大学生の趣味やサークルにキャンプがおすすめな5つの理由と最低限必要なもの

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私は昔から多趣味な人間でした。

今はキャンプが趣味、と胸を張って言えますし、最近ではウクレレに挑戦したりしています。

 

しかし大学生の頃はまだ、キャンプは「趣味」と言えるほど熱中していませんでした

どちらかと言うと大学の時はバイクでのツーリングにハマっており、そのおまけで稀にキャンプツーリングをする程度でした。

 

しかし今考えると、大学生のうちにもっとがっつりキャンプを楽しんでおけば良かったなあ、と思います。

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時間に余裕がある大学生にはキャンプがおすすめ

キャンプサイトの様子②

大学生は学部や大学によって、暇な度合いが大きく異なると思います。

 

自己紹介のところにも書きましたが、私は早稲田大学の文系学部に通っていましたが、絵に描いたような遊び重視の大学生活を送っていました。

単位はほとんど落とすことはありませんでしたが、まじめに勉強していたとは程遠い、モラトリアムを謳歌した学生生活でした。

 

元々アウトドアが好きな人間だったので、様々なアウトドアを楽しんでいましたが、そこまでがっつりキャンプに浸ってはいませんでした。

しかしそれだけ時間に余裕があったのだから、もっと全国各地の色々なキャンプ場に行ってみればよかったな、と少し後悔しています。

大学生にキャンプがおすすめな理由

私は大学生の時、「趣味はキャンプ」と言えるほどキャンプにハマってはいませんでした。

しかし大学生には、キャンプはとてもおすすめな趣味だと思います。

 

「キャンプってお金かかるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、私が考える、大学生にキャンプがおすすめな理由を書いていきます。

①キャンプ場は安いため、お金がかからない

一つ目の理由は、キャンプ場は利用料が安いことです。

有料のキャンプ場であっても1区画4,000~5,000円程度のところが多いため、人数で割れば一人当たりの値段はかなり下がります。

朝日ヒスイ海岸のオートサイト

 

また、利用料無料の公営キャンプ場もあり、耐力と若さのある大学生ならこちらの方がおすすめです。

リンク : 【関東甲信越】東京から行ける格安・無料キャンプ場を紹介!

 

私も大学生の頃はシャワーなんて入らなくても良かったですし、トイレに虫がいようとお構いなしでした。

旅行に行くと安くても一人一泊5,000円はかかりますので、お金のない大学生にとってはその差額は大きいと思います。

②体力があるので、道具がなくても大丈夫

私のような大学生の特徴として、時間と体力はあるけどお金がない、という点があります。

キャンプであればお金があまりかからない、という話はしましたが、最初に道具を揃えるのにはお金がかかります

 

しかし実際のところ、家のものを使えばほとんどお金をかけずにキャンプはできます。

やろうと思えば、1万円もあれば揃えることが可能です。

 

必要最低限のものは後ほどご紹介しますが、若さがあれば割となんとでもなることが多い、というのがキャンプです。

③今しか味わえないグルキャンが楽しめる

社会人になればお金もあり、色々なギアを買うことができるようになります。

色々なギアを使うのはキャンプの醍醐味の一つでもありますが、しかし大学生にしかできないキャンプ、というのがあります。

 

その際たるものが、グルキャンです。

キャプテンスタッグ ファイアーグリルテーブル

画像出典 : CAPTAIN STAG

 

もちろんグルキャンだけなら大人になってからでもできますが、たとえばサークルでキャンプ場を貸し切ったり、平日ど真ん中に人数を集めたりするのは、なかなか社会人になってからは難しくなります。

自分の予定だけではどうにもならないのがグルキャンですが、大学生であれば、同年代の仲間をたくさん集めてグルキャン、ということも可能です。

こういったキャンプは大学生でなければできません。

 

