250ccの中型バイクで東京から九州ツーリングに行った話(前編)

この記事は約5分で読めます。

以前、中型バイク(VTR250-F、TW225)で北海道ツーリングに行った記事を書きました。

東京を出発点として、北は北海道から南は九州まで走ったことがあります。

北海道に行った時も青森まで一夜で突っ走り、そこから朝初のフェリーに乗るという結構無茶なプランでしたが、九州に行った時もまずは岡山まで突っ走りました。

段々体力が落ちてきているのを感じるので、もうここまで無茶はできないかもしれませんが、バイクは走り出すと楽しいので、意外と走れてしまう不思議があります。

リンク : 中型バイクで北海道ツーリングに行った話(前編)(日本一長い直線道路や層雲峡温泉、屈斜路湖等)

リンク : 中型バイクで北海道ツーリングに行った話(後編)(世界遺産の知床、美瑛、富良野等)

もし、無限に時間があるのなら、テントを背負って仲間と1ヶ月くらい放浪の旅したいものです。

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まずは東京から岡山まで走る

目的地は九州ですが、折角走っていくので、当然道中も色々と寄り道もしたいと考えていました。

これは新幹線や飛行機では味わえない魅力です。

しかし、最初に寄り道してしまうと、帰りに寄り道をする時間がありません。

学生の頃ではないですが、独身の時なので長期休みをフル活用してのツーリングです。

とは言え、休みを取れても一週間程度が限界なので、往路か復路のどちらかはほぼ真っ直ぐ走り、片方に楽しみを集中させる作戦をとりました。

好きなものを最初に食べる派か最後に食べる派か、といったところでしょうか。

私は好きなものは最後に食べる派なので、最初にとりあえず九州に向かい、道中の寄り道は帰りにすることにしました。

じゃあなぜ岡山に行ったのかって?

夕方から走り続け、夜が明けたのが岡山県で、眠気に勝てなかったからです。

途中で休憩も挟みましたが、東名高速を走り、山陽自動車道を使って岡山県までは10時間以上かかりました。

疲れも限界だったので、岡山で一回高速を降り、近くの温泉に行くことにしました。

岡山の温泉

岡山名物のきびだんごに舌鼓をうちながら、温泉で疲れを癒します。

温泉の後はまだ時間があるので、少し休憩室で仮眠・・・のつもりがそれなりに爆睡してしまい慌てて博多に向かうのでした。

博多へ向かい、志賀島を走る!

博多には、高校時代の友人に会いに行きました。

しかし、岡山で仮眠を取ったこともあり、博多に到着したのが夜の8時過ぎだったと思います。

途中、山口から九州に上陸した瞬間は、それは興奮したのを覚えています。

一先ずバイクを友人宅に置き、アルコールを補充します。

渇ききった喉と疲れと達成感で、最高に染み渡る一杯になりました。

もちろん、せっかく博多まで来たので、地元で有名な博多とんこつラーメンのお店に連れて行ってもらいました。

博多とんこつラーメン

お店の名前は忘れてしまいましたが、今見ても美味しそうなラーメンです。

そんなこんなで、記憶に残る楽しい夜を過ごしました。

 

そうは言っても大分疲れは溜まっていたので、翌日は爆睡の後、福岡にある「志賀島」を走りに行きました。

志賀島は南国を連想させる木々が生えた道が続き、とても走りがいがある道でした。

志賀島には知る人ぞ知る、「金印ドッグ」なるものが売っています。

志賀島の金印ドッグのお店

店舗の見た目もインパクト大で、地元では有名なお店なのだとか。

金印ドッグはホットドッグなのですが、ドネルケバブのように肉がたっぷり入っており、食べ応えがあったのを覚えています。

今もまだあるのかは分からないですが、あるのであればまた食べたい思い出の味です。

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雲ひとつない快晴の阿蘇山を走る

博多の友人はその次の日からは普通に仕事だったので、ここで別れてツーリング再開です。

この日は、博多から熊本県へ向かって走ります。

目的地は、活火山としても有名な阿蘇山です。

阿蘇山の火山活動の様子

火山ガスが噴出している様子を間近で見ることができますが、ガスの成分が濃いため、持病等によっては入れないこともあるようなのでご注意ください。

 

阿蘇山は山頂まで走ることができるので、観光とツーリングを同時に楽しめる場所です。

おまけに、その日は運が良く、雲ひとつない快晴でした。

阿蘇山の山頂に続く道は、緩やかなカーブが続く、いわゆるワインディングロードです。

バイクで走っていて、一番楽しい道ですね。

雲が全くなかったこともあり、頂上に向かって伸びるワインディングロードは、まるで空に向かって続くようでした。

阿蘇山の山頂へ伸びる道

この九州ツーリングは本当に天気によく恵まれました。

ツーリングの楽しさはかなり天候に左右されますが、毎回晴れるわけではない分、よく晴れた時は本当に最高の思い出になります。

湧出量日本一の別府温泉を堪能

熊本県で阿蘇山ツーリングを楽しんだ後は、そこからさらに大分県に移動します。

泊まる宿を大分県の別府温泉に取ってあったからです。

別府温泉は日本一の温泉湧出量を誇る名湯で、どうしても一度行ってみたい場所でもありました。

その日は温泉で疲れを癒し、連日連夜の酒盛りに興じるのでした。

まぁ、ツーリングして温泉入って、、ときたら、お酒を飲まない選択肢はないですよね。

旅行期間中はもちろん毎日飲みました。笑

 

翌日は別府温泉にある、「血の池地獄」等をバイクで回りました。

血の池地獄は、赤茶色の温泉が池になっている景勝地です。

血の池地獄

血の池地獄の他に、海地獄、龍巻地獄、白池地獄があり、これらを合わせて別府地獄めぐりと言います。

バイクは小回りが利くので、臨機応変に観光できるのが良いですね。

 

九州内のツーリングはこれで終了です。

後編は九州を離れ、絶景の角島大橋、しまなみ海道等を走ります。

後編には夕焼けが美しい場所がたくさん登場しますので、是非読んでみてください。

リンク : 夕焼けの角島大橋が美しい!中型バイクの九州ツーリング(後編)

仲間と日程を合わせてこれだけの旅をするのは、なかなかできないことです。

最近バイクに乗れていないので、たまには長距離ツーリングもしたいなーと思いつつ。

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