私はテントを張るのが好きですし、テント泊のあの雰囲気が好きです。
しかし子供が生まれてから、「コテージ泊もいいな」と思うようになりました。
まだ子供が小さい時はコテージの方が安心ですし、夜泣きや熱中症の心配もありません。
我が子はそろそろ夜泣きの心配は必要ない年齢になってきましたが、猛暑の日なんかはコテージ泊をしたくなりますね。
テント泊が嫌な家族がいる場合はコテージを検討しよう
旦那はキャンプが好きだけど、妻と子供はそうでもない。
逆に、妻はキャンプが好きだけど旦那はそうでもない、というケースがあると思います。
趣味なので個人ごとに差があるものですが、キャンプが嫌だという人の大半は「虫」か「暑さ(寒さ)」だと思います。
テントを張ってキャンプをする以上、虫を完全に避けることはできませんし、暑さや寒さもどうしようもありません。
そこで、折衷案としてコテージがおすすめです。
キャンプ好きは道具の使い方次第でしっかりと楽しめますし、キャンプが好きではない人も快適に過ごすことができます。
どうせならバンガローよりもコテージ
コテージとバンガローに明確な定義はありませんが、日本においては一般的に、コテージの方がバンガローよりも設備が充実しているイメージを持って使われることが多いです。
▲日本のキャンプ場においては、バンガローの方がより「小屋」のようなイメージで使われることが多い。
コテージやバンガローと言った言葉の使い分けに、明確な定義はありませんが、日本におけるコテージは「エアコン、シャワー、トイレ、ベッド等の設備が整っている」というイメージをもっています。
上記のようなコテージであれば、アウトドアを楽しみながらホテルのような快適さを満喫することができます。
参考記事 : コテージ、バンガロー、ロッジ、キャビンの違いを分かりやすく解説!
スポンサーリンクキッチンがあっても使わない!食事は外でバーベキュー!
コテージにはキッチンも備わっていることが多いですが、アウトドアを楽しみたいのであれば、キッチンは使わないことをおすすめします。
食事はコテージ泊において最もアウトドアを楽しめる瞬間だからです。
もちろん、キャンプ場の中にあるコテージであれば、キャンプ場を散策したり、アクティビティに参加したりできる場合もあります。
そういったものでアウトドアを満喫した場合は、コテージでゆっくり料理して食事、というのも楽しいと思います。
しかしキャンプ場にあるコテージでは、多くの場合炊事等やバーベキュースペースの使用が可能です。
そのため、食材や燃料等を買っておき、食事は屋外で食べるのも楽しいと思います。
夜までは焚き火も満喫!その後は部屋でお風呂
キャンプ場によっては、コテージ近くに焚き火ができるスペースがあったり、デイキャンプエリアを自由に使えたりする場合もあります。
その場合は、キャンプギアを持っていけば、テント泊のキャンパーと同じことができます。
外で食事をして、焚き火まですれば、キャンプの楽しさは一定程度味わったと言っても過言ではないでしょう。
汗を流し、汚れても、最後にお風呂に入ってベッドで眠れるコテージは、アウトドアの楽しさと快適さを両立していると言えるのではないでしょうか。
スポンサーリンクコテージ泊のデメリット
コテージ泊は快適ですが、万人にとってキャンプよりもコテージが良い、というわけではありません。
キャンプにはキャンプの楽しみがあり、コテージにはコテージの楽しみがあります。
キャンプ大好きなキャンパーがコテージ泊にした時に、感じるであろうギャップがいくつかあります。
道具を使えない
キャンプの醍醐味の一つとして、自分で選んだギアを使って秘密基地を作る、という感覚があります。
しかしコテージの場合は、道具が一切なくても快適に過ごすことができますので、道具を使って自然と共存するような楽しさは味わえません。
▲お気に入りのギアを使うのもキャンプの楽しみの一つ。
そのため、もしもデイキャンプエリアを使えるのであれば、タープを張り、グリルや焚き火台、チェア等のギアを使うことができるので、キャンプの雰囲気も満喫したい方はそういったキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
コテージ泊であっても、敢えてランタン等のギアを使って灯りを取る、というのも、雰囲気があって面白いと思います。
なお、その際は火災のリスクがあるため、LEDランタンを使用するようにしましょう。
最近はスピーカー内蔵のLEDランタンも多く、テント泊ではできない音楽再生も存分に楽しめます。
参考記事 : ルミエールランタン型、MORIMORIのLEDランタンスピーカーが美しく高性能!
いずれにせよ、楽しみ方は工夫次第でもあるので、ギアを使う楽しみを真正面から満喫してみてください。
値段が高い
コテージ泊の最大の欠点でもあるのが、値段の高さです。
コテージ泊の場合、少し安めの宿に泊まるくらいの値段がかかります。
ホテルに素泊まりするのと変わらないくらいの設備なので、決して高いわけではないですが、キャンプと比べてしまうと高く感じるでしょう。
コテージに泊まる値段がキャンプの3倍だった場合、どちらを選ぶか、というのは悩みどころだと思います。
しかし家族がテント泊を嫌がるのであれば、頻度を減らしてでもコテージ泊を選ぶ、というのは選択肢の一つだと思います。
テント泊はソロや友人とのキャンプでもできますので、家族とは年に一度コテージで、と決めておくのも良いかもしれません。
感想、まとめ。コテージ泊は快適キャンプの延長線上
コテージに泊まる行為を「キャンプ」と表現して良いかは微妙です。
しかしキャンプ場でコテージ泊をすれば、キャンプに近いアウトドア体験をすることができます。
私はコテージ泊も好きですが、自分で選んだギアでキャンプをすることを楽しみの一つとしていますので、テント泊も好きです。
しかし小さい子供がいる場合や、虫が苦手なゲストがいる場合は、コテージに泊まることで快適にアウトドア体験をすることができます。
コテージ泊は安い旅館と変わらないくらいの値段がかかることもありますが、アウトドア体験を含めれば旅館とは別物と考えるのが良いでしょう。
家族等の関係でキャンプに行きにくくなったら、コテージ泊という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
諦めていたファミリーキャンプを、また楽しめるかもしれません。