食事はキャンプのメインイベントの一つです。
美味しい料理を大自然の中で食べると、同じ食べ物でも美味しく感じますよね。
しかし、食事を楽しんだ後は、必ず洗い物をしなければなりません。
使ったものを片付けなければいけないのは、子供が遊んだ道具を片付けなければいけないのと同じです。
そんな洗い物に便利なのが、コールマン(coleman)のハンギングドライネットです。
濡れた食器はキッチンペーパー等で拭き取っても良いのですが、コールマンのハンギングドライネットがあれば簡単に乾燥させることができます。
ハンギングドライネットはランタンハンガー等に吊るし、その中に濡れた食器を入れて吊るすことで、自然の力で食器を乾かすことができます。
人気のギアなので何度かキャンプ場で目にしている方もいらっしゃると思います。
ハンギングドライネットの基本情報
まずはコールマンのハンギングドライネットの仕様をご紹介します。
- サイズ : 約Φ32×80(h)cm(使用時)、約Φ15×8(h)cm(収納時)
- 本体重量 : 約180g
- 材質 : ポリエステル、スチール、ステンレス
- その他 : 収納ケース付き
収納時は15cm × 8cmと、ポケットに入るサイズになります。
そのため、とりあえず鞄や食器類と一緒に入れておくことができます。
袋から出すと自動で広がっていく、所謂ポップアップ式になっており、使用時の高さは80cmにもなります。
80cmと言うサイズは、身長160cmの方の半分と考えると、大きさのイメージがつきやすいかもしれません。
なお、材質にステンレス等が入っていますが、それはハンギングネットにはワイヤーが入っているのと、フックが付属品で付いているからです。
ポップアップ式の道具は、多くがワイヤーの反発を利用するものが多いのです。
また、このフックがあることで、状況に応じて色々なところにかけられて便利です。
必要最低限の機能を詰め込んだ、使いやすいギアです。
天気の良い日は食器を天日干ししよう!
ハンギングドライネットは、ネットの中に濡れた食器等を入れて乾かします。
食器の入ったドライネットは、風通しの良い場所に置いたランタンスタンド等に吊るしましょう。
ヘキサタープであればそのの中でも良いですが、スクリーンタープのような風通しの悪い場所に置く場合のはあまりお勧めできません。
なお、食器の種類によっては重量があるものもあるかもしれませんが、さすがはコールマンだけあって、それなりに重いものを入れても問題ありません。
特段耐荷重は発表されていませんが、ダッチオーブンのように極端に重いものでなければ、ある程度のものは入れても問題ありません。
まぁ写真は少し入れすぎですね。
ここまで行ってしまうとしっかり乾きません(笑)
ハンギングドライネットはネットは風通しが重要なので、あまり入れすぎるのは良くないです。
しかし、これだけ詰め込んでも全く問題はありませんので、ハンギングドライネットの耐久性の高さが分かるかと思います。
ハンギングドライネットでしっかり乾かしておくと、キャンプ場ですぐに食器類を片付けることができます。
キャンプ道具は収納ケースの中に片付けてしまう場合が多いと思いますので、天日干しできる機会は貴重です。
いくら拭き取っても干さなければ水分は残ってしまいますし、湿った状態でケースの中に入れると雑菌も繁殖してしまいます。
そのため、衛生面を考えても、天気の良い日は積極的に干してあげてください。
ただ食器類を乾かすだけでなく、衛生面の対策ができるのも、ハンギングドライネットの魅力だと言えます。
追記 : 食器を洗う洗剤についてまとめてみました。
リンク : キャンプで使う洗剤と容器!環境に配慮しながら百円均一を有効活用!
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ハンギングドライネットのもう一つの魅力は、非常にコンパクトになることです。
スペック紹介で軽く触れましたが、畳むとポケットにも入るサイズにまで収納できます。
そのサイズはなんと15cm × 8cmです。
一般的なスマートフォンのサイズが10cm~15cmですので、スマートフォンと変わらないサイズになります。
これなら、食器を入れたボックス等に入れておいても全く邪魔にはなりません。
キャンプ道具は嵩張るということが大きなデメリットになりますので、この収納性はとても有難いです。
ハンギングドライネットは、まさに「とりあえず入れておけば役に立つことが多い」というギアの代表的なものではないでしょうか。
このサイズで実用性が高いとなれば、人気が出るのも納得です。
ハンギングドライネットのたたみ方
ハンギングドライネットを買ったばかりの頃は畳み方が分からなくなったりすることもあるかもしれません。
実際はそれほど難しいことはありません。
ハンギングドライネットのたたみ方はコールマンが画像で紹介してくれていますので、以下の画像を参考にしてください。
画像出典 : coleman
ハンギングドライネットを上手くたたむコツは思い切ってグイッと捻ってしまうことです。
力を入れすぎると折れて壊れることあるように思うかもしれませんが、これを力で壊したというのは聞いたことがありません。
もしも壊れたとするのなら、内側に通っているワイヤーが既に錆びていた可能性があります。
完成した時のサイズを頭に思い浮かべながら、「このサイズにするんだ」と意識しながら畳むと上手くいきます。
感想。燻製の食材乾燥にも使える便利道具!
今回は濡れた食器を吊るして乾かすことができる、コールマン(coleman)のハンギングドライネットをご紹介しました。
小さいながら実用性が高く、おすすめのギアです。
重くもないので、スペースがあるならとりあえず持ち歩ておくことをおすすめします。
なお、私は食器の乾燥の他に、燻製の乾燥にも利用しています。
正規の使い方ではないので自己責任でお願いしますが、燻製は食材を乾燥させる必要があるので、ハンギングドライネットは非常に適しています。
燻製用の乾燥器も、基本的にはこういったネットのもので作られています。
なお、中に食材を入れる場合は、当日のキャンプ場の気温や食材の傷みやすさを考慮して行ってください。
もちろん、燻製の他にもアイデア次第で様々な用途に活用できます。
基本的に風を通して乾かしたいものに使うのが良いでしょう。
ふとした時に役立つ便利アイテムですので、ぜひたくさん持ち歩いて、色々な場面で活躍させてみてください。