今回は直接キャンプとは関係ない記事になりますが、車での移動がメインのオートキャンパーにとっては、少し興味がある記事かもしれません。
私は普段、Google mapsを使い、スマートフォンをカーナビ代わりに使用しています。
カーナビもついているのですが、地図データが少し古いので、使ってないんですよね。
その点、スマートフォンであれば地図データの更新も必要ないので、私のような使い方をしている方も多いと思います。
スマートフォンはエアコンの吹き出し口に装着するタイプのホルダーに取り付けているのですが、今回オートバックスで便利なホルダーを購入したので、ご紹介していきます。
AQは「オートバックスクオリティ」の略称
私が購入したのは、AQ.SHC-05という型番の商品です。
ワイヤレス充電機能がついており、スマホを近づけると自動でグリップしてくれ、充電を開始してくれるという優れものです。
「AQ」とは、オートバックスクオリティの略で、オートバックスのプライベートブランド商品であることが分かります。
似たようなスマートフォンホルダーは他の会社にもありましたが、AQシリーズがコスパが良かったです。
オートバックスに限ったことではないですが、プライベートブランドって本当に安いですよね。
自動開閉がものすごく便利!
この手のスマートフォンホルダーで便利なのが、爪が自動開閉してくれることです。
私は「iPhone XS Max」を使用していますが、スマートフォンのサイズが大きいため、こういったホルダーの類は入らないものも多くありました。
しかしAQ.SHCシリーズは大型画面を搭載するスマートフォンでも十分なサイズの爪があり、スマートフォンを取り付ければ自動で挟み込んでくれます。
▲両サイドの爪が自動開閉し、スマホをグリップしてくれる。
iPhone XS Maxが問題なく入ることから分かるように、爪はかなり大きめに設定されているため、大抵のスマートフォンは対応可能です。
なお、スマートフォンがワイヤレス充電に対応している場合、ホルダーに近づけるだけで爪が閉じて充電が開始されますが、対応していない場合はサイドのボタンを押すことでも爪が開閉します。
スポンサーリンク煩わしいコード不要!取り付ければ充電開始
AQ.SHCを使って率直に感じたのは、やはりワイヤレス充電は便利だ、ということです。
▲AQ.SHCシリーズの機能概要(出典 : オートバックス公式)
今まではスマートフォンに充電コードを挿し、それからホルダーに取り付けていました。
私はほとんどの買い物をスマホ決済で済ませてしまうので、コンビニに寄ったり、ガソリンスタンドに行ったりする度にコードを外してスマホを取り、また出発の時にコードを挿していました。
しかしワイヤレス充電になって、その煩わしい手前が一切不要になりました。
また、AQ.SHCにコードを取り付け、極力目立たないようにコードを束ねることで、これまで車内に散らかっていたコードがかなりすっきりしました。
スマホリング等を使用している場合は注意
AQ.SHCだけでなく、ワイヤレス充電に共通する注意点ですが、スマホリング等を取り付けている場合、充電されない可能性があります。
ワイヤレス充電ができない理由としては、二つ考えられます。
ワイヤレス充電は磁界の考え方を利用しているため、金属が間に挟まると阻害要因になります。
そのため、金属を使うようなリングやスマホケースを間に挟むと、ワイヤレス充電はできなくなる場合があります。
また、そもそも、充電器からスマホ本体が離れすぎるとワイヤレス充電は機能しません。
たとえ金属を使用しないようなものであっても、厚みのあるスマホケース等を使用している場合、うまく充電されない場合がありますのでご注意ください。
しかしワイヤレス充電が機能しない場合でも、給電は自動で停止しますし、サイドのボタンで爪は自動開閉しますので、それだけでも便利です。
とは言え、ワイヤレス充電の機能が丸々無駄になってしまうので、別の商品を選んだ方が良い、と言うことになるかもしれません。
AQ.SHCの種類は2種類
価格も安く、使い勝手の良いAQ.SHCですが、私が行ったオートバックスで販売されていたのは2種類です。
エアコン取付タイプのAQ.SHC-05と、吸盤取り付けタイプのAQ.SHC-06です。
もしかしたらAQ.SHC-01からずっと進化し続けているのかもしれませんが、私が購入したときは既に05まできていたので、以前のことは分かりません。
今後も進化し続けることが想定されますが、実際に使ってみて、05〜06でも機能としては十分だと感じました。
エアコン取付タイプ「AQ.SHC-05」
エアコンに取り付けられる車種であれば、個人的にはAQ.SHC-05がおすすめです。
エアコンの排出口に設置した方が運転席周りがすっきりするので、見た目や運転のしやすさに影響が出ます。
ただし、エアコンの排出口に取り付けると、エアコンを使った際に風を塞いでしまいます。
アームが長くて風を遮らない車載ホルダーもありますが、AQ.SHC-05はエアコンの風を遮ってしまうので、これが嫌な人はAQ.SHC-06が良いかもしれません。
吸盤取り付けタイプ「AQ.SHC-06」
AQ.SHC-06は、吸盤を使って取り付けるタイプです。
ダッシュボードの上やフロントガラス等につけることができるので、場所や車種を選ばずに使用することができます。
ただ、少し目立ちますので、この辺りは好みが分かれると思います。
なお、ダッシュボードは吸盤がつかないものもありますので、予め確認しておくことをおすすめします。
スポンサーリンクアウトランダーPHEVにAQ.SHC-05を装着
我が家の愛車はアウトランダーPHEVです。
ナビは純正のMMCSがついているので、その横のエアコンの排出口にAQ.SHCを装着します。
参考カテゴリ : アウトランダーPHEV
エアコンの排出口とワイパーのレバーの位置が少し近いため、ベストな設置とは言い難いですが、使用には特に問題はない程度には収まりました。
ワイパーは雨が降ると自動で動くので、あまりワイパーを操作する機会がない、というのも理由としてあるかもしれません。
また、エアコンへの取り付け部分のグリップがかなり強いため、今まで使っていた車載ホルダーと比較して、安定感は抜群でした。
▲AQ.SHC-05の取り付け部分。左の部品を回すと閉まる。
▲閉まった様子。手動のため、挟む力を調整できる。
個人的には、吸盤タイプのものは見た目が好きじゃないので、多少合わなくてもエアコンへの取り付けにしています。
エアコンの風が遮られるのも嫌じゃないわけではないですが、トレードオフの関係なので仕方ないですね。
感想、まとめ。ドライブを便利で快適に!
スマートフォンをワイヤレス充電する、という技術が出た時、正直意味が分かりませんでした。
電気を飛ばすのか?そんなわけないよな?という思いでしたが、どうやら磁界を使って充電するようですね。
昔小学校で、「コイルに電流を流して云々・・・」という実験をしたと思いますが、あれを頭が良い人が最新技術を使って応用すると、ワイヤレス充電ができるようです。
まぁ難しいことはよく分からないので調べてもらえればと思いますが(笑)、とにかくワイヤレス充電は便利です。
自宅でもワイヤレス充電を使っていますが、自宅の場合は操作しながら充電できないのがデメリットになります。
しかし車載ホルダーであれば、そのデメリットさえ解消できます。
ワイヤレス充電と車載ホルダーは本当に相性が良く、便利なので、遠出の多いキャンパーの皆様にもおすすめです。
ワイヤレス充電ができるスマホの車載ホルダーは他にもありましたが、私が見た中ではAQ.SHCシリーズのコスパが良かったです。
オートバックスもOEMで製造していると思いますが、聞いたこともない海外の格安メーカーのものを使うよりは、クオリティが高いと思います。
オートバックスに行けば実物を見ることができるかもしれないので、お近くにある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。