千葉県の「TAKIVILLAGE(タキビレッジ)」の感想!静かで眺望の良いキャンプ場!

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千葉県いすみ市にあるキャンプ場、「TAKIVILLAGE(タキビレッジ)」に行ってきました。

タキビレッジはグランピング施設とキャンプ施設が半々くらいになっており、どちらの目的でも楽しむことができます。

 

出来たばかりで高規格なキャンプ場ではないですが、経営者は若く、とても愛想が良いのが好印象です。

発展途上ではありますが、私はとても気に入りましたので、感想をレビューしていきます。

感じ方は人それぞれですので、一つの口コミとして参考にしていただければ幸いです。

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TAKIVILLAGE(タキビレッジ)の営業情報

タキビレッジの看板

まずはタキビレッジの営業情報からご紹介していきます。

グランピング施設は使っていませんが、キャンプ場としての値段は平均相場くらいだと思います。

アクティビティ等は行っていませんが、静かにキャンプを楽しめる環境が整っています。

 

住所千葉県いすみ市国府台459-2
利用料フリーサイト3,000円〜4,500円、手ぶらキャンプ6,500円〜8,500円、グランピング40,000円〜80,000円
チェックイン14:00〜17:00
チェックアウト〜10:30
車の乗り入れ不可
お風呂シャワーあり、お風呂なし。
その他ゴミは持ち帰り。消灯時間22時。

 

グランピングにも力を入れているため、チェックインは普通の宿のような時間帯となっており、キャンプ場としては少し遅めです。

冬の一泊だとすぐに暗くなってしまうため、2泊3日くらいしたいところです。

売店は簡素。自動販売機もないため、買い物必須

タキビレッジには受付があり、そこで薪と炭が売っていますが、売っていたのはそれだけでした。

以前はお酒を売っていたという情報もありますが、簡易的なタープにテーブルを置いているだけなので、基本的には事前に買っていくようにしましょう。

タキビレッジの受付兼売店

▲受付兼売店の様子。売店という感じではないため、必要なものは来る前に買っておこう。

 

水道水は飲めるか分かりませんが、特に飲めないという注意書きはなく、普通に水道が通っているように見えましたので、自宅の上水道の水を飲める方は問題ないと思われます。

徒歩で行ける範囲を含め、自動販売機もありませんでしたので、到着後に食料・飲料を購入するのは困難と考えて置いた方が良いでしょう。

近隣のスーパーまでは車で15分程度

全てのスーパーを調べたわけではないですが、私が道中調べた感じだと、タキビレッジから最も近いスーパーでも、15分くらいはかかりそうです。

車で15分走ればフードプラザハヤシ(HAYASHI)という大きいスーパーがあり、そこにはホームセンターのケイヨーデイツーも併設されていました。

そのため、フードプラザハヤシで食料品を買い、薪や炭も買って行くのが最も効率が良いと思います。

 

なお、私のルートでは道中に業務スーパーがあったので、そこでいくつか買い物もしました。

道中の業務スーパー

▲道中にあった業務スーパーは、できたばかりでオープンしたての印象があった。

ある程度人数がいるキャンプであれば、業務スーパーで買い物をしていくのがコスパが良いと思います。

LINEでチェックイン!苦情等の相談も可能

タキビレッジに到着してチェックインをすると、LINEの友達追加を求められます。

そのLINEで氏名を送信することで、チェックインが完了します。

LINEでは、夜中に大騒ぎをする集団等がいれば注意してもらうことができるので、夜間に気軽に連絡できるのは安心感が高いです。

 

LINEの友達追加も特に抵抗ないのでメリットが大きいですが、嫌な人は嫌だと思いますので、予め注意が必要です。

ビジネスモデルとして、ユーザー側は気軽に連絡が取れ、経営者側はその後もプロモーション等を送れるので、WIN-WINというわけです。

厳しいため、全体的にマナーが良い

焚き火の炎

タキビレッジはチェックイン時に「騒音等、マナー違反となる行為には厳しく注意します」という案内を受けます。

もしもマナー違反な利用者がいた場合、チェックイン時に友達登録したLINEを使って注意してもらうこともできます。

そのためか、利用者は全体的にマナーが良い人が多かったように感じます。

 

