秋キャンプの持ち物と注意点!初心者は高機能キャンプ場を使おう!

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先日、キャンプはいつまでできるのか?という記事を書きました。

これは、「キャンプは夏にするもの!」と割り切っている方にとって、キャンプがいつまでできるのかということを記事にしました。

リンク : キャンプはいつからいつまでできる?4月、5月、9月、10月が境界

 

しかし、キャンプは夏限定ではないですし、個人的には秋や冬の方がキャンプは楽しいです。

タープを使ったキャンプ

・・・とは言え、私は秋や冬の静けさが好きなので、あまり流行るのも複雑な気持ちです。

空気が乾燥する季節は火災リスクが高まりますしね。

しかし、業界を応援する者としては、夏のキャンプ以外もぜひ盛り上がって欲しいのですが、自分が楽しむという観点ではあまり流行って欲しくない、というジレンマです。

これはあるあるではないでしょうか。

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10月~11月の秋キャンプ

10月~11月のキャンプは、夏にキャンプを楽しんだ後、もう少しキャンプを楽しみたい方におすすめです。

冬キャンプほどギアは必要ないですし、電源サイトを使えば厚手のシュラフがあるだけでも十分快適です。

車の積載に余裕がある場合は、家で使っていない布団を積んでいけばキャンプができます。

 

秋キャンプは少しの工夫で、初心者でも夏キャンプの延長として楽しむことができるのが魅力です。

夏にキャンプの魅力に取りつかれたなら、ぜひ秋キャンプにも挑戦してみてください。

秋キャンプの魅力が分かってくると、今度は冬キャンプにも行きたくなると思います。

そうして、気づいたら一年中キャンプをやっているマニアックな人になっていることでしょう。

秋キャンプは紅葉と温泉を楽しむ

秋キャンプの醍醐味と言えば、やはり紅葉と温泉です。

これは一般的な温泉旅行であっても同じかもしれません。

場所によっては大型の露天風呂を備えたキャンプ場もありますので、電源サイトを利用するという観点でも、ぜひ高機能キャンプ場を使ってみてください。

 

普通の温泉旅行と違うところは、温泉旅行の場合は宿泊場所は旅館になるので、大自然を肌で感じ続けることはできません。

旅館の窓から見える紅葉も美しいのですが、キャンプの場合は自分で気に入った場所にサイトを作るので、紅葉の見え方も自分次第です。

榛名湖オートキャンプ場の様子

 

夏キャンプは暑い中キンキンに冷えたビールを飲んで、皆でワイワイ会話を楽しむのが醍醐味の一つです。

しかし秋キャンプでは、どちらかと言うと静かに景色を楽しむ方向にシフトしていきます。

寒い中で暖かいものを食べる(飲む)美味しさも、ぜひ堪能してみてください。

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防寒対策は、電源サイトで電気ストーブで解決

夏にしかキャンプをしたことがない方におすすめなのが、AC電源サイトです。

秋キャンプは夏に比べると寒く、初めての方には「想像以上」と感じるかもしれません。

出来れば薪ストーブや石油ストーブ、湯たんぽ等の防寒具が欲しいところですが、まずは試しにやってみたい、と言う方も多いと思います。

 

そんな時におすすめなのが、電源サイトを使った電気ストーブです。

電気ストーブとレインボーストーブ

薪ストーブや石油ストーブと異なり、空間全体を暖める能力は弱いですが、秋キャンプであれば十分暖かさを感じることができます。

屋外の、肌寒い中でストーブを炊く楽しさを是非味わってみてください。

これぞまさにマッチポンプです。

 

電気ストーブを新たに購入する場合は、転倒時に自動消灯する機能が付いているものがおすすめです。

これがあるだけで安心感が大分違います。

なお、初めて電源サイトを使う方はこちらをご参考にしてください。

リンク : 電源サイトの使い方!最大アンペアを確認して快適なキャンプを!

