私は大学生時代、アウトドアサークルという名のお遊びサークルに所属していました。
アウトドアをやることもあれば旅行に行くこともあり、明確な目的もなくただ遊んでいました。
学生時代は車を持っていないので、遊びに行く時はいつもレンタカーでした。
レンタカーは何回も借りると割高ですが、やはり必要な時に割り勘できるのは大学生には大きいですね。
車を持ってしまうと、車のローンや駐車場、保険代等を割り勘するわけにもいきません。
このブログを読んでくださる方の中にも、レンタカーでキャンプに行く方はいらっしゃるのではないでしょうか。
学生でお金がない方だけでなく、東京なので必要ない、という方もいると思います。
車がなくてもオートキャンプに行きたい!
道具の軽量化が進み、今や公共交通機関を使用してキャンプに行けるようになりました。
電車やバスを使ってキャンプに行く!というのも楽しみの一つですが、コンパクトな道具で揃えるのは必須で、大きくて重い道具は使いたくても使えません。
しかし車を買って維持するお金はありませんし、また都会であれば、使用頻度を考えても必要性を感じない、という方も多いと思います。
そんな時に便利なのがレンタカーです。
使用頻度によってはカーシェアでもいいかもしれませんね。
誰か(法人)が管理している車に対して、お金を払って利用するのがレンタカー。
それとは違い、車をみんなで所有して一緒に使おう!という考えがカーシェア(カーシェアリング)です。
カーシェアの方が、普段の買い物等でも利用していくようなイメージですね。
キャンプの目的で使用するのであればレンタカーがおすすめです。
レンタカーでキャンプに行くにあたり気を付けること
車は持っていないけど、レンタカーでオートキャンプ!
私も学生時代によくやりました。
しかしレンタカーでキャンプに行くにあたっては、気を付けるべきことがいくつかあります。
レンタルする大きさ(クラス)に気をつけよう
レンタカーは基本的に、車の大きさによって料金が違います。
当然軽自動車であれば安く、ミニバンのような大きな車であれば高くなっています。
もちろん、高級車をレンタルすれば値段は高いですが、それはまぁキャンプでの利用とは関係のない話でしょう。
借りる車のサイズですが、2人以下の場合は5人乗りクラスがおすすめです。
あまりオートキャンプをしない場合、なかなか感覚が分かりにくいですが、キャンプ道具は思ったよりも大きいてます。
キャンプ道具の量によっては軽自動車でも問題ないかもしれませんが、自信がない場合は5人乗りにしておきましょう。
乗車人数が3人になると、5人乗りでは厳しいです。
基本的には後部座席一列は潰すようなイメージでいてください。
レンタカーを借りる方は普段車に乗らない方が多いと思いますので、荷物を載せられるかどうかは注意が必要です。
オプションの保険には加入しよう
レンタカーを借りる場合、免責保険に加入するかどうかを問われます。
レンタカー会社によりますが、1日1,000円程度です。
これにより、事故が起きた際に本来負担しなければならない修理費が免除されます。
運転に自信があるかにもよりますが、自然の多いキャンプ場に行くのであれば、基本的には加入しておくことをお勧めします。
室内を汚さないように気をつけよう
レンタカーで事故を起こした場合は、当然その責任を問われますが、社内の汚れも同様です。
少しの汚れであれば掃除してくれますが、例えばキャンプ道具で泥だらけにしたとか、シートを破ってしまったとか、あまりにも酷い場合はクリーニング費用を請求される場合もあります。
自分の車であっても汚さないようには注意しますが、慣れないキャンプ道具の積み込み等では特に注意しましょう。
なお、積み込みの際に車にガツンとキャンプ道具をぶつけてしまった、というのもよく耳にする話です。
その場合も修理費を請求される場合がありますので注意しましょう。
レンタカー会社の営業時間を確認しよう
これはキャンプに限った話ではないですが、レンタカー会社の営業時間を確認し、何時までに返却すれば良いかを覚えておきましょう。
24時間営業のところもあれば19時までのところもあるので、借りる会社ごとに都度確認が必要です。
キャンプをして帰るだけであればそこまで気にする必要はないですが、帰りに観光したり、友人を家に送っていったりするような場合は注意が必要です。
事故渋滞等で予期せぬ遅れが発生し、間に合わなくなってしまうこともあります。
返却時間に間に合わない場合、延長量を支払いの上、翌日の返却となることがあります。
延長量はまだしも、翌日は仕事や大学の講義などで返却に行けない場合もあります。
返却時間に遅れると面倒なことになるので、早め早めに行動を取るか、ニッポンレンタカーのような24時間営業のレンタカー会社を利用することをおすすめします。
(多少割高になります。)
自宅の近くで借りよう
キャンプでレンタカーを借りる際に気を付けることは、自宅、特にはキャンプ道具所有者宅の近くで借りることです。
