グリルの上に置いて、焚き火や炭火で料理を楽しめる、焚き火スタンド。
三本足のものはトライポッドなんて呼ばれたりもします。
私は今ロゴス(LOGOS)のクワトロポッドを使っていますが、次買い換える時はこれ!と決めているものがあります。
(ちなみにロゴスのクワトロポッドについてはこちらをご参考にしてください。)
リンク : クワトロポッド(トライポッド)で焚き火・料理をしよう!
それは、コールマンのファイアープレイススタンドです。
画像出典 : coleman
実際に焚き火スタンドを愛用している人が考えたであろうその機能性は、私が大好きな実用性の高い便利なのものです。
こういうギアが作れるから、コールマンは長く愛されるメーカーになれるのだと思うギアです。
コールマン(coleman) ファイアープレイススタンドの基本情報
まずらファイアープレイススタンドのスペックを見ていきましょう。
サイズは特に他メーカーと比較してどうということもなく、座った状態で使いやすい適切サイズです。
サイズ・重量・材質等については、大きすぎたり小さすぎたり、重すぎたりということはないので、その点は気にしなくて良いでしょう。
サイズ | 約78×78×140(h)cm(使用時)
約13×13×58(h)cm(収縮時) |
重量 | 約3.2kg |
材質 | スチール |
耐荷重 | 約20kg |
付属品 | チェー ン、ぺグ、収納ケース |
少しだけ気になる点があるとしたら、ポールの部分が少し細いことです。
少なくとも私が使用しているロゴスのクワトロポッドよりも細いです。
しかし壊れたという話は聞いたことがありませんし、耐荷重20kgもあればダッチオーブンも吊るせるので、スペック的には十分です。
スペックが問題ないなら、太くて嵩張るよりも細い方が良いですね。
グリルの上に鍋やケトルを乗せられる!
クワトロポッド、トライポッドの基本的な使い方になりますが、焚き火をしながら鍋やケトルを吊るすことができます。
焚き火料理をする場合はもちろん、普通に焚き火を楽しむ場合でも、ケトルでお湯を沸かしておくと何かと便利です。
例えばスープが飲みたくなった時や、湯たんぽがぬるくなった時等も、再び沸かし直すことなくすぐにお湯を入れることができます。
ただ焚き火をするだけだと熱は逃げて行くだけですし、焚き火スタンドを置くと焚き火の雰囲気もより一層良くなります。
私は、焚き火を楽しむ時は必ずと言っていいほど、焚き火スタンドを出しています。
なお、私が焚き火スタンドと一緒に使っているのは、同じくコールマンのファイアープレイスケトルと、PRIMUSのステンレスポットです。
どちらも引っ掛けるところがある点が、焚き火スタンドに向いています。
詳細は下記をご参照いただければと思います。
リンク : 焚き火、トライポッドにはコールマンのファイアープレイスケトル!
リンク : トライポッドに相性抜群なPRIMUSのステンレスポット
スポンサーリンク巨大自在金具で長さ調節が容易にできる点が優秀
ここまではクワトロポッドとしての基本的な使い方を説明してきただけなので、特段ファイアープレイススタンドの魅力は説明できていません。
では、私が思うファイアープレイススタンドの優秀な点はどこかと言うと、調理器具を吊るすチェーンの調整が簡単なところです。
この一点だけで、焚き火スタンドの使い勝手を大きく向上させてくれています。
チェーンの長さを調整するということは、吊るさがっている鍋やケトルの「火までの距離」を調整することと同義です。
そのため、火が弱まってきたり、逆に火が強くなったり、はたまた強火から弱火に変えたい時等、焚き火スタンドでは頻繁に長さの調整を行うことになります。
この長さ調整ですが、ファイアープレイススタンドの場合、4本あるポールの一つに巨大な自在金具がついており、それによってチェーンの長さを調整することができます。
実際にロゴスのクワトロポッドを利用していて、この調節が楽だったら良かったのに、と思うことはたくさんありました。
長さ調節時も熱くないので使いやすい
長さ調節がしやすいというのは、単純に手間の問題だけではありません。
こういった焚き火用のスタンドは当然火にかけて使うため、チェーンの部分は非常に高温になります。
そのため、チェーンを直接触らなければ長さ調節ができないタイプの場合、耐熱のグローブ等をつけなければ、火傷の危険性もあります。
しかし分厚い耐熱グローブをしながら、チェーンのフックを調整するような細かい作業は大変です。
怪我をしないためにも、非常に高温になるような箇所は極力触らないようにした方が良いのは言うまでもありません。
感想、まとめ。買い替えの時はファイアープレイススタンドに!
私はロゴスのクワトロポッドを愛用してるので、もう暫くはそっちを使おうと思っています。
屋外での使用を想定されているだけあって、キャンプ道具はなかなか壊れません。
キャンプ道具がダメになる原因は、主に急な天災によるものか、手入れを怠ったことによるものではないでしょうか。
そうは言っても実は私のクワトロポッドは少しガタがきています。
まぁ、一般的に1年に2〜3回くらいしか行かないと考えると、もう数十年分くらい使っていることになりますからね。
それなりに老朽化が進むのも致し方ないでしょう。
もし本当に寿命が来て、買い替えのタイミングになったとしたら、私はコールマンのファイアープレイススタンドにしようと決めています。
その時にファイアープレイススタンドよりも魅力的なギアが発売ていないことが前提ではありますが。