就寝時は電源を切ろう

秋キャンプの夜はそれなりに冷えますので、ついついストーブをつけっぱなしで寝たくなることもあります。

電気ストーブであれば一酸化炭素中毒の危険はありませんが、火事の危険はあります。

テントのサイズにもよりますが、ちょっとした寝相で手足があたっり、シュラフが触れてしまい火事になることがあります。

リンク : 恐ろしいキャンプ事故の事例。事故を起こさないためには?

 

転倒防止付きの電気ストーブで、広いテントの端の方(逆側に倒れてもテントにぶつからない場所)に置けるのであれば、リスクは少ないかもしれませんが、それでもやはり推奨はできません

夜中急に風が吹き、テントが倒れるかもしれませんし、屋外なので何が起こるか分かりません。

電気ストーブの使用は自己責任ですが、様々なリスクがあることは頭に入れておきましょう。

秋キャンプ用シュラフの選び方

キャンプ用のシュラフは、適正温度として記載されている+5℃がおすすめです。

例えば、最低気温が10℃になる場所では、適正温度5℃のシュラフを用意するようにしましょう。

・・・と言うのはテンプレートですが、個人的には(表記上)-10℃〜-15℃くらいまで耐えられる、冬用シュラフを買ってしまっていいと思います。

 

もちろんキャンプ場の気温によっては暑いですが、この程度の暑さであれば調節可能です。

例えばシュラフの中では薄着で寝るようにする、だとか、シュラフの中に入らず、シュラフを開いて掛布団のように使う等です。

 

夏用シュラフ、春秋用シュラフ、冬用シュラフの3パターン用意しておくのがベストではありますが、保管の邪魔になりますし、お金もかかります

私は秋になったらもう冬用シュラフを出して寝ていますが、これと言って不便を感じたことはありません

秋キャンプまでしかやらないよ!という方でも、気が変わって冬キャンプもやりたくなるかもしれません。

「断固として冬キャンプはやらない!」という確固たる決意がある方は別として、基本的には冬キャンプ用のシュラフを買ってしまうことをおすすめします。

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標高が高い地域は要注意!雪や凍結も

秋キャンプで注意が必要なのが、積雪や凍結です。

秋キャンプと言われる時季であっても、標高の高い場所では雪が降る可能性もあります。

雪が降るような寒さの場所では、もはや秋キャンプではなく冬キャンプです。

シュラフだけで乗り切るのは厳しいですし、雪の重みでテントが倒壊する可能性もあります。

雪中キャンプの様子

(写真は秋キャンプではなく冬キャンプのものなのでご安心ください。)

 

自分が行こうとしている場所は何度になるのか、気温は良く調べておくようにしましょう。

紅葉が見えるような時季・キャンプ場であれば、基本的には雪が降るようなことはあまりありませんが、いずれにせよ予約前に調べておくことが大切です。

まとめ。秋キャンプは難しくない!まずは挑戦してみよう

夏にしかキャンプをしていなかった方がその延長で次に挑戦するのが、秋キャンプです。

多くの人がキャンプ道具を倉庫にしまった後の、少し静かなキャンプ場です。

 

夏に1〜2回だけキャンプを楽しむ人は、「趣味:キャンプ」と言う人は少ないと思います。

夏に海に行ったり、プールに行ったりする感覚と同じなので、趣味として明確に言う人は少ないのです。

(別に趣味だと言うことを咎めているわけではありません。)

 

しかし、秋キャンプを楽しむようになってからは、「趣味はキャンプです」と言っても良いのではないでしょうか。

秋キャンプがやりたくてこの記事を読んでくださった方は、間違いなく趣味としてのキャンプの領域に足を踏み入れています。

冬の夕暮れ

 

実際にやってみれば分かりますが、秋キャンプはそれほど難しいものではありません。

難易度は気温と天候によって決まると言っても過言ではないので、まずは比較的気温の高いキャンプ場で、晴れた日に挑戦してみてください。

一度挑戦すればノウハウがついてくると思います。

 

秋キャンプは夏と違った楽しさがありますので、ぜひその楽しさを味わってみてください。

そしてそれをきっかけに、冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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