乳・ヨーグルトが鉄板ですね。
朝食が終わったら、1時間くらいコーヒーを飲みながら、朝のひと時を満喫します。
9:00~11:00 撤収作業
初心者の方の多くが見誤るのが、撤収に要する時間です。
勿論ギアの量にもよりますが、撤収作業は思ったより時間がかかることを覚えておきましょう。
私の場合は、約2時間かかる見込みを立てて撤収を始めます。
ギアにもよりますが、設営よりも撤収の方が時間かかることもあります。
バッと広げれば良い設営に対して、撤収は小さく綺麗に畳む必要があるからです。
世の中一般的には組み立てるよりも崩す方が簡単なので、初心者は見込みが甘い場合があります。
キャンプ場側も撤収が終わらない人がいることを前提に、広い心を持って待ってくれる所も多いですが、ルールはルールなので、時間の計算は見誤らないようにしましょう。
11:00~13:00 移動+温泉+昼食
チェックアウトした後は、必ず温泉へ向かいます。
午前中チェックアウトのケースが多いので、温泉についている食堂等で昼食をとるのが定番の流れです。
キャンプの後の温泉は身体に染み渡るので、可能な限り温泉に入って帰るのをおすすめします。
15:00 帰宅
キャンプの後は、温泉に入って食事をしたらあとは真っ直ぐ帰ります。
近くに観光地があることもありますが、基本的に観光はしません。
この時間に帰れば、たとえ上り線であっても渋滞に引っかかることもなく、家についてからゆっくり家事をすることもできます。
キャンプに行く頻度が高ければ滝ほど、土日をフルで潰すのが厳しくなります。
また、キャンプの帰りに渋滞に引っかかるのは体力的にもキツいものがあるので、時間に余裕を持って帰ることをおすすめします。
スポンサーリンク感想、まとめ。あくまでモデルケースとしてご参考に!
キャンプに行くときの流れは、人それぞれ大きく異なると思います。
そのため、キャンプを始めるキッカケを作った人等がいれば、その人の影響を大きく受けると思います。
今回は1つのモデルケースとして、私の例をご紹介させていただきました。
正直、標準的なケースかどうかは分かりません。
しかし、少なくとも私はこのプランでキャンプを楽しめている、という事は、明確に、自信を持って申し上げておきたいと思います。