また、消灯時間(9:00)以降は本当に静かになるので、静かに焚き火をしたい人におすすめです。

しかしグランピング施設の利用者はほとんどがファミリー、グループなので、昼間は子供やグループの楽しい声が聞こえています。

夜はソロキャンプにも適した雰囲気ですが、昼はどちらかというとワイワイ明るい雰囲気ですので、ソロキャンパーはその流れを理解しておくと良いでしょう。

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オートキャンプ場ではないので車の乗り入れは不可

コールマンのキャリーワゴン

タキビレッジは入り口付近に駐車場を設けた、フリーサイトのキャンプ場です。

キャリーワゴンを貸してくれるので、持ち込みでキャンプをされる方はそれを使って道具を運びます。

 

貸してくれるキャリーワゴンにも限りがありますので、キャリーワゴンを持っている人は自前のものを持って行った方が良いでしょう。

参考記事 : キャンプにキャリーワゴンは必要?格安でも持っておくと便利!

 

キャンプ場自体はそれほど広くないので、道具を運ぶのはそこまで苦ではないと思います。

眺望良好!美しい自然の景色に癒される

タキビレッジは坂道を上がった山の一部に位置しているため、全体的に眺望が良いです。

景色が良く見える崖沿いにもしっかりと設営場所があるため、美しい景色を見ながら焚き火やお酒を楽しむことができます。

タキビレッジの景色

▲タキビレッジから見える景色。都会の喧騒を忘れさせてくれる。

 

とは言え、見える景色は山々(谷と言った方が適切かも)なので、美しい夜景等が見えるというわけではありません。

所謂「絶景キャンプ場」をイメージされている方は、少し印象が異なるかもしれないので注意が必要です。

 

しかし自然の景色に癒され、ほっと一息つくことができる良い景色が広がっていることに違いありません。

自然を見ながらゆっくりとした時間を過ごしたい方であれば、きっと満足することができるでしょう。

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トイレ、炊事場、シャワー等の設備が綺麗!お湯も出るし、清掃も行き届いている

タキビレッジのトイレはまるで自宅の個室のような綺麗さがあります。

新しいキャンプ場だからという理由もありますが、トイレの清潔さに力を入れていることが伝わってきます。

トイレの入り口

▲トイレは別個に建てられており、清潔に保たれていた。

トイレにはウォシュレットがついており、キャンプに慣れていない人でも快適なキャンプができるでしょう。

タキビレッジのトイレ

▲タキビレッジのトイレはウォシュレット付きで自宅のトイレのような快適さがあった。

 

また、炊事場はお湯が出ますし、たわしや洗剤等も常備されており、行き届いた印象でした。

水回りが綺麗で快適なのは評価が高いですね。

タキビレッジの炊事場

▲タキビレッジの炊事場の様子。親も出るし、ハンドソープも食器用洗剤もある。

 

なお、シャワーは使っていませんが、完全予約制となっていました。

予約はチェックインの時にお願いするような形で、夕方6時までなら(空いていれば)予約が可能です。

トイレは坂を下ったところ。遠いのは覚悟しておこう

タキビレッジはかなり急な坂を上った先にあります。

我が家は4WD車ですが、これが軽自動車だったら不安を覚えるレベルだと思います。

タキビレッジの上り坂

▲タキビレッジは急斜面の上にある。だからこそ景色が良い。

 

そんな急な坂の上にあるキャンプ場ですが、キャンプエリアからトイレ・炊事塔までは、少し坂を下らなければいけません

設営する場所によっては100m以上距離がある場合もあり、トイレが面倒になると思います。

 

運営者の接客も素晴らしく、静かで綺麗なキャンプ場ですが、「トイレの距離」だけは覚悟しておいた方が良いでしょう。

しかし物理的な施設の問題なので、これからより快適になっていくことが期待されます。

感想、まとめ。静かに癒されたい方におすすめ

タキビレッジの景色

TAKIVILLAGE(タキビレッジ)は、間違いなく素敵な思い出が作れるキャンプ場です。

大規模なアクティビティやイベント等はないですが、しっかりと自然を感じ、「キャンプの良さ」を体験できる施設です。

 

トイレの遠さは確かに不便ではありますが、行く前から知っていれば許容範囲内だと思います。

それ以上に、静かに過ごせる素敵な場所であるというメリットの方が大きいです。

 

東京近郊からもアクセスが良いので、興味をお持ちの方は是非利用してみてはいかがでしょうか。

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