誰しも「思い出に残っているキャンプ場」があると思います。
それはただ景色が綺麗なだけでなく、多くはその人独特のエピソードがついているものです。
それに美しい自然が加わって、思い出に残るキャンプ場になることが多いと思います。
綺麗な景色がなくても思い出に残っているキャンプ場もありますが、やはり人間なので、美しい景色は脳裏に焼き付くものです。
とは言え、景色が綺麗じゃなくても、旅にはエピソードの方が大事だと思います。
私にもそんな思い出のキャンプ場があるので、いくつかご紹介していきます。
思い出に残るキャンプ場と残らないキャンプ場がある
私はこれまで、何箇所のキャンプ場に行ったか分かりません。
その中で、はっきりと思い出に残っているキャンプ場と、そうでないキャンプ場とがあります。
それどころか、場所によっては「あれ?そのキャンプ場、行ったことあるかも・・・?」と思い、ブログを見返してみて思い出すこともあります。
そういう意味でも、このブログはやっていて良かったと感じます。
思い出に残るキャンプ場は、何かしら意図していない感動やアクシデントがあります。
例えるなら、
①「朝5時から朝焼けが綺麗」と知ってて、目覚ましをかけて起きて美しい朝焼けを見る
②たまたま朝早く目が覚めて、トイレに行こうとテントを出たら、美しい朝焼けが見えた
という2つであれば、②の方が思い出に残るのです。
キャンプだけに限ったことではなく、旅はアクシデントも楽しまなければいけませんよね。
個人的に思い出に残っているキャンプ場を紹介
「個人的に」思い出に残っているキャンプ場はいくつかあります。
全体的に景色は綺麗で良いキャンプ場ですが、景色だけなら「ふもとっぱら」等、もっと綺麗なところはあります。
しかしそれにその時の思い出やエピソードを加えて、より濃い思い出になっていきます。
そのため、あくまで「個人的な」思い出のキャンプ場です。
とは言え、どれも良いキャンプ場なので、このブログを読んで行ってみることができるように、今回は関東近郊のキャンプ場に絞ってご紹介します。
(関東近郊にお住まいでない方、すみません。)
日本全国、色々なキャンプ場に行ったため、思い出に残ってるキャンプ場はたくさんありますので、それはまた別の機会にご紹介させていただきます。
スポンサーリンク①埼玉県 : グリーンビュー丸山オートキャンプ場
思い出に残っているキャンプ場の一つ目は、埼玉県の秩父にある、グリーンビュー丸山オートキャンプ場です。
サイトから遠くに街を見下ろすことができるため、景色の良いキャンプ場です。
美しい景色が見られますが、特に思い出に残ったのは、夕焼けと雲海でした。
※綺麗な景色なので、写真大きめにしてあります。以下同様。
「雲海が見えるキャンプ場」として有名なわけではないので、期待していなかったのも思い出に残ったポイントだと思います。
私がキャンプした時は、昼過ぎから真っ白な霧に覆われ、何も見えなくなってしまいました。
「あー、標高高めだから、天気の急変は仕方ないな、、」と落胆していましたが、その1時間後くらいに、急に霧が晴れ、眼下に絶景が広がっていました。
今思えば、あれは霧というよりも、雲が下がってきていたのかもしれません。
おそらく、ある程度条件が揃わないと雲海は見られないと思いますが、落とされてから上げられたあの感動は忘れられません。
関連記事 : 夜景・夕焼けが絶景のキャンプ場!グリーンビュー丸山に泊まってみた
②静岡県 : 野田山健康緑地公園
野田山健康緑地公園は、ゆるキャンの聖地にもなった、無料キャンプ場です。
今でこそ認知度が高まりましたが、ゆるキャンで紹介される前は、ほとんど人が来ない、無名のキャンプ場でした。
お盆等のハイシーズンはさすがに人がいましたが、秋以降になれば、土日でもほぼ貸し切り状態です。
たまにカップルが車で夜景を見にやって来るくらいで、キャンプをする人はあまりいませんでした。
美しい夜景が見られるのですが、そんなキャンプ場を無料で、そして貸し切りで使うことができるというのは非常にレアです。
自分たちだけしかいない貸切キャンプ場で、夜景を見ながら、夜がふけるまで語り合ったのを、今でも忘れません。
関連記事 : 【無料キャンプ場】絶景!静岡県の野田山健康緑地公園に行った感想
またこういうキャンプ場を探したいですが、ここまでキャンプブームになるとなかなか難しいですね。
やはり山買うか。。。
スポンサーリンク③群馬県 : 赤城湖キャンプ場
群馬県の赤城湖(大沼)にあるこのキャンプ場は、夏にも冬にも行き、そのどちらも思い出深いキャンプ場です。
夏のキャンプでは、初日は突然の大雨に降られ、一日中景色は見えませんでした。
それでもうっすらと見える湖で満足していたのですが、翌朝起きてみると、雲一つない快晴。
湖に空や対岸の木々が映っており、思わず叫びたくなるような季節でした。
また、冬の赤城湖は私の予想を上回る寒さでした。
気温は予想通りでしたが、あまりの暴風雪に苦しめられました。
寝る時は湯たんぽを突っ込んだので快適に眠れましたが、このキャンプを通して自分の経験値は一段と高くなったと思います。
今思うと、とても学ぶことの多いキャンプでした。
そういう意味でも、非常に思い出深いキャンプ場です。
関連記事 : 冬の赤城湖キャンプ場(赤城大沼)でワカサギ釣りと雪中キャンプ
感想、まとめ。自分なりのお気に入りキャンプ場を見つけよう!
色々なキャンプ場に出かけていると、行ったことすら忘れてしまうキャンプ場もあれば、何度もリピートしているキャンプ場もあります。
あまり思い出のないキャンプ場も、一緒にいく人や環境が変わればまた違った感じ方をすると思います。
例えば子供向けのイベントやアクティビティの多いキャンプ場は、以前の私はあまり興味がありませんでした。
それよりも眺めが良い等、景色が楽しめるキャンプ場の方が興味がありました。
しかし今となっては、子供が安全に楽しめる場所かどうか、というのも一つ重要な要素になっています。
そう考えると、昔行ったあのキャンプ場も、今ならもっと別の楽しみ方ができるのではないかと思います。
そんなことを繰り返しながら、自分のキャンプスタイルに合ったお気に入りのキャンプ場をたくさん見つけたいものです。