SUPAREEのキャンプ用冷蔵庫が便利!電源サイトやEVで快適キャンプ!

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先日、車中泊やキャンプに使える小型の冷蔵庫を購入しました。

形的には、ハードクーラーボックスに冷却装置がついているような感じです。

 

冷蔵庫を使ってのキャンプは初めてでしたが、キャンプの快適さは大きく向上しました。

電源サイトでの使用や、給電機能のある車(EV)での使用、車中泊での使用等が想定されると思います。

本当に便利だったので、ご紹介していきます。

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SUPAREEの冷蔵庫のスペック

私が購入したのは、SUPAREEというブランドの冷蔵庫です。

特にこの冷蔵庫でなくても良いですが、価格とスペックを考えて、非常にコスパの良い冷蔵庫だと感じました。

supreeの冷蔵庫

▲SUPAREEの冷蔵庫の簡単なスペック紹介。

 

キャンプで常に食品を冷やせるのは本当に快適で、ある種の感動と興奮を覚えました。

この感情の高まりも、キャンプの醍醐味の一つですね。

 

SUPAREEの冷蔵庫は車中泊で利用している人も多いので、レビューが多かったのも理由の一つです。

類似商品は他にもありますが、私も実際に使って満足していますので、こういった声が多いのは決め手の一つになるかもしれません。

コンセントとシガーソケット電源の2Way

SUPAREEの冷蔵庫は、通常の家庭用コンセントとシガーソケット電源の2パターンで使用することができます。

類似品を選ぶ場合でも、この2つの電源に対応しているかどうか、は要チェックです。

 

車中泊等ではシガーソケットで使用することが多く、キャンプではコンセントの電源で使うことが多いからです。

車中泊は絶対にしないよ!という方であれば、通常のコンセントプラグだけでも良いかもしれません。

 

キャンプで使う場合、電源はコンセントが使える車から取るか、電源サイトを借りるか、のどちらかになります。

私はアウトランダーPHEVに乗っていますので、1000Wの出力機能が大活躍なのは嬉しい限りです。

参考記事 : アウトランダーPHEVで快適電源キャンプをしてみた

アウトランダーphevからのコンセント

▲我が家はアウトランダーPHEVから延長コードを伸ばし、電源を取っている。

最近はアウトドアブームの高まりから、給電機能のあるSUVが人気を博しているので、これからも更に車種数は増えていくかもしれません。

エンジンのつけっぱなしは厳禁

電源サイトではないキャンプ場で、電源出力機能がない場合、基本的にはキャンプ場では使えません。

シガーソケットで稼働する場合、エンジンをつけなければいけませんが、キャンプ場でアイドリングするのは迷惑行為となります

エンジン音は意外とうるさく、自然の音や鳥の声を遮ってしまいます。

 

そのため、給電機能のあるEV以外で、冷蔵庫を使いたい場合は、電源サイトを選んで借りる必要があります。

電源サイトは少しお金がかかることもありますが、逆に「電源サイトをフル活用している感覚」というのは、それはそれで楽しいです。

折角電源付きのサイトを借りても、スマホを充電するくらいで終わってしまう方も少なくないと思います。

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冷蔵庫で使うならマイナス5℃くらいの設定が良い

SUPAREEの冷蔵庫は20℃~マイナス22℃まで設定可能です。

実際に使ってみた感じだと、飲み物をキンキンに冷やしたいならマイナス5℃、アイス等を保管したいのであればマイナス22℃で動かすのが良さそうです。

ただし、マイナス5℃の設定では凍らないとも言い切れないので、食品によって設定温度は変えるようにしましょう。

SUPAREEの冷蔵庫のモニター

▲SUPAREEの冷蔵庫は現在温度が表示されるので、管理がしやすい。写真は横から見て「25℃」。

 

SUPAREE以外の冷蔵庫を選ぶ場合でも、ある程度の幅で温度設定ができる機能は必要です。

温度を下げると電力を使いますが、「ECOモード」と「HIモード」があるので、電源の種類に応じて使い分けると良いでしょう。

 

私はアウトランダーPHEVから電源を取っていますので、基本的にはECOモードで運転させています。

アウトランダーPHEVはバッテリーが少なくなると自動でガソリンから発電するのですが、これが近隣に迷惑なので、極力発電しないで良いような使い方を心掛けているからです。

給電機能のあるEV車であれば、8割充電していけば一泊二日のキャンプはまず問題ないでしょう。

4人家族なら、26Lモデルで十分

私が購入したのは容量26Lのものですが、キャンプをするにあたってはこれくらいが丁度良いサイズだと感じました。

26Lの車中泊用冷蔵庫

▲自宅で試運転した様子。右端の小さなスペースはおまけで、少し冷却力が低い。

 

大は小を兼ねると言いますが、確かに容量については小さいよりも大きい方が良いです。

しかし車に積載すること、持ち運ぶことを考えると、無駄に大きいのはデメリットにしかなりません。

そのため、不便を感じない最小サイズを見極める必要がありますが、26Lという容量は非常に使いやすいと感じました。

 

全ての食材を冷やせるわけではないですが、優先順位をつけた時に、優先的に「冷やしたい」と思うものを、一通り冷やせる容量です。

4人家族のキャンプであればこれで十分です。

仕切りを外した様子

▲仕切りは取り外し可能となっており、全て取り外せば2リットルペットボトルを横に寝かせて入れることができる。

ソロやデュオメインであればもう少し小さくても良いですが、ソロやデュオであれば積載には余裕があると思うので、それこそ「大は小を兼ねる」という考え方で良いと思います。

