私がキャンプやアウトドアを好きになったキッカケ

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人間、誰でも「初めて」はあります。

たとえプロフェッショナルな人であっても、それに挑戦するキッカケがあり、そして初心者の時期がありました。

 

このブログはキャンプ場の特徴やギアの性能等、私の感想を交えてご紹介していくことが多いですが、実際、私自身のことを書くことはあまりありませんでした。

外出自粛のため書くネタもなくなってきたので、少し思い出話でも書こうと思います。

役に立つ内容は一切ありませんので、興味のない方は是非他の記事を読んでください。笑

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家庭はそこまでアウトドア派ではなく、標準並み

アウトドア好きになるキッカケで多いのは、父親の影響ではないでしょうか。

しかし私の場合、家庭はそれほどアウトドア派ではありませんでした

 

もちろんインドア派というわけでもなく、たまに庭でバーベキューをしたりしましたが、ごく一般的な家庭です。

ホームセンターで売っているバーベキュー用のグリルで、家族でバーベキューをしたのを覚えています。

キャプテンスタッグのバーベキューコンロ

▲こんな感じですが、実物は年季が入りボロボロでした。

 

一年に一回くらいスキーに行ったりしましたが、家族でキャンプをしたことは一度もなかったと思います。

小学生でのソトメシ体験が原点

私がキャンプ好きになったキッカケは何か?と聞かれると、きっとこれがキッカケなのだろうと思うのが、小学生まで遡ります

 

友人のA君の家庭は自由主義で、家にあるインスタントラーメンを好き勝手食べても怒られない、という不思議な家庭でした。

別に私にそれを食べる権利はないのですが、学校の宿題をやってあげる代わりに、一緒にインスタントラーメンを食べさせてもらったりしていました。

(親の立場から考えるととんでもないですね。笑)

 

ある冬、A君と一緒にベランダでラーメンを食べてみることにしました

決して広いとは言えない団地のベランダでしたが、小学生の私にとっては新鮮そのものでした。

今でもはっきり覚えていますが、山梨県では珍しい、雪の降る日でした。

小学生にして、雪の中で温かいラーメンを食べる美味さを知りました。

ストームクッカーを雪中で使う

▲雪中キャンプでのおでん。大人になっても感性は変わらず。

 

その後も何度か、近くの公園にわざわざカセットコンロを持って行って、ブタメン(駄菓子屋にも売っていた格安のラーメン)を食べたりしていました。

きっとこれが、私がキャンプを好きになるキッカケだったのだと思います。

大人になった今でも、キャンプでやっていることは同じです。

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中学生・高校生でも夜景をたくさん見に行く

私の地元は山梨県、それも山中ではなく盆地の中にあります。

山梨県と言えばゆるキャン△の舞台にもなったとおり、夜景の綺麗なスポットがたくさんあります。

四方を山に囲まれており、少し山を登ればどこでも夜景が見られます。

NightCapカメラの夜景の写真

▲甲府盆地の夜景。

 

学生時代はよく、自転車で坂を登り、夜景を見に行きました。

自転車で坂を登るのはそれなりに大変でしたが、若さゆえ、そんな事は気にしません。

カセットコンロを持って坂を登り、夜景を見ながらラーメンを食べたり、そんな青春を過ごしていました。

大学時代に最初のテントを入手

初めて自分のテントを手に入れたのは、大学時代でした。

私が人生で最初に手に入れたテントは、有名ブランドでもなんでもなく、なんとゲームセンターの景品でした。

当たり前ですが、とことん安い素材にこだわったもはや“おもちゃ”のテントで、すぐ壊れてしまった記憶があります。笑

 

その後はコールマンの小型のドームテントを購入しました。

(今では杯盤ですが・・・)

コールマンのテントは暫く活躍しましたが、タフワイドドームやサーカスtcを買った関係で、全く使わなくなり、数年前に売ってしまいました。

キャンプツーリングの写真

バイクに積んで何度もキャンプに行った、思い出のテントです。

大学ではアウトドアサークルに所属

そんなこんなで外に出るのが好きだった私は、大学ではアウトドアサークルに所属しました。

アウトドアサークルと言ってもガチアウトドアではなく、スノボしたり登山したり、旅行に行ったりと、アウトドアというよりオールラウンドでただ遊ぶだけのサークルでした。

 

しかしよくよく思い返すと、大学生活でも凍った湖に釣りに行ったり、わざわざ極寒の山中湖に流星群を見に行ったりもしました。

やっぱりなんだかんだで、アウトドアは全般的に好きだったのだと思います。

 

みんなで食べるご飯と、非日常の中で食べるご飯は、同じ食事でも何倍も美味しく感じます。

ストームクッカーで餃子を焼く様子

それを凝縮したのがキャンプの魅力だと考えています。

バイクの免許を取り、ツーリングにも

大学の時に更にアウトドアを広げたのが、バイクの免許(中型二輪免許)の取得でした。

アウトドアだけでなく、活動の幅が広がり、バイクのおかげで本当に充実した大学生活を送ることができました。

富良野の高原とバイク

私の大学生活を悔いのないくらい充実させてくれたのは、バイクの力あってのことだと思います。

 

最初に買ったバイクは中古のVirago400ですが、ツーリングはもちろん、キャンプに、旅行に、使い倒しました。

カップ麺とバーナーを乗せて夜景を見に行ったり、海を見に行ったり、モラトリアムを存分に堪能したと思います。

角島大橋とバイク

バイクでは北海道から九州まで、沖縄を除くほぼ全ての都道府県を走りました。

過去記事 : 250ccの中型バイクで東京から九州ツーリングに行った話(前編)

過去記事 : 中型バイクで北海道ツーリングに行った話(前編)

 

大学時代は144万円の借金をし、ほとんどの講義をサボってまで遊び倒しましたが、本当に、人生でまたとない楽しい時間を過ごすことができました。笑

お金なくて旅行に行けない、という人もいましたが、大学時代は借金をしてでも遊べ!というのは、今でも声を大にして言いたいですね。

(ちなみにちゃんと借金は完済しました。)

過去記事 : テント1つでキャンプ旅行!東京~九州まで、日本半周4,000km【前編】

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社会人になり、キャンプ道具を大量購入

キャンプ道具をがっつり買いそろえたのは、社会人になってからでした。

学生時代はバイクに積める程度の小さいテントと、シングルバーナー、ツーリング用のテーブル、チェアを持っているくらいでした。

そこからいくらキャンプ道具に使ったか分からないほど、色々なギアを買いました

キャンプ場②

 

途中から、せっかくなら自分の経験をブログで発信しようとこのブログを作りましたが、行ったのにここに載せられていないキャンプ場や思い出もたくさんあります。

もっと早くキャンプを始めていればなあ、と思うところではありますが、また子供と一緒に思い出巡りできたら良いな、と思っています。

アウトドアは私の感性そのもの

レインボーストーブと富士山

一生、キャンプを趣味としているか?と聞かれると、少し悩みます。

少なくとも今は楽しく、満喫させていただいていますが、20年後、30年後はどうなっているか分かりません。

 

しかし「一生アウトドアが好きですか?」と聞かれると、きっと私は「はい」と答えるでしょう。

アウトドアが嫌になるきっかけは、きっと病気になったり、体が動かなくなったりする頃だと思います。

もしそうなる時までアウトドア好きでいたならば、私の人生はアウトドアあっての人生だった、と言えるかもしれません。

 

まだまだこれから色々な趣味に出会い、感性を動かしていくことになると思いますが、その一つ一つを最大限に満喫したいと思っています。

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