キャンプ人口は年々増えており、同時にキャンプ場も増えてきています。
しかしキャンプ初心者がはじめてキャンプをしようとするときにハードルとなるのが、道具(ギア)の選び方とキャンプ場の選び方です。
キャンプは道具があり、場所があればできますので、この二つが最低条件です。
ノウハウを事前勉強することも必要ですが、誰にでも「はじめて」はあるので、ある程度は挑戦だと思った方が良いです。
以前、一般的なキャンプ場探しのやり方をご紹介したので、今回は自己流のキャンプ場の探し方や予約方法についてご紹介していきます。
参考記事 : 【キャンプ入門】キャンプ場の予約から利用まで。注意事項や選び方を解説!【初心者向け】
なお、キャンプの流れを書いたモデルケースの記事もありますので、初心者の方はあわせてご参考にしてください。
参考記事 : 【初心者向け】キャンプの1日ってどんな流れ?モデルケースを解説!
キャンプ場は事前予約制!必ず予約を取ろう
まず初心者の方向けに書きますが、キャンプ場は宿泊施設なので、事前予約制となります。
キャンプをしたことない人にとっては、一般的なホテルと同じようなイメージで良いと思います。
突然行っても利用できる可能性はありますが、それはイレギュラー対応ですよね。
旅行の場合は基本的には宿泊予約サイトでの予約や、ホテルやペンション等に直接連絡をとって予約します。
キャンプと聞くとワイルドなイメージがあるかもしれませんが、キャンプ場もホテルと同じで、事前に必要事項を先方に伝え、予約を取ってから訪問する必要があります。
キャンプ場のおすすめの探し方
ホテルを予約する場合は「じゃらん」や「楽天トラベル」と言った、様々な旅行予約サイトで予約するのが一般的です。
キャンプ場はと言うと、「なっぷ」という予約サイトはありますが、そこまで予約サイトという文化が発展していないため、全てのキャンプ場が載っているわけではありません。
そのため、ある程度自力でキャンプ場を探すことが求められます。
その反面、穴場のキャンプ場を見つけた時の喜びは大きいので、キャンプ場探しもキャンプの楽しみの一つと言えるのではないでしょうか。
むしろこういった探し方でなければ、穴場のキャンプ場は見つかりません。
探し方①:Google Maps(グーグルマップ)でエリアから検索
あくまで私の探し方ですが、私はまずはグーグルマップで「キャンプ場」と入力し、好立地のキャンプ場を探します。
キャンプ場を決める時、まずは漠然と都道府県や立地条件(山間部、海近く等)を決め、該当するエリアを絞ります。
Google Mapsで「キャンプ場」と検索しながら、少しずつエリアを動かしたりして、お目当てのキャンプ場を決めます。
▲Googleマップで「キャンプ場」と検索した様子。ざっくりとした位置がわかるため、目的地を決めやすい。
その際は自宅からの所要時間は重要な要素となります。
距離的には近そうでも、高速道路の出口から離れていると、想定以上の時間がかかることもあるので、探す時は必ず経路検索をしましょう。
グーグルマップでは現地の写真を見ることもできるので、凡その雰囲気を知ることができるのも利点です。
探し方②:「なっぷ」で空き状況から検索
最初から、キャンプ場予約サイトの「なっぷ」を使って探すのも方法の一つです。
なっぷは「じゃらん」や「楽天トラベル」といった旅行予約サイトと一緒で、手数料を貰ってプラットフォームを提供するビジネスを行っています。
外部サイト : なっぷ
なっぷは株式会社スペースキーが運営しており、CAMP HACK等のメディア媒体と同じ運営元となります。
なっぷでは利用日を指定して検索し、空いているキャンプ場だけ表示することができるため、大変便利です。
後ほど詳しく書きますが、希望のキャンプ場がなっぷで見つかれば、そのまま予約もできます。
検索時には都道府県単位で地域を絞って検索でき、実際に行った方のレビューも見られるので、とても参考になります。
ただし、掲載されている写真はオーナー側が載せているため、実際と異なることが度々ありました。
また、レビューも基本的には文字だけなので、あまりイメージが伝わって来ない部分もあります。
そのため、もしも情報を詳しく見たいのであれば、個人的にはブログやInstagramなどのSNSを参考にした方が良いと思います。
なお、なっぷには一定以上の営業意欲のあるキャンプ場しか掲載されていませんので、穴場のキャンプ場を探すことはまず不可能だと思った方が良いでしょう。
探し方③:ブログやSNSから検索
最初からブログやSNSでキャンプ場を検索する、というのも手段です。
特にTwitterやInstagramでは、写真や投稿を眺めているだけでも楽しいですし、その過程で自然と情報も入ってくるのでおすすめです。
当ブログでも関東近郊のキャンプ場はカテゴリにまとめていますので、ご参考にしてください。
参考カテゴリ : キャンプ場紹介
