「ランタン」と一言で言っても、今は多種多様なランタンがあります。
ランタンと言われてすぐに頭に浮かぶのは、キャンプの光源として使用するランタンです。
しかし今やランタンはそれだけでなく、装飾品としての意味も持ち始めています。
ロゴスのUSBシェードランタンは、アンティークなデザインで、キャンプサイトの雰囲気をガラッと変えてくれるランタンです。
ロゴス(LOGOS) USBシェードランタンのスペック
ランタンにも色々好みがありますが、USBシェードランタンは、私好みのデザインのランタンです。
古びた洋館にぶら下がっていて、ジジジ…と灯いたり消えたりしているイメージです。(私の勝手なイメージです。笑)
画像出典 : 楽天市場
そんな印象さえ持つランタンが、USBで動作するLEDランタンだと言うのだから驚きです。
価格 | 10,900円(定価) |
総重量 | (約)510g |
サイズ | (約)長さ330cm |
ライトの間隔 | (約)49cm |
明るさ | [LED球値](約)200ルーメン×4pcs
[ロゴス基準値](約)269ルーメン |
光源 | LED |
電源 | USB5V 2A |
対応モバイルバッテリー | 5V 2A |
保護等級 | IP20 |
構成 | ライト×4、USBケーブル |
主素材 | アルミ、PC、シリコン、スチール |
備考 | バッテリー非搭載 |
USBシェードランタンには、4つのランタンが連結してついています。
価格は定価で10,900円と、決して安い買い物ではありません。
販売店によってはもう少し安くなりますが、それなりの出費になるのは間違いありません。
しかし同様のアンティークなランタンを4つ購入することを考えると、決して「コスパの悪い商品」というわけではありません。
USBシェードランタンはただの装飾品では終わらない明るさがありますが、そうは言ってもそれとは別にメインランタンが必要です。
そのため、キャンプ道具が一式揃った人向けのギア、と言えると思います。
アンティーク調のおしゃれなデザイン
USBシェードランタンの最大の魅力は、そのデザインです。
年季が入っているようなアンティークなシェードが、とても良い味を出しています。
装飾用のライトは様々ありますが、カラフルなものが多いです。
カラフルなライトは明るい雰囲気になり、「キャンプを楽しんでいる」という気分を味わうことができるので、これはこれで魅力的です。
しかし、USBシェードランタンはそれとは対照的に、落ち着いた雰囲気を醸成するためのランタンです。
ワイワイ楽しいキャンプというより、都会の喧騒を離れ、静かな時間を過ごすキャンプに向いていると思います。
そう言う意味では、ソロキャンプにも相性が良いランタンだと思います。
スポンサーリンク4連のため、1つでお洒落さUP
装飾用のランタンは統一感を持たせるため、複数購入したり、似た傾向のギアで固めると、よりお洒落に見える場合があります。
どれだけおしゃれなランタンでも、周囲のギアが似た傾向でなければ、一つだけではかえって浮いてしまうこともあるのです。
そこまで気にする必要もないのかもしれませんが、装飾自体が趣味を楽しむためのものなので、折角なら拘りたいですよね。
USBシェードランタンは一つの商品で4つのランタンが付属しているため、それ一つで周辺一帯の雰囲気を変える事が可能です。
▲一つだけポツンとあるよりも、広範囲に雰囲気を変えられる。
シェードランタン一つでも十分お洒落なデザインですが、やはりポツンと一つだけぶら下がっているよりも、4つ並んでいた方が間違いなく雰囲気は良いと思います。
1つ200ルーメンの明るさ!光源としても活躍
USBシェードランタンは、1つ1つが200ルーメンの明るさがあるため、光源としても十分活躍してくれます。
▲ライト部分はLEDになっており、200ルーメンの明るさがある。
そもそもランタンは一つだけ置くよりも、複数バラけさせて置いた方が手元が影にならず快適です。
参考記事 : ランタンはどこに置くのが適切?レイアウトと設置方法を解説
USBシェードランタンは最初から4つ同時に点灯するため、光が分散されます。
ランタンの配置は自分を中心に前後左右を意識するのが良いので、USBシェードランタン一つではそこまで分散できませんが、それでも1つに集約されるよりは4つに分かれていた方が使い勝手は良いと思います。
メインランタンには少し心許ない
USBシェードランタンは1つ200ルーメンの明るさがありますが、200ルーメンが4つで800ルーメンの明るさ、と言うわけではありません。
そのため、メインランタンにするには少し暗いです。
USBシェードランタンは光源としても活躍、と言っても、快適にキャンプを楽しむためには、他にメインランタンが必要です。
寝る前等はこれくらいの明るさでも良いかもしれませんが、最初からこの明るさだと見えにくいですし、眠くもなります。
ただし、ソロキャンプ等で薄暗い環境でゆっくり過ごしたい場合は、あえてこれくらいの明るさが良い、と言う場合もあります。
時と場合によって使い方も変わりますが、装飾品としては明るく、ランタンとしては暗い、というイメージで考えていただければと思います。
スポンサーリンクバッテリーは各自で用意する必要あり
USBシェードランタンで注意が必要なのは、バッテリー内蔵ではない、という点です。
通常、LEDランタンはバッテリー内蔵か、電池ボックスがあってそこに乾電池を入れるタイプが多いです。
しかしUSBシェードランタンは、給電方式はUSBのみとなるため、各自でモバイルバッテリー等の用意が必要となります。
私はエネループ(充電池)を大量に買って使っているので、電池でUSB出力できる機器を使って対応しようかと考えています。
参考記事 : 徹底検証!LEDランタンは充電池(エネループ)でこんなにお得!
対応するモバイルバッテリーは「5V/2A」だそうですが、「5V/2A」で検索すれば、対応可能なモバイルバッテリーはたくさん出てきます。
それほど高価なものでもないので、あわせて購入してしまっても良いかもしれません。
スマホや電子機器の充電にも使えるので、モバイルバッテリーは、今やキャンプの必需品と言っても過言ではないでしょう。
なお、ロゴスのパワーストックランタンであれば、公式で動作が保証されています。
既にお持ちの方は、パワーストックランタンを使うのが一番良いでしょう。
しかし、パワーストックランタン自体の値段が高いので、わざわざUSBシェードランタンのために買う必要はありません。
あくまで、既に持っている人向け、という理解で問題ありません。
感想、まとめ。LEDながらアンティークな雰囲気が魅力!
ロゴスのUSBシェードランタンは、装飾目的としては非常に魅力的なランタンです。
お洒落なデザインで落ち着いた雰囲気が出せるため、自分のキャンプスタイルには合っています。
少し値段が高いのが悩みどころですが、決して割高というわけではないと思います。
最近、ロゴスは非常に魅力的なランタンが増えてきたと思います。
キャンプ初心者向けと言うより、どちらかと言うとキャンプ道具を一式揃えてから手を出すようなギアが増えてきました。
ロゴスは元々「専門領域に踏み込まないフィールドキャンプ」として、比較的初心者向けギアが多かったと思います。
路線変更かは分かりませんが、この路線はロゴス好きの私にとっては嬉しい限りです。
USBシェードランタンをはじめ、これからもロゴスのランタンには注目していきたいと思います。