もちろん、騒ぎすぎには要注意です。

大学生のグルキャンは若さもあってついつい盛り上がりすぎてしまいますが、他のお客様の迷惑にならないよう配慮しましょう。

④卒業後も遊べる趣味仲間ができる

学生のうちに趣味仲間を作っておくと、その後の人生が少し豊かになると思います。

もちろん社会人サークルもありますし、SNSで交流することもできますので、社会人になってから趣味仲間を作ることもできます。

そのようにアクティブになれる人は良いですが、逆に少数派です。

 

大人になるとメインは会社付き合いになりますが、利害関係が出てくると羽を伸ばして楽しめない、という人も多いのではないでしょうか。

学生時代に作った友人は共に悩み、共に成長した仲間でもありますので、自然と息が合ってきます。

焚き火の炎

 

焚き火を見ながら、若かりし頃の思い出話に花を咲かせることができるのも、学友ならではです。

⑤平日に休みが取りやすい

私のような暇な大学生は、平日でも休もうと思えば休める、そんな生活をしていました。

もちろん私だけでなく、私の周りの友人達もそんな生活でした。

そのため、平日のど真ん中であっても、仲間を募ってキャンプに行くことができました。

 

これは社会人になってからでは、なかなかに困難なことです。

自分が平日に連休がある会社に勤めていたとしても、友人が皆そうとは限りません

 

多くの人にとって、平日に友人をたくさん誘ってグルキャンに行けるのは、今しかないのです。

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キャンプを始める最低限の道具

では、お金のない学生がキャンプを始めるための道具って何が必要なのでしょうか。

今回は学生目線で、本当に必要最低限のものでご紹介します。

 

社会人となった今では、「それがないとちょっと・・・。」というギアもありますが、大学生であればなくても何とかなりました。

 

若さとエネルギー、これさえあれば極論、公園のベンチだって眠れるのです。

もちろん、これは極論であってキャンプではありません。笑

テント

キャンプ場②

先程公園のベンチだって眠れると言いましたが、テントは必要です。

テントがないともはやキャンプとは言えません。

 

最低限、テントだけは張らなければいけませんし、自分自身もテントくらいは張りたいと思うでしょう。

でなければ、友人にも「キャンプをしてきた」とは言えません。

 

テントに限らず、キャンプ道具は様々なメーカーのものがありますが、その分値段もピンキリです。

個人的におすすめなのはキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)です。

低価格帯ながら製品のクオリティも高いため、大学生には一押しのブランドです。

参考リンク : 鹿番長は公式キャラだった!キャプテンスタッグってどんな企業?

マット

サーカスtcに置いた蚊帳の中

テントを張ったら、そのまま中で眠れるわけではありません。

そのまま寝ると地面の固さや冷たさがダイレクトに伝わってくるので、グランドシートやマットが必要です。

 

グランドシートはブルーシートで代用可能なので、値段的にもブルーシートがおすすめです。

冷気や結露対策のため、普通はグランドシートを敷きますが、若さと体力があればなくても可能です。

 

また、本当はマットがあったほうが良いですが、値段が高いのでこれは家から布団を持って行きましょう。

一人暮らしの大学生なら、キャンプと家の布団は兼用だって良いと思います。

多少汚れようが、そんなの気にしません。

 

もしこの記事に異論が多ければ、私が異常な大学生だったと反省しようと思います。笑

シュラフ(寝袋)

コットでベッドを作る

シュラフ(寝袋)もぶっちゃけなくても良いです。

収納性、快適性等を考えると必要ですが、上述のように、敷布団を家から持っていくのであれば、掛け布団を持っていけば問題ありません

 

冬キャンプは積載量的に厳しいですが、夏キャンプであれば問題ありません。

夏キャンプなら、大きめのバスタオルをお腹にかけるだけでも十分代用可能です。

 

まぁシュラフは安いものは安いので、買っても良いと思います。

チェア

ストライプヒーリングチェアの写真

チェアがなくても石や切り株に座ったり、レジャーシートの上に直接座ったりすることもできます。

しかしチェアとテーブルくらいはあっても良いかな、とは思います。

これもテントと同じ理由で、最低限楽しむための道具だと思ってください。

 