ただし、そのブログの場合はエリアが偏るので、基本的にはGoogle Mapsなどで候補地を決め、その感想を見るために活用するのが良いでしょう。
スポンサーリンクキャンプ場のおすすめの予約方法をご紹介
キャンプ場の候補地が決まったら、あとは予約方法です。
予約方法①~③まで記載していますが、①がダメなら②、②がダメなら③、という流れで調べていくのがおすすめです。
今はスマートフォンもあり、こういった予約もあっという間にできるようになりました。
予約方法①:まずは「なっぷ」で探してみる
Google Maps等でキャンプ場を見つけても、まずはなっぷで検索してみることをおすすめします。
キャンプ場によっては、なっぷでも自社ホームページでも、そして電話でも予約を受け付けている場所もあります。
しかし自分の管理上、なっぷのマイページで予約確認ができたやりやすいですし、なっぷであればクレジットカードでの決済も可能です。(一部対象外)
クレジットカード決済ができた方が手続きは楽ですし、各種ポイントも入ります。
また、なっぷには独自ポイント制度もあるので、その点を考えても、まずはなっぷで予約するのがお得です。
予約方法②:個別のホームページで予約
希望するキャンプ場がなっぷに掲載されていなかった場合は、次にそのキャンプ場の公式ホームページを確認します。
なっぷは大変便利ですが、なっぷに全てのキャンプ場が掲載されているわけではないですし、なっぷに対するシステム利用料が上乗せされているため、値段も多少高めになっています。
また、なっぷに掲載することで多くの人の目に触れることから、予約も埋まりやすくなっています。
キャンプ場経営者にとっては良い事ですが、一人のキャンパーとしては、満員御礼で人が多いキャンプ場よりも、穴場的なキャンプ場の方が理想です。
そのため、なっぷは便利ですが、開催していなければ直接予約するようにしましょう。
なお、利用料は現地払いが基本ですが、まれに先に振り込むタイプのキャンプ場もあります。
無断キャンセル等のリスクは分かりますが、振込手数料は自身持ちになりますし、あまりに面倒なので、振込タイプのキャンプ場はあまり利用しません。
しかしそういった不便なキャンプ場こそ、利用者の競争率は低く、静かに過ごしたい方は逆にねらい目かもしれません。
穴場を探したいのであれば、敢えて手続きが面倒なキャンプ場を探す、というのも一つのやり方かもしれませんね。
予約方法③:連絡先へ電話で予約
なっぷにも掲載されておらず、ホームページにも予約方法が書いていない(もしくはホームページすらない)キャンプ場もあります。
そういったキャンプ場でも、電話をすると普通に予約を承っているところがあります。
最近はweb上で予約するのが当たり前になっていますが、ホームページがないようなキャンプ場では、電話予約が当たり前(昔からやっていた)というところもあります。
電話しないと空き状況も分からないですし、そもそも営業しているのかも分かりません。
大変不便ですが、不便だからこそ穴場だとも言えます。
過去に一度、公営のキャンプ場で「予約票をFAXで送信する」しか方法のないキャンプ場がありましたが、もしかしたらあそこは超穴場だったのかもしれません。
景観やアクセス等、次に行くキャンプ場の条件を決めておこう
キャンプ場を決める時に多いのは、「日程を決めてなっぷで空きを検索する」という流れか、「行きたいキャンプ場の種類を決めて、地図上で探す」という流れです。
私は定期的に、海沿いや川沿い、湖畔など、水辺のキャンプ場を利用しています。
水辺のキャンプ場の雰囲気が好きで、それを見ながらお酒を飲むのが大好き、というのが理由なのですが、そういったキャンプ場を探す時は地図から探します。
Google Mapsで「キャンプ場」と検索すると、そのエリアのキャンプ場が地図上にプロットされます。
その中から、明らかに海岸、湖畔等にあるキャンプ場を選んで利用します。
今まで使ったことがあるキャンプ場をリピートするのも良いですが、私は新しいキャンプ場に行ってみるのも趣味なので、基本的には行ったことのないキャンプ場を選ぶようにしています。
スポンサーリンク感想、まとめ。予約段階からキャンプの楽しみ!
キャンプ場の探し方をいくつかご紹介しましたが、特に地図から探すような決め方は、少し手間がかかります。
希望のキャンプ場が見つかっても休業中だったり、電話しても予約がいっぱいだったりすることもあります。
しかし私はこの「キャンプ場を探す過程」も、キャンプの楽しみの一つだと考えています。
良さそうなキャンプ場を苦労して探して、ブログやSNSで写真や感想を調べ、予約手続きをしているうちに、ワクワクが高まってきますよね。
次のキャンプを楽しみにしている時間も、キャンプと言う趣味によって生み出される素敵な時間です。
なるべく長い時間わくわくした方が、キャンプをより満喫していると言えるのではないでしょうか。
キャンプ初心者の方は、予約してキャンプに行くだけでもドキドキだと思いますが、そのドキドキもぜひ楽しんでみてください。