ゆるキャン△の8巻では、クリキャン以来の野クルのグルキャンに向かいます。
今回は犬子の妹も参加し、いつにも増してゆる〜いキャンプに向かいます。
鳥羽先生(グビ姉)のキャラもいい感じに馴染んできて、これからこのメンバーでどんな物語があるんだろう?と楽しみになります。
そんな、現在のフルメンバーでの旅です。
なお、伊豆キャンプに行く前に伊豆のジオスポット(パワースポットのようなもの)を観光して回るので、8巻ではキャンプ場に着く前までがメインになります。
【はじめに】
本記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
とは言え、ゆるい漫画なので、物語の核心に迫るような重大なネタバレは、そもそも存在しませんのでご安心ください。
ゆるキャン△そのもののキャラクター紹介、ざっくりとしたあらすじ等については以下の記事をご参考にしてください。
リンク : 現役キャンパーが語る「ゆるキャン△」の魅力!【感想・レビュー】
いざ、伊豆のキャンプへ!
ゆるキャン△7巻で約束したグルキャンが、いよいよ実現します。
舞台は伊豆!
伊豆半島は海沿いのキャンプ場が多いので、海の幸、海の美しさを全力で表現してくれることでしょう。
東京からだと伊豆半島はそこそこ遠いイメージですが、山梨からなら比較的行きやすいので、少し足を伸ばした感じでしょうか。
・・・とその前に、今回はキャンプ場へ行くまでがメインです。
伊豆半島を観光し、美味しいものを食べ、たくさんの思い出を作りながらキャンプ場に向かいます。
最近は色々な観光地を見過ぎてキャンプ場に一直線のことが多いですが、みんなでワイワイ観光しながら移動するのも楽しいですよね。
原付で伊豆を走りたい、と言うしまりん
伊豆半島は山梨からなら行きやすいと言っても、やはりそれなりに距離があります。
そのため、今回は鳥羽先生の車に乗ってキャンプ場まで向かいます。
・・・と思いきや、原付で伊豆を走りたい!というしまりん。
私もバイクに乗っていたのでその気持ちはよく分かりますが、女子高生でこの考えはさすがと言わざるをえません。
世間一般的なイメージでは、やはり高校生くらいの年代ではみんなでワイワイしたいものではないでしょうか。
これは将来大型免許を取りますね、確実に。笑
そんなわけで、原付で行くソロ観光ルートを考えるしまりん。
どこを周って行こう?と考えてるしまりんの姿はとても活き活きしていていいですね。
準備段階のワクワクは多くのアクティビティで共通するものではないでしょうか。
リンのおじいちゃんが格好いい
原付で伊豆を走るのであれば、ルートだけでなく装備も必要です。
特に海岸沿いを走る場合は風が強く、カウル(風防)なしでは辛い思いをします。
気合いと根性があればなくてもいけないことはないですが、あるのとないのとでは大違いです。
そこでバイク乗りであるおじいちゃんに相談すると、「余ってるカウルがある」そうなので、譲り受けることに。
しかしいざ渡されたのは新品のカウルでした。
何だかんだで孫が心配だけど、少し不器用な渋いおじいちゃん。
高校生の孫を持ちながら現役のバイク乗りという、リンのおじいちゃんの格好良さが伝わってきます。
スポンサーリンクそれぞれジオスポットを巡りながらキャンプ場へ
鳥羽先生たちとリンはそれぞれのジオスポットを巡りながらキャンプ場へ向かいます。
旅慣れしているリンは淡々とお目当てのスポットに到着し、伊豆半島を満喫しています。
鳥羽先生組も順調に・・・とはいかず、早桜としても有名な河津桜の渋滞にハマり、大幅に時間をロスしてしまいます。
行こうとしていたスポットは全部巡れませんでしたが、わさびソフトを食べたりして、何だかんだで伊豆を満喫する御一行。
まぁあのメンバーならどんなトラブルも楽しく乗り越えられそうですね。
アクシデントやトラブルも旅の思い出、旅の醍醐味です。
トラブルに遭いながらもなんとかキャンプ場へ!
トラブルは河津桜の渋滞に引っかかるだけでは済みませんでした。
鳥羽先生が行こうとしていたキャンプ場は野営地で、以前市役所に許可を取っていた場所、ということでした。
しかしつい数年前に全面的にキャンプが禁止となり、今はキャンプNGになってしまったようです。
目的地についたのに車中泊の危機!になってしまった野クルメンバー。
これではキャンプ漫画ではなく弾丸旅行漫画になってしまいます。
近隣のキャンプ場に電話したり、知り合いに電話したりしてなんとか他のキャンプ場を見つけました。
そのキャンプ場は現在地から少し離れているため、先に温泉に入ってから目的地に行くことにしました。
スポンサーリンク豪華な食事と誕生日
ゆるキャン△と言えば、夜景や自然の美しい描写の他、美味しそうな食事にも注目です。
今回のなでしこ飯は金目鯛の干物を使った料理!
豪華ですね〜。
ただ、トラブル続きのため、なでしこ飯のお披露目は9巻に持ち越しです。
実は今回、なでしこと犬子の誕生日でもあるので、実は他にも高級食材伊勢海老が隠し球として用意されています。
この伊勢海老は鳥羽先生に買わせて・・・ではなく、鳥羽先生が優しさで買ってくれたものです。
伊勢海老と金目鯛なんて、今までキャンプで食べたことないですね。
羨ましい!
もちろん、誕生日プレゼントも用意されています。
(プレゼント自体はまだ8巻では渡しません。)
誕生日プレゼントは、以前ご紹介させていただいた、クピルカのような木目調の食器です。
リンク : お洒落キャンプの食器、モンベル(montbell)のクピルカ(KUPILKA)とは?
食べ物も良いですけど、キャンプ道具のように形に残るものって愛着が湧いて良いですよね。
特にキャンプ道具は日用品と比較すると使用頻度も低いので、大切に使えば何十年ともつこともあります。
たとえ大人になって離れ離れになっても、キャンプの度に思い出せるのは素敵です。
感想、まとめ。9巻はいよいよキャンプ開始!
ゆるキャン△8巻は伊豆キャンプの準備から移動、観光までです。
観光もしてキャンプもすると、一回の旅で二つの目的を達成できるので良いですよね。
キャンプ場で道中の思い出を語り合うのも楽しいものです。
ゆるキャン△の8巻はキャンプ場に到着したところで終了しているので、9巻はいよいよキャンプ開始です。
食事も豪華で、誕生祝いもあって、イベントが盛りだくさんのキャンプです。
次巻が楽しみです。