よく防災への備えが叫ばれますが、キャンプを趣味としていると自然と道具が揃い、異常気象が発生した際等に安心感を得ることがあります。
停電になった時のためにランタンが役立ちますし、ガスが止まった時のためにバーナーが役立ちます。
キャンプは外で生活するようなものなので、非常時に役立つのも当然ですが、「これ、キャンプ用品じゃなくて防災用品じゃないの?」と思うほど、防災用品寄りのギアもあります。
「防災用品寄り」と言うよりも防災用品なのかもしれませんが、その辺り、明確な定義がないのも事実です。
GOALZERO(ゴールゼロ)のLIGHTHOUSE400(ライトハウス400)も、「キャンプにも使える防災用品」と言っても過言ではないでしょう。
GOALZERO(ゴールゼロ) LIGHTHOUSE400(ライトハウス400)のスペック
ゴールゼロのライトハウス400は、「ザ・外国製ランタン」と言った見た目をしています。
日本ではどちらかと言うとネイチャーな雰囲気のギアが主流のため、こう言ったデザインのギアは少ないと思います。
だからこそ、他のキャンパーと差別化ができるランタンとも言えるのではないでしょうか。
重量 | 498g |
サイズ | 約114×127×165mm |
光量 | 最大400ルーメン |
ダイナモクランク(手充電出力) | 約1W(130rpm回転時) |
USB出力 | 最大7.5W(5V、1.5A) |
充電用ポート | 最大5W(5V、1A) |
バッテリー容量 | 16.3Wh(3.7V、4400mAh) |
連続稼働時間 | 最大48時間 |
充電時間目安 | 約5時間(USB充電時) 約7〜14時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
使用可能温度 | 0〜40℃ |
最大400ルーメンの明るさは、LEDランタンとしてはまずまずです。
バッテリー内蔵タイプで、給電機能もついているため、モバイルバッテリーとしても活躍してくれます。
その他諸々の機能を加味すると、やはりライトハウス400はキャンプ用品と言うより防災用品に近いですね。
GOALZEROはコスパの良さで人気のブランド!
そもそもGOALZERO(ゴールゼロ)ってどんなブランドなのでしょうか?
正直なところ、私も使ったことはなく、あまり知りませんでした。
調べてみると、「コスパが良いので好き!」という声が散見されました。
ギアの価格自体は決して安いわけではないので、「機能に対して価格が安い」という意味での「コスパが良い」という意味でしょう。
ギアの見た目通り、GOALZEROはアメリカの会社のようです。
何と表現したら良いか分かりませんが、ゴールゼロのデザインは差別化の図れる面白いブランドなので、これから要チェックです。
スポンサーリンクキャンプだけでなく災害用にも最適
このブログはキャンプブログなので、あくまでキャンプ道具として紹介していますが、ゴールゼロのライトハウス400は災害の備えにもってこいです。
防災の機能は、キャンプのシーンにおいても役立つものが多いです。
ライトハウス400に搭載された、災害時に大活躍な機能をご紹介していきます。
災害が起こらないに越したことはないので、防災用品は結局使わずに終わることがほとんどですが、キャンプ用品と兼ねることで、その機能を余すことなく発揮するとができます。
USB給電機能で電子機器を充電可能
まず一つ目は、USBによる給電機能です。
これは特段珍しいわけではなく、最近のLEDランタンには、USB給電機能がついているものが多数存在します。
画像出典 : 楽天市場
スマートフォンやデジタルカメラ等、充電が必要になった際に、LEDランタンで充電することができます。
ガスランタンやガソリンランタンには、本物の火にしか出せない魅力がありますが、こう言った給電機能等は、逆にLEDランタンにしか出せない魅力です。
ライトハウス400にも給電機能があり、本体のバッテリー容量は4,400mAhと、スマートフォン凡そ2台をフル充電することができます。
ランタンとして使用しているとバッテリー残量は低下していますが、非常用の充電としては十分です。
手回しで充電が可能
ライトハウス400は、ダイナモ充電が可能です。
ダイナモ充電とは、付属のハンドルをぐるぐる回すことで発電し、電気を充電することができるものです。
▲緑色の部分がハンドルになり、手回し充電が可能。
まさに「防災用品」と言った機能で、停電時に活躍してくれます。
キャンプにおいても、充電し忘れた時等に手回しで充電できるのは助かります。
キャンプとは暇潰しのようなものなので、敢えて手回しで充電する、というのも面白いですね。
敢えてファイヤースターターで火をつけるようなもので、その過程を楽しむのです。
なお、1分間の充電で約10分間、LOWモードでの点灯が可能です。
焚き火を見たり、自然の空気を吸いながら、無心でぐるぐる回すのもアリです。
同社のソーラーパネルでも充電可能
ライトハウス400は、ゴールゼロから発売されているソーラーパネル、「nomad 7」等でも充電することができます。
ソーラーパネルで充電し、ハンドルでも充電したら、家で充電する必要すらないかもしれません。
▲GOALZEROのソーラーパネル「NOMAD 7」。
LEDランタンは便利ですが、複数所持していると充電するのが面倒で、ついつい忘れてしまいます。
ソーラーパネルと併せて使用することで、その心配はなくなります。
また、自分で発電した電気でランタンを使う、というのは、キャンパーなら何となくワクワクする気持ちがあるのではないでしょうか。
一般的に考えれば無駄な作業ですが、この過程を楽しんでこそ、「趣味としてのキャンプ」というものです。
赤いランプで足元の注意喚起に
ライトハウス400には、赤いパトランプのようなものが付いています。
パトカーがサイレンを鳴らす時に光る、あのランプですね。
▲本体上部の赤い部分が光る。
災害時であれば非常信号として使う・・・かどうかは分かりませんが、キャンプであれば足元の注意喚起等に使用することができます。
ガイロープやペグが飛び出ているような場所は夜間危険なため、ライトハウス400を設置するのも良いでしょう。
また、トイレやお風呂に行く際にこのモードで点灯させておけば、自分のサイトが一目でわかるため、迷わずに戻ることができます。
ガスランタン派でも一見の価値あり
ゴールゼロのライトハウス400は、ランタンでありながら、ただの光源ではありません。
自分で発電し、その電力でスマートフォンを充電したり、足元灯として使用したりと、特殊な使い方ができます。
もちろん、ランタンとして使用することが本来の使い方となりますが、既に一式ランタンを持っている方であっても、使い所のある面白いギアです。
見た目や機能等は好みが分かれるところですが、趣味の世界なので、好きなら使えば良いし、嫌いなら使わなければ良いのです。
今までLEDランタンを使わなかった方でも、中にはハマる方もいらっしゃるかもしれませんので、一見の価値ありだと思います。
スポンサーリンク感想、まとめ。LIGHTHOUSE400で災害にも備える!
防災機能の高いゴールゼロのライトハウス400を、キャンプ目線で紹介しました。
キャンプブログなのでキャンプ用品としてご紹介したわけですが、純粋に「防災用品」として備えておくと安心です。
いくらキャンプ道具があっても、電気がつかず、ガス等の燃料が切れてしまっては、灯りが取れません。
また、災害時にスマートフォンを充電できないのも非常に心配です。
ライトハウス400はダイナモ充電が可能ですし、ソーラーパネルを合わせて使用することもできます。
キャンプ用品としても面白いギアですが、防災用品としても非常に優秀な商品です。
キャンプをしない方でも、防災用品をお探しの方にはお勧めしたい商品です。