私はお酒の中でもビールが好きなので、キャンプ中でもビールをたくさん飲みます。
冬は熱燗も良いですが、夏はキンキンに冷えたビール一択です。
そんなビール好きな私ですが、今回、ビールを使って煮込む「牛ロースのビール煮」に挑戦してみました。
ダッチオーブン料理・・・なのですが、ダッチオーブンを忘れたので、普通のステンレス鍋で作りました。
でもしっかりと、角煮のようなとろける肉になって美味しかったです。
紹介するレシピは半オリジナル
今回作る牛ロースのビール煮は、半オリジナル料理です。
もちろん世の中には「牛ロースのビール煮」という料理はたくさんあるのですが、私が本当に作ろうとしたのは「牛もも肉のビール煮」だったのです。
しかしスーパーに行った時間が遅かったため、牛もも肉は売り切れでした。
そのため、レシピは牛もも肉のビール煮を参考に、売っていたロースを使って「牛ロースのビール煮」を作ることにしました。
他にもいくつか売り切れの食材があったため、ある程度適当に選んだところもあります。
また、盛り付けもしていないので、完成した見た目も全然おいしそうではないのですが、しかし味が美味しかったことだけは確認済みですので、ご安心ください。
ダッチオーブン推奨!しかし鍋でも美味しかった
牛ロースのビール煮は、ダッチオーブンを使った料理です。
そのため、レシピの紹介はダッチオーブンを使う前提で書いていきますが、私の場合は鍋を使って作りました。
というのも、家を出発して買い出し途中に「これ作ってみたい!」となったため、既にダッチオーブンを持って出発していなかったのです。
普通はそこで諦めますが、大雑把な性格の私は「まぁ鍋でも美味しくなるでしょ!」と、ダッチオーブンなしで作ることにしました。
繰り返しになりますが、とても美味しかったです。笑
なお、使用したのはPRIMUSのステンレスポットです。
私の愛用ギアの一つでもあります。
リンク : トライポッドに相性抜群なPRIMUSのステンレスポット
用意するもの、材料(2人前)
我流の「牛ロースのビール煮」の必要材料を書いていきます。
私たちは牛ロースのビール煮だけ作りましたが、非常にお米が欲しくなる味になりました。
もし余裕があれば、飯盒炊爨も合わせてやると良いかもしれません。
リンク : キャンプで簡単!飯盒炊爨のやり方と美味しいご飯を炊くコツ
以下、2人前の材料です。
- 牛ロース 200g~300g
- ウインナー
- もやし 2袋
- 小麦粉
- マジックソルト 少々
- コンソメ 少々
- ビール 500ml
ウインナーも美味しかったですが、ウインナーは別のお肉でも良かったかな?と思っています。
逆に私はもやし1袋で作りましたが、もやしは1袋では足りませんでした。
なお、マジックソルトとは、ハーブ等の風味がついた塩のことです。
これをかけるだけで色々な料理が美味しくなるので、おすすめの調味料です。
スポンサーリンク調理方法
調理方法は至って簡単で、一言で言えば「全ての具材をダッチオーブンの中に入れて煮込む」だけです。
それほど料理をしない男二人のキャンプでしたが、とても簡単でした。
- ダッチオーブンの中で、牛ロースの表面に焼き色をつける
- 焼き色をつけた牛ロースに小麦粉をつける
- ダッチオーブンに入れ、更にマジックソルト、コンソメ、ビール500ml、ウインナー、もやし(つまり全材料)を入れる
- ダッチオーブンに蓋をし、2時間程度煮込む(私は時間があったので4時間くらい煮込みました)
以上です。
私は以下のように牛肉を切りましたが、蓋を開けたら結構バラバラになっていたので、わざわざ切らなくてもよかったような気がしています。
もし切れていなくても、箸で簡単に切れる柔らかさになっているのでご安心ください。
肉がまるで角煮のようにとろける!
牛ロースのビール煮で最も驚いたのが、肉の柔らかさです。
頻繁に料理をする方からすれば当たり前なのかもしれませんが、私はあまりの肉の柔らかさに衝撃を覚えました。
こんな簡単にこんなに柔らかい肉が作れるのか!というのは、感動モノでした。
ダッチオーブンを忘れたので、あまり上手くいかないかも?と思っていましたが、個人的には大満足の味になりました。
豚の角煮等が好きな方であれば、きっと気に入ると思います。
スポンサーリンクおそらく何の肉でも美味くなる
今回私が選んだのは牛ロースですが、本当はもも肉を使うレシピを見ていました。
でもロースはとても美味しかったので、もしかしたら、もも肉よりロースの方が相性が良かったのかもしれません。
しかしもも肉はもも肉で、レシピに載っているということは、ちゃんと美味しくなるのだと思います。
そうなってくると、もしかすると何の肉でも美味しくなるのでは?という気さえしてきます。
さすがにばら肉のような薄い肉だと微妙ですが、ある程度固まりのある肉だったら、どこの部位でも結構おいしそうな気がします。
ぜひ色々試してみてください。
焚火料理にピッタリ!
牛ロースのビール煮は、長時間煮込む料理です。
バーナーで作っても良いですが、バーナーではガスが勿体ないです。
そのため、クワトロポッドや焚き火スタンド等を使い、焚き火の炎で調理するのが一石二鳥でおすすめです。
ダッチオーブンが煤で汚れるのがデメリットですが、焚き火を楽しみながら料理をすることができます。
なお、私は冬キャンプでレインボーストーブを使っていたので、その上で煮込みました。
牛ロースのビール煮を作っていなくても、暖を取るためにレインボーストーブは使っていたので、こちらも一石二鳥です。
リンク : スノーピークと中身は同じ!トヨトミのレインボーストーブで冬キャンプ
バーナーを使ってじっくり煮込むこともできますが、焚き火やストーブで調理するのがコスパもよくお勧めです。
感想、まとめ。料理をしない人でも簡単に作れる!
牛ロースのビール煮は、難しそうに見えてとても簡単な料理です。
コンソメやマジックソルトも「少々」ということで結構適当に入れましたが、また作ろうと思えるくらいには美味しく作ることができました。
肉のうまみや野菜のうまみが凝縮されているので、コンソメの量等が適当でも美味しくなるのかもしれません。
ただ入れて煮込むだけというのがまた手軽で良いですね。
とても簡単で、且つ焚き火やストーブと相性が良いので、これから冬キャンプで焚き火やストーブを楽しもうと思っている方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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