また、チェアであればバーベキュー等で使うので、キャンプをしなくても持っている家庭も多いです。

実家の倉庫から持って行ける可能性もあるので、色々と探してみてください。

 

チェアもピンキリで、安いものは安いので、買うのもアリだとは思います。

しかし大学生はあんまり嵩張る荷物は増やしたくないですよね。

テーブル

ツーバーナーとキッチンテーブル

テーブルは、グルキャンメインであれば他力本願で良いです。

テーブルはキャンプをやらなくてもバーベキュー等で使用したりするので、実家に持っている人も多いです。

グルキャンともなれば、誰かしら持っている確率も上がります。

 

また、テーブルはレンタル可能なキャンプ場も多いので、まず誰か持っていないか聞き、誰もいなければレンタルでも良いと思います。

テーブルについても商品によっては高くないですし、将来的にも使うと思うので、買うのもアリだと思います。

 

ただ、嵩張るのは問題ですし、そのお金があるなら一回でも多く学友とキャンプに行った方が良いです。

大学生の時間には、それ以上の価値があると思います。

クッカー

ガスバーナーの火

クッカーについても、カセットコンロで代用可能です。

もしバーベキューをしたければ、カセットコンロ用のバーベキューセットもあります。

リンク : カセットコンロに乗せるだけ!火起こし不要で簡単バーベキュー!

 

しかし個人的には、バーナーとクッカーは持っていてほしいなーという願いはあります。

本当に個人的な趣味嗜好なのですが、「ギアを楽しむ」という観点でキャンプ道具を選ぶなら、やはりバーナーとクッカーなんです。

バーナーとアウトドア用クッカーを揃えようと思うと1万円くらいかかってしまいますが、奮発して買えばよりキャンプを楽しめます。

 

なお、キャプテンスタッグならクッカーとシングルバーナーセットで5,000円を切ります。

学生だとなかなか安いとは思えないと思いますが、平均相場から考えるととんでもない安さです。

高価なシングルバーナー1つで、このセット3個くらい買えます。

このバーナーでインスタントラーメンを食べれば、それも立派なキャンプ飯です。

私もアウトドアサークルに所属

私も実は大学時代、アウトドアサークルに所属していました。

アウトドアサークルと言っても人数の多いサークルだったので、アウトドアなイベントに来る人、飲み会や旅行だけに来る人、様々でした。

 

しかしアウトドアと言えるか分かりませんが、外に出て遊ぶのが好きな人は多かったので、そう言った遊びができたのはとても良かったと思います。

社会人になるとなかなか会う機会も減りますが、共通の趣味があれば、またそれが繋がりで集まります。

趣味は人と人とを繋ぎ止める、とても重要なものだと思います。

趣味の繋がりがなければ、ただ飲むだけの関係になってしまいます。

オートキャンプ

 

アウトドアは一人で完結することもできれば、友人と共有することもできる、大人になってからも楽しめる趣味です。

ぜひ社会人になるまでに、自分の人生の一部になるような趣味を見つけてください。

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感想、まとめ。大学生は無茶してなんぼ!

私は温泉がついた高機能キャンプ場から、虫だらけのトイレが一つあるだけの無料キャンプ場まで、様々なキャンプ場でキャンプをしてきました。

やはり感じるのは、アウトドアにおいて若さは武器であり、真似できない楽しみ方がある、ということです。

 

大学時代は色々な面で無茶な事ばかりしていたような気がします。

今では同じことはできませんが、私の人生において、忘れられない思い出になったことは間違い無いでしょう。

キャンプにおいても、大学生なら無茶してなんぼです。

 

お金がないなら工夫と体力でなんとかなります。

他人に迷惑をかけないように注意しながら、ぜひキャンプやアウトドアを楽しんでみてください。

そして大人になってからも楽しめる、日常に彩を与えてくれる趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。

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