コスパが良く、最近勢いのあるブランド「NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)」のLGテントをご紹介します。
友人の愛用テントで、広い空間とお洒落なデザインが魅力です。
なお、ここで言う「コスパが良い」とは、単に価格が安いという意味ではありません。
価格に対して機能性がよく、支払ったお金以上の価値がある、という意味です。
決して安い買い物ではないですが、人気が出るのも頷けます。
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア) LGテントの製品情報
まずはLGテントのスペックからご紹介していきます。
▲お洒落なデザインが特徴のLGテント。サイズも大きく、快適性が高い。
多くのテントは5人用と書いてあっても4人家族が限界だったりします。
しかしLGテントの場合、スペック通り6人寝ることができますし、5人家族なら快適な広さで過ごすことができます。
4人家族で手狭と感じている方は、LGテントを検討するのも良いと思います。
展開サイズ | W300xL300xH210cm |
収納サイズ | W35xH30xD85cm |
使用人数 | 3〜6人用 |
重量 | 12kg |
耐水圧 | 3,000mm |
材質 | 本体生地/ポリエステル 68D、ボトム生地/ポリエチレン、ポール/アルミニウム |
付属品 | 収納袋、ポール各種、ペグ |
このサイズのテントは10万円以上することが多いですが、LGテントなら定価で63,800円しかしません。
楽天市場等でも購入できるので、ポイント還元を加味すれば5万円台で買うことができます。
6万円という価格は決して安くはないですが、この規模のテントであることを考えると、コスパは良いと言えるでしょう。
5人家族にもおすすめ!ファミリーが快適に過ごせる広さ
テントで最も良く見るサイズは、「5人用」と書かれたサイズです。
正方形で例えるなら、270cm×270cmくらいが、5人用テントとされています。
しかしこういったテントは、実際は大人4人までしか寝ることができないケースが大半です。
もちろんぎゅうぎゅうに詰め込めば何とかなりますが、ある程度快適に過ごすなら4人が限界です。
日本のファミリーは4人以下が多いため、このスペックで十分ですが、5人以上のファミリーには不便です。
その点、LGテントは300cm×300cmあるため、縦横共に30cm広くスペースを取ることができます。
▲一般的なテントよりも一回り体積が大きいため、存在感は抜群。
もちろん、30cm増えただけでは1人分しか増えません。
しかしLGテントのようなロッジ型テントは、ドーム型やティピー型テントと異なり、壁際にも寝ることができます。
ドーム型やティピー型のテントは壁が斜めっている関係で端は天井が低く、デッドスペースとなってます。
▲LGテントの室内。高さがあるため、端の端まで余さず使うことができる。
しかし、ロッジ型テントは壁が真っ直ぐになっているため、デッドスペースなく使用することができます。
そのため、体感的な広さは床面積以上の違いがあります。
5人家族の方で、現在のテントの広さに不満を感じている方であれば、間違いなく満足できるでしょう。
スポンサーリンクお洒落なロッジ型テント
様々な形状のテントが登場し、選択肢が増えたため、テントは個性の見せ所となってきました。
ロッジ型テントは体積が大きく、インパクトがあります。
まるでロッジが建っているようなデザインで、「拠点」という印象がお洒落です。
▲友人の愛用テント、LGテント。ちょっと設営が歪になってしまっているのが残念。。
ロッジ型テントは設営が少し大変ですが、その分快適性の高いテントです。
「狭い方が秘密基地感があって好き」という人もいますが、ロッジ型テントは「広々とした解放感」を求める方におすすめです。
▲出入り口はメッシュにすることができ、通気性や解放感は抜群。
連泊する方も、こういった大型テントの方がストレスなく過ごすことができるでしょう。
インナーテント(ハーフインナー)を使えばソロキャンプや少人数キャンプでも
LGテントには、インナーテントが別売で用意されています。
私の友人はインナーテントまでは持っていませんでしたが、スペックを見る限り、これは「ハーフインナー」と言うべきかもしれません。
▲およそ半分のスペースだけを寝室にしているため、ハーフインナーテントのようなイメージ。
まずはインナーテントのスペックを見ていきます。
展開サイズ | 270x120xH200cm |
収納サイズ | 74x14xH24cm |
人数 | 1〜2人用 |
重量 | 3.2kg |
材質 | 本体生地/ポリエステル68Dリップストップ、ボトム生地/ポリエステル68D PUコーティング |
付属品 | 収納袋 |
スペックに「1人〜2人用」とあるように、インナーテントをつけると寝室は狭くなります。
これはファミリーで使うことを想定したサイズではありません。
縦が270cmあるので、足元に荷物を置くスペースはあるので、キツキツというわけではないでしょう。
タープ不要!半分を居室にしてツールームテントに
LGテントのインナーテントは、最大2人しか寝ることができない小さめサイズです。
しかしその分、LGテントを居室代わりに使えるため、さながらツールームテントのように使うことができます。
▲両側開きのため、出入りも簡単。また、掃除等の手入れも楽チン。
夫婦やカップルでのデュオキャンプでタープを張るよりも、LGテントにインナーテントをつけた方がすっきりします。
ソロだと設営は大変ですが、サイズ的にはソロキャンプに使うことも選択肢の一つかもしれません。
しかし個人的には、LGテントをソロで使うなら2泊くらいしたいところです。
一泊のキャンプで使うには設営の手間がかかり過ぎるので、「サッと設営してサッと撤収する」というソロキャンのメリットを活かせません。
スポンサーリンク風には強くない構造
LGテントだけではないですが、ロッジ型のテントは風に強い構造とは言えません。
下から吹き上げる風を受けやすく、モロに影響を受けてしまいます。
▲LGテントを横から撮影した様子。ドーム型等と比べて、風を受けやすいことが分かる。
ちょっと風が強いくらいであれば問題ないですが、木枯らしや春一番のような強い風の場合、設営が困難な可能性があります。
あくまでフィールドキャンプで使うものなので、そこまで風が強いことはごく稀ですが、しかし私もこれまで数回、そういった強風キャンプを経験してきました。
実体験上、100回に2〜3回くらいの割合だと思いますので、年に1回キャンプに行く人は50年に一度なので、あまり気にしなくて良いでしょう。
しかし私の友人はそういった強風が吹き荒れるキャンプでLGテントを使用し、無理矢理ガイロープを張ったところ、テント自体が一部破れ、穴が空いてしまいました。
天気予報を予めチェックしておき、それでも予期せず強風の場合は撤退する勇気を持つ、ということも大切です。
感想、まとめ。LGテントは解放感の高い大型テント!
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)のLGテントは、ファミリーにもおすすめな大型テントです。
壁際を高くすることで体積を広くしており、その構造は広くて人気のベル型テントと同じです。
▲壁際の有効活用が広さの理由の一つ。小窓を開ければ通気口にもできる。
特に子供が3人いる家族の場合、一般的なサイズのテントでは小さく感じることと思います。
しかし大型テントとなると、10万円以上することも多く、なかなか一歩が踏み出ません。
LGテントも気軽に買えるようなものではないですが、ポリエステルを主素材として使う等により価格を抑えており、比較的低価格で手に入れることができます。
また、ファミリーでなくても、テント内を広々と使いたい方にはロッジ型テントはおすすめです。
設営も少し手間がかかりますが、慣れればソロでも設営できます。
▲デザインが良く、写真映えが良い。夫婦やカップルのデュオキャンプにもおすすめ。
基本的に慣れればほとんどのテントは一人で設営することができますので、その辺りはキャンパーとしてのスキルアップだと思って楽しむのも良いでしょう。