近年注目を集めているのが、MORIMORIのLEDランタン。
BluetoothスピーカーがついたLEDランタンですが、灯りや形状がとても美しいです。
これまで様々なLEDランタンを見てきましたが、LEDランタンの一つの進化の形だと感じるギアでした。
本物の炎にしか生み出せない美しさはありますが、LEDの美しさはかなり迫ってきました。
炎の美しさは不変ですが、LEDランタンは技術の進歩により向上するので、いつか1/fのゆらぎを再現できる時代が来るかもしれません。
MORIMORI LEDランタンのスペック
まずはLEDランタンの製品情報からご紹介していきます。
製品の正式名称を「LED Lantern Speaker」と言うそうです。
汎用的な名前なので、「MORIMORIのLEDランタンスピーカー」と言わないと通じなさそうですね。
製品名称 | LED Lantern Speaker |
本体サイズ | W110xD110xH275(mm) |
本体重量 | 500g |
連続稼働時間 | 20時間以上(光量「中」時) |
連続再生時間 | 5時間(最高音量時)、7時間(中光量、中音量時) |
LED寿命 | 40,000時間 |
色温度 | 2,000k |
照度 | 30ルーメン |
バッテリー容量 | 1700mAh |
充電方式 | MicroUSB充電 |
充電時間 | 約4時間(5V-1A) |
電池寿命 | 500回 |
Bluetooth通信方式 | Bluetooth V4.1 |
出力 | 5W |
通信可能距離 | 8m |
LEDの性能としては、30ルーメンの明るさなので、メインランタンにはならずとも手元を明るくするくらいのパワーはあります。
キャンプ中はなかなか使えないですが、スピーカーとしての音量や通信距離なども十分です。
バッテリー容量は1,700mAhで、それほど多くはないですが、本機能として使う分にはこちらも十分です。
総合的に、快適に使用するための十分なスペックを備えていると言えるのではないでしょうか。
ルミエールランタンのように美しいLEDランタン
タイトルにも書きましたが、Coleman(コールマン)のルミエールランタンのような美しい形状をしています。
▲美しい形状のグローブ(ほや)が人気のルミエールランタン。
ルミエールランタンはテーブルランタンの中で最も有名と言っても過言ではない、人気のガスランタンです。
ゆるキャンにも登場し、話題となりました。
▲ゆるキャンに登場するルミエールランタン。
MORIMORIのLEDランタンは、LED光源でありながら本物のガラスのグローブ(ほや)を使用しています。
高熱にならないLEDランタンであれば、プラスチック製にすることもできましたが、敢えてガラスを採用しています。
耐久性は下がりますが、美しさは向上しますので、拘りと言えるでしょう。
つまみで光度調整するのが絶妙に格好いい
MORIMORIのLEDランタンには光度調整用のつまみがあり、回すことで明るさを調整できます。
これはガスランタンでも同じで、ガスの出力を調整するつまみになります。
▲中央のつまみを回せば、無段階で明るさ調整が可能。強い拘りが感じられる。
ガラス製のグローブ(ほや)を採用している点も同様ですが、ガスランタンに極力近づけたデザインになっています。
MORIMORIのLEDランタンは、だからこそ人々を惹きつけるデザインなのだと思います。
スポンサーリンクBluetooth接続で音楽再生が可能
ガスランタンにデザインを近づけると言っても、スピーカー付きのランタンなので、LEDランタンならではの機能もあります。
スピーカーは8m先まで接続することができるので、少し離れたくらいでは問題ありません。
自宅等で壁を挟む場合は電波が途切れる可能性もありますが、普通にリビングや自室で使用する分には問題ないでしょう。
▲LEDとBluetoothはボタンが分かれており、それぞれ別機能として使用可能。
LEDランタンとは思えない美しい灯りに乗せて、美しい音楽を流せば、とても良い雰囲気になると思います。
ただし、キャンプ場で音楽を流す行為は禁止されているキャンプ場が多いので注意しましょう。
仮に禁止されていなくても、周囲に聞こえるボリュームで流す行為はマナー違反となります。
そのため、基本的に音楽機能は自宅での使用を想定した機能と思っていた方が良いと思います。
2台同時ペアリングが可能
MORIMORIのLEDランタンは、2台同時に接続し、音楽を流すことができます。
たとえば自宅のテレビ台の左右に設置し、雰囲気良く音楽を流すなど、お洒落な使い方が想定できます。
インテリアとしてLEDランタンを設置する場合も、左右対称に設置するとより効果的です。
両側から音楽を流すことで、どの位置からでも安定したボリュームで流すことができますので、2台あれば理想ではあります。
しかしただでさえ本体価格が高いので、2台購入するのはハードルが高いかもしれません。
IPX4で生活防水搭載
MORIMORIのLEDランタンは、IPX4の保護等級を有しています。
IPX4とは、防塵性能はなく、防水性能が4等級ある、という意味です。
防水性能が4等級あれば、「あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない」とされています。
つまり、雨が当たるくらいであれば問題なく使える、ということです。
▲屋外で使用すると良い雰囲気だが、どうしても雨濡れリスクがある。
屋外で使うにあたって防塵性能がないのは心許ないですが、防水性能があるのは助かります。
雨はもちろん、アウトドアで使う以上はどうしても濡れてしまうことがあります。
その度に故障リスクがあるのでは、安心して屋外で使えませんよね。
スポンサーリンクUSB出力(給電)機能も搭載
最近のLEDランタンに当然のように備わっている、USB出力機能もしっかり備わっています。
▲USB出力(給電)は背面下部についており、カバーにより保護されている。
バッテリー容量は1,700mAhなので、ガンガン使えばバッテリーはそこまで残らないかもしれません。
しかし少しでも残れば、スマートフォンの充電等に役に立てることができます。
この給電機能を使いこなせば、モバイルバッテリーを買う必要はなくなります。
参考記事 : キャンプでスマホの充電はどうする?モバイルバッテリーは不要!
感想、まとめ。LEDランタンはここまで進化した!
一昔前まで、LEDランタンは白色の無機質な光で、まるで非常用のようなギアばかりでした。
そのため、基本的にはガスランタンをメインで使用し、サブでLEDランタンを持つ、という人が多かったように思います。
しかし、近年のLEDランタンは光も美しく、明るさも十分です。
▲MORIMORIのLEDランタンスピーカーの灯りには、独特の美しさがある。
MORIMORIのLEDランタンはメインランタンになる明るさはありませんが、見る人を癒す美しさがあります。
ついにLEDの灯りを眺めて癒される時代が来るとは、LEDランタンの一歩先を見た気がします。
これからも人間の知恵と工夫によって様々なギアが登場すると思います。
これは動画を楽しむキャンプならではの楽しみかもしれませんね。