都会でレンタカーを借りる場合は、一定の場所まで電車で集まることもよくあります。
しかしそれだと、レンタカーを借りた後にキャンプ道具を積み込みに戻らなければいけません。
電車で30分程度の場所であっても、休日の朝だと渋滞が発生したりして、1時間以上の時間をそこで無駄にしてしまうことがあります。
私の経験上、レンタカーはキャンプ道具を出す人の家の近くにし、積み込んだ後車で行くか、その最寄り駅を集合場所にするのが効率的です。
他の方も、キャンプ道具を出してもらう以上は最寄り駅まで来てくれると思います。
スポンサーリンク保険に入っていてもNOC(ノンオペレーション・チャージ)がかかる
先ほど、自然の中に入る以上は免責保険に加入しておくことをおすすめする、という旨を書きました。
一点注意が必要なのが、保険に加入していても、事故を起こした場合はNOC(ノンオペレーション・チャージ)というお金がかかることです。
もちろんレンタカー会社にもよりますが、大半の会社はNOC(ノンオペレーション・チャージ)を定めています。
ノン・オペレーションチャージとは所謂「休業補償」というもので、修理等でレンタカーが使用できない間の逸失利益(本来は発生していたはずの利益)を保証するものです。
正直納得いかない仕組みですが、大抵のレンタカー会社はこのノン・オペレーションチャージを定めているため、同意しないと車を借りられないので仕方ありません。
自走可能である場合は2万円、自走不可能な場合は5万円、というのがよくあるパターンです。
ただ最近は、このノン・オペレーションチャージを保証範囲とする保険プランも出てきました。
(勿論、保険料は上がります。)
※レンタカー会社によって異なります。
傷はしっかりと確認!安易にサインをしない
レンタカーを借りる場合は、最初に従業員の方と一緒に傷の有無等を見て回ります。
遠目に見て綺麗だとチェックが疎かになりがちですが、ここでサインをした内容で「同意した」ということになります。
返却時に傷を指摘された時に、借りる時に元々付いていた傷だったとしても、ここでサインをしている以上は文句の言いようがありません。
そのため、傷の確認は疎かにしてはいけません。
車体だけでなく、ドアやミラー、車体の下等にも注意が必要です。
トランクを開けた時にぶつけたと思われる傷があり、誰も心当たりはなかったが、サインしている以上は仕方ない、という話も聞いたことがあります。
そのため、出発前の確認は適当に行わず、しっかりと時間を取って確認するようにしましょう。
不当に要求された経験もある
過去の経験として、レンタカーで不当な要求をされたこともありました。
レンタカーを返却した後、後日電話がかかってきて「ヘコミがありました、修理費を払ってください。」と言われたのです。
実際にぶつけていませんし、返却時に傷もありませんでした。
それはレンタカー会社の従業員も一緒に確認の上返却しているので、後日になって傷を請求することはできません。
その旨主張したところ、あっさりと引き下がってくれました。
勝手な想像ですが、「レンタカーを移動させる際にぶつけてしまい、何とか客のせいにできないか試みたのではないか?」と思ったのではないか、とさえ想像しまいます。
しかしいずれにせよ、傷はトラブルになりやすいので、最初借りる時と最後返却する時はしっかりと確認することが大切です。
スポンサーリンク直予約よりも比較した後の方が安いことも多い
スケジュールに余裕がある場合に限りますが、レンタカーは比較サイトで借りた方が安い場合があります。
比較サイトは価格競争が起こっているので、利益率を削っても安くせざるを得ないのです。
自社に直接来るロイヤリティの高い顧客は、価格競争というよりも、プレミアムなサービスでおもてなしする方向にあります。
私がよく利用するニッポンレンタカーなんかも、勝手にプレミアム会員になり、専用のプレミアムデスクが使えたりします。
頻繁にレンタカーを利用するなら、同じところを利用してポイントを貯めたり、会員ランクを上げたりするのも良いですが、一回借りるだけなら比較サイトの方が安いこともあります。
コストを気にされる場合は、直予約と比較サイト予約での値段を確認し、よりお得な方を選ぶようにしましょう。
レンタカーで楽しくキャンプに行こう!
私は今では愛車を持ち、レンタカーを借りることはなくなりましたが、学生時代はたくさんレンタカーを利用しました。
格安レンタカーや、24時間のニッポンレンタカー等も利用しました。
特にニッポンレンタカーは利用頻度が多く、一時期プレミアムメンバーカードが送られてきてくるほどでした。
レンタカーを使ってアウトドアに行ったことも何度もあります。
色々な種類の車を運転できるので、非常に良い経験になったと今でも感じています。
レンタカーを借りる方はそれぞれの事情があると思いますが、学生の方は大いに有効活用して、素敵な思い出を作ってください。