子供ができるとキャンプの楽しみ方が変わる?独身時代からのスタイルの変化

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子供が生まれてすぐは、一緒にキャンプに行くようなことはなかなかできませんでしたし、できてもただ目の前のものに興味を示すだけだったので、そこまでスタイルに変化はありませんでした。

しかし子供は最近になって、「あれがしたい」「これがしたい」と、自分の欲求を表現できるようになりました。

そして親として可能な限りそれを叶えてあげたい、と思うようになり、その方法を考えるようになりました。

 

普段の生活や「楽しみ」も大きく変わってきましたが、同時にキャンプスタイルも大きく変わってきました

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子供を楽しませたくなる

子供のイラスト

子供が意思を持ち、感情豊かに表現するようになると、親としては子供を喜ばせたくなります

献身的な精神で子供を喜ばせようとしているわけではなく、子供が喜んでいることがとにかく嬉しいのです。

 

自分自身にも変化を感じていて、今までは興奮してアドレナリンが出るようなことに生きる楽しさを感じていましたが、今ではどちらかと言うと、しみじみと「幸せだなあ」と感じる時間を求めるようになりました。

自分がこれまで見聞きした「世界の楽しさ」を、少しでも子供に伝えられていると思うと、嬉しい気持ちになります。

だからこそ、キャンプには積極的に連れて行ってあげよう、と思うわけです。

子供が産まれる前はゆっくり座りっぱなしのキャンプ

タープを使ったキャンプ

独身時代を含め、これまでのキャンプは、座ってゆっくりと焚き火を見て、癒されるようなスタイルが多かったです。

自然の中で美味しい空気を吸い、まさに「リフレッシュ」することが目的でした。

今でもそういった嗜好はあるので、たまにソロキャンプや少人数のキャンプがしたくなります。

 

しかし子供と行くキャンプがメインとなり、振り返ってみると、静かに過ごすというよりも、自然が豊富で子供が遊べそうなところがあるか、という点が気になるようになりました。

一緒に川やプールに入ったり、遊具で遊んだり。

 

一見面倒くさそうに見えますが、これが意外と楽しいんです。

川やプールに入るなんて子供がいないとできないですが、やっぱり暑い中川に入ると気持ち良いですし、童心に帰ることができます

このように、キャンプに行く目的というのも、少しずつ変化を感じています。

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焚き火等の火器は細心の注意を払って

キャンプにおいて焚き火は重要なイベントの一つですが、より注意をして行うようになりました。

薪がパチパチと爆ぜるため、子供にはなるべく近づかせないようにしています。

焚き火の炎

 

子供を膝に乗せて焚き火を眺める時もありますが、その距離感を常に気にします。

本来であればもう少し焚き火に近づいて、その暖かさを感じたいところですが、自分は少し寒いくらいの位置で焚き火を楽しんでいます

 

そう考えると、子供がいることによってキャンプの楽しみが一つ減ってしまっているように感じますが、実際のところそうは感じません。

膝の上にいる子供がじっと焚き火の炎を眺めている様子を見ると、なんとも言えない、幸福な気持ちになります。

願わくば、大人になった息子とキャンプに行って、焚き火を見ながら酒を交わしたいものです。

少し寒い焚き火になってしまいますが、そんなことを考えながら、ゆっくりとした時間を楽しみます。

景色の良さよりもアクティビティ

キャンプ場選びにおいて、眺望の良さは一つの重要なポイントでした。

所謂「絶景のキャンプ場」は大好きですし、それを見ながら飲むお酒はまさに至高でした。

 

しかし子供ができてからは、子供が楽しめそうなアクティビティがあるか、という点の方が重要視されるようになりました。

アクティビティと言っても、キャンプ場が開催するような○○体験(例えばブッシュクラフト体験等)などはまだ参加できません。

今の時点では「子供が遊べる広いスペースがあるか?」「川遊びや自然体験はできるか?」などなどです。

RECAMP勝浦の公園とプール

▲キャンプ場内に遊具や砂場、プールがあるところも。

 

子供と入れる温泉があるかどうか?というのも、選ぶポイントになりつつあります。

また、きっとそのうち、アスレチックや〇〇体験といった、有料のアクティビティに参加することも、キャンプの楽しみになると思います。

そうして最後には、また絶景のキャンプ場を巡ったり、ソロキャンプでゆっくりと焚き火を眺めたりするのでしょう。

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スタイルの変化を受け入れよう

親子でキャンプをする様子

最近思うことは、環境の変化に応じて楽しみは変わりますが、それを受け入れることが大切なのだということです。

子供ができると、「チェアに座って、ひたすら焚き火を肴に酒を飲む」というキャンプはできなくなります。

それは悲しい事かもしれませんが、逆に考えれば、これまでは子供とのキャンプを楽しむことはできませんでした。

 

昔のようなキャンプスタイルはなかなかできなくなりますが、一つ楽しみを失って、一つ楽しみを得たのだと思うことにしています。

これはキャンプだけでなく、全てに言えることですが、子供が生まれてできなくなったこともあれば、子供がいるから得られる楽しさや幸福もあります。

 

昔のような楽しみ方ができなくなる悲しさや嘆きで時間を費やしてしまうのは非常に勿体ないです。

今しかできない楽しみ方、今しか味わえないキャンプスタイルを満喫することが大切なのではないでしょうか。

感想、まとめ。成長と共に変化するキャンプスタイルを楽しもう

尾瀬いわくらキャンプ場の朝

これから子供が成長し、そして巣立っていけば、キャンプスタイルも都度変化していきます。

キャンプを通して子供の成長を感じ、そして自分の人生を振り返ることができるのは、一つの「味」だと思います。

 

キャンプという趣味はソロで、恋人と二人で、家族で、人生の流れと共に一生楽しめる趣味です。

自分だけの趣味ではなく、家族と共有し、変化を楽しめる趣味は、世の中にあまりないのではないでしょうか。

 

子供が生まれ、自らのキャンプスタイルが変化していますが、これもキャンプという趣味の在り方だと思い、楽しむことにしています。

そしてキャンプという趣味を通じてこの事を考え、ライフスタイル全体の変化を正面から受け入れようと思いました。

子供が生まれ、年齢を重ねると、昔楽しかったことが楽しくない、ということがあります。

それを嘆き悲しむのではなく、新たに得られるようになった楽しみに全力投球すべきだと感じています。

 

そんな事まで考えさせてくれるキャンプは非常に奥が深く、また沼にハマっていくのでした。

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