保冷剤が不要な分、モノがたくさん入る

容量26LのSUPAREEの冷蔵庫は、容量26Lのクーラーボックスと同じ大きさではありません。

冷却装置が付いている分、SUPAREEの冷蔵庫の方が、通常のクーラーボックスよりも一回り大きくなります

SUPAREEの冷蔵庫の外観

▲右側に冷却装置がついているため、本体サイズはその分大きくなっている。

しかし、通常のクーラーボックスの場合は中に保冷剤を入れなければいけないため、その分食品が入る容量は減ってしまいます。

冷蔵庫であれば26Lの要領全てを食材の冷却に使えるため、本体サイズは一回り大きい代わりに、内容量も一回り大きいと言えます。

 

これはおまけですが、クーラーボックスを使うにあたっては保冷剤を凍らせる必要がありますが、自宅の冷凍庫を圧迫するので煩わしかったのが本音です。

キャンプの度に保冷剤を冷やさなくて済むというのは、冷蔵庫を使うメリットの一つかもしれません。

サブのクーラーボックスがあっても良い

アルティメイトアイスクーラーの様子

我が家はこのSUPAREEの冷蔵庫を購入したため、今まで使っていたクーラーボックスの使用頻度は下がりました。

しかしすぐにクーラーボックスを捨てたり、処分したりするつもりはありません。

 

グルキャンをする場合やゲストが多い場合、また冷やしたいものが多い場合は、サブのクーラーボックスを持っていると便利です。

また、車の乗り入れができないフリーサイト等では冷蔵庫を使うことができないため、クーラーボックスが活躍します。

そのため、冷蔵庫を購入してもサブのクーラーボックスを持っておくと、様々なキャンプシーンで臨機応変に対応することができます。

 

私はコールマン(Coleman)のソフトクーラーを使っていますが、ソフトクーラーは折りたためるので、自宅に保管しておくのにも便利です。

参考記事 : 最高の保冷力!コールマンのアルティメイトアイスクーラーの感想【ブログ】

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電源出力付きの車なら、道中も冷やせる

我が家はアウトランダーPHEVに乗っているわけですが、アウトランダーPHEVでは走行中も1000Wのコンセント電源が使えます。

そのため、キャンプで余った食材を、新鮮なまま家に持ち帰ることができます

SUPAREEの冷蔵庫を屋外で使用

▲実際にキャンプで使用してみたが、食材が常に冷えていることに感動を覚えた。

 

また、家で食品を詰めて車に積み込み、そこから冷やし始めることもできます。

ただし、冷蔵庫の中が冷えるまで15分~20分程度はかかりますので、その間に溶けてしまうような食品であれば、冷蔵庫は予め冷やしておくことをおすすめします。

電気の活用としてはこたつキャンプに匹敵

私にとっては、電源サイトやEV電源による「電気」も、立派なキャンプの燃料(エネルギー)だと思っています。

ガスを使う人、ホワイトガソリンを使う人、アルコール燃料を使う人、キャンプスタイルによって様々ですが、電気もそのうちの一つです。

そのため、道具を使う楽しさも同じで、電気をフル活用してキャンプをしていると、妙な楽しさを覚えます。

電源サイトのコンセント

▲電源サイトの電気も、うまく活用できればギアを使う「楽しさ」を味わうことができる。

 

思い返すと、こたつを置いて電気を使ってキャンプをした時が、最も「道具を使う楽しさ」を感じていたと思います。

しかしこの冷蔵庫についても、こたつキャンプに近いくらい「道具を使う楽しさ」を感じています。

 

家にいれば冷蔵庫なんて使い放題なのですが、キャンプで使うと楽しいというのは、これが趣味の世界だからこそと言えるでしょう。

感想、まとめ。キャンプでも冷蔵庫でキンキンに!

私はお酒の中でも、とりわけキンキンに冷えたビールが大好きです。

そして外で飲むキンキンに冷えたビールほど美味いものはないと思っています。

キャンプ場でシャワーを浴びて、外の気持ち良い空気を吸いながら、キンキンに冷えたビールをぐいっと。

言葉で書いて想像するだけで、なんとも高まる光景です。

 

最近はクーラーボックスや保冷材の性能も良いので、1泊2日のキャンプであればキンキンに冷やすこともできます。

そのため、2泊以上のキャンプをしなければ、ハイスペックなクーラーボックスでも問題ないですが、開け閉めしても保冷力の落ちない冷蔵庫は大変便利です。

SUPAREEの冷蔵庫を専用袋に入れた様子

▲レビュー記入で専用袋が貰える。なくても問題ないが、キャンプ等での持ち運びが更に楽になる。

 

最初は一人暮らし用の冷蔵庫という選択肢も考えたのですが、今はアウトドア用の冷蔵庫も低価格で手に入るので、おすすめです。

特にアウトランダーPHEVのような、給電(コンセント)機能のあるEVに乗っている人は、大変便利だと思います。

そうでない人も、電源サイトや車中泊、バンガロー、自宅の冷蔵庫等、利用シーンは多数想定できます。

 

製品としては大変クオリティが高いものでしたので、興